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広瀬すず×木戸大聖×岡田将生、壮絶な愛と青春を描く「ゆきてかへらぬ」が配信2025/05/21 12:00

広瀬すず×木戸大聖×岡田将生、壮絶な愛と青春を描く「ゆきてかへらぬ」が配信

 Prime Videoでは、5月23日から、広瀬すずが主演を務め、木戸大聖岡田将生が共演する映画「ゆきてかへらぬ」を見放題独占配信する。

 「ゆきてかへらぬ」は、“文化の百花繚乱”の様相を呈した大正から昭和初期を舞台に、実在した男女3人の壮絶な愛と青春を描いた物語。脚本は「ツィゴイネルワイゼン」(1980年)や「セーラー服と機関銃」(81年)の田中陽造氏が40年以上前に書いたもので、多くの監督たちが映画化を熱望しながら実現することができなかった、いわば“知る人ぞ知る”幻の脚本だ。「滅多にない優れたシナリオ」とこの脚本に焦がれ続けていた名匠・根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンを取った。

【コンテンツ情報】
ゆきてかへらぬ
Prime Video
5月23日から見放題独占配信

京都。まだ芽の出ない女優、長谷川泰子(広瀬すず)は、まだ学生だった中原中也(木戸大聖)と出会った。20歳の泰子と17歳の中也。どこか虚勢を張る2人は、互いにひかれ、一緒に暮らし始める。価値観は違うが、相手を尊重できる気っ風のよさが共通していた。

東京。泰子と中也が引っ越した家を、小林秀雄(岡田将生)がふいに訪れる。中也の詩人としての才能を誰よりも知る男である小林。そして、中也も批評の達人である小林に一目置かれることを誇りに思っていた。男たちの仲むつまじい様子を目の当たりにして、泰子は複雑な気持ちになる。才気あふれるクリエーターたちにどこか置いてけぼりにされたような寂しさを抱いたのだ。

しかし、泰子と出会ってしまった小林もまた彼女の魅力に気付く。本物を求める評論家は新進女優にも本物を見いだした。そして、複雑でシンプルな関係が始まる。重ならないベクトル、刹那(せつな)のすれ違い。1人の女が、2人の男に愛されること――。それはアーティストたちの青春でもあった。

配給:キノフィルムズ



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