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フジテレビがBIGINSQUAREとドラマ「個人的なタクシー」を共同制作! 韓国Webtoonを実写化2025/07/10 12:00

フジテレビがBIGINSQUAREとドラマ「個人的なタクシー」を共同制作! 韓国Webtoonを実写化

 フジテレビは、韓国のAIおよびリアルタイムコンテンツソリューション企業・GIANTSTEP(ジャイアントステップ)」の子会社であるBIGINSQUAREと共同で、イ・モセによるNAVERウェブトゥーン(Webtoon)を原作とした韓国実写ドラマ「個人的なタクシー」を制作することを発表。また、FODで本作を独占配信することも決定した。

 ドラマ「個人的なタクシー」は、予約制の特別なタクシーを舞台に、平凡ながらも特別な物語を持つ人々の人生を音楽とともに描いたヒューマン・ミュージックドラマ。視聴者に癒やしと共感を届ける感情的なメッセージを中心に構成されている。

 このプロジェクトは、フジテレビとBIGINSQUAREが共同制作契約を締結したものであり、韓国をはじめ、アジア、北米、ヨーロッパなどグローバル市場への展開が期待されている。共同制作会社のBIGINSQUAREは、2024年に製作したシネマ・アンソロジー・プロジェクト「ザ・キラーズ」を通じて、釜山国際映画祭、ニューヨークアジア映画祭、ファンタジア映画祭、シッチェス映画祭などに正式招待され、企画力と作品性を高く評価された実績を持つ。親会社であるGIANTSTEPのLEDバーチャルプロダクション(VP)技術とAIベースの制作手法を積極的に活用し、時空間の制約を超えた効率的な撮影環境と差別化された映像体験を実現する予定だ。

 また、ドラマ「個人的なタクシー」は韓国コンテンツ振興院が推進する「2025年 OTT特化型コンテンツ制作支援(IP確保型)」事業にも選定されており、安定した制作環境の中で完成度の高い作品づくりが進められている。制作には、「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」のモ・ワンイル監督、「梨泰院クラス」のキム・ソンユン監督ほか、キム・ジンウォン、チョン・チャングン、チャ・ヨンフンといった監督たちが設立したスタジオフローが参加しており、大きな注目を集めている。フジテレビは本プロジェクトを通じて、日韓両国の創造力と技術力を融合した新たな協業モデルを構築し、ドラマ制作力のさらなる強化を目指す。

 それぞれのエピソードにぴったりの音楽が流れ出す時、視聴者は頭ではなく、心でドラマにのめり込んでいく。音楽は、ドラマのエモーションを高めるだけでなく、楽しみをおくる。幅広い時代とジャンルの名曲を盛り込んだ「個人的なタクシー」は、あらゆる世代が気軽に楽しめる“ミュージックドラマ”として、何度でも見返したくなるドラマになりそうだ。

【コンテンツ情報】
「個人的なタクシー」
(全8話)
FOD
独占配信予定



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