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「真田十勇士」ACEes・佐藤龍我が秀忠役に懸ける思いとは「一周回っていとおしさを感じて」2026/11/05 07:00

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「真田十勇士」ACEes・佐藤龍我が秀忠役に懸ける思いとは「一周回っていとおしさを感じて」

 岩本照が主演を務める、金曜ナイトドラマプレミアム「真田十勇士 SHADOWS OF THE TEN NINJA」(金曜午後11:15、一部地域で放送時間が異なる)がテレビ朝日系で放送中。猿飛佐助(岩本)、霧隠才蔵(中川大志)ら“不屈の忍たち”が絶対権力者・徳川家康(内藤剛志)を相手取って挑む不可能を覆す逆襲劇を描き、日本のみならず世界各地で反響を得ている。

 そんな本作で佐藤龍我(ACEes)が演じるのは、家康の息子・秀忠だ。偉大な父の期待に応えようと懸命に振る舞う一方、まだ一人前として認められず、強い劣等感を抱えており……。本作が時代劇初出演となる佐藤に、役作りの裏側や秀忠に感じる魅力、岩本ら共演者とのエピソードなどを聞いた。

初めて挑んだ時代劇。乗馬にもトライして「また練習したい」

――本作は世界照準の“超大型忍者時代劇プロジェクト”です。秀忠役として出演が決まった時はどのようなお気持ちでしたか。

「時代劇をやったことがなかったのもあり、率直にうれしかったです。秀忠のことは、もともと家康の息子だと知っていました。世間ではドジなイメージが大きいと思いますが……台本を読み込む中で、父上に認められようと素直に真っすぐに向き合う熱さに触れて、すごく好きになりました。秀忠を演じるのは楽しくて、とにかく彼の真っすぐさを伝えることを意識しています」

――時代劇初出演ということで、ファンの方にはカツラや甲冑(かっちゅう)を身に着けた佐藤さんの姿も新鮮に写るのではないでしょうか。

「いつもとは全然違う衣装なのと、姿勢を常に保っていなくてはいけなかったのもあり、現場ではずっと緊張していました。普段ステージ衣装を着ていますが、もう断然甲冑の方が重たくて……。特に、馬に乗るシーンは本当に大変でした。しかも撮影が夏だったので、甲冑の中はびしょびしょでしたが(笑)、気合で頑張りました!」

――撮影は京都・太秦で行っていたのですよね。

「はい。僕にとって時代劇はどこか遠い存在で、こんなに早く太秦で撮影できる日が来るとは思っていませんでした。セットなどもすごく豪華で、行くだけで背筋が伸びるといいますか、“しっかりしないと”と気が引き締まって。江戸にタイムスリップした感覚も味わえて、本当に感動しました」

――時代設定や言葉遣いなどもこれまで出演してきた作品とは違いますが、手応えはいかがでしたか?

「難しかったです。まず台本に書かれている言葉が全然分からなかったので、全部調べて、意味と合致させていって。なので、これまで出演したどの作品のセリフよりも覚えづらくて苦戦しました。撮影中には、(服部半蔵役の)中村獅童さんが僕の立ち居振る舞いを見て、『それだと女性的に見えてしまうから、こうした方がいいよ』などと優しくアドバイスをくださって。新たにたくさんのことを学ぶことができました」

――乗馬のシーンも登場しましたが、視聴者の方から「かっこ良かった」「凛々しくてすてき」など、称賛の声が上がっています。

「乗馬はクランクインの前に一度練習の機会があったのですが、馬と合わせて腰を動かすのが自然にできなくて、撮影してもらった動画を見ても違和感があって……。しかも、クランクインの日にすぐ馬に乗るシーンがあったんです。お芝居をしながら馬を扱って、手も動かすなど、何個も同時進行しなくてはいけないので大変でした。また乗馬の練習をしたいなと思いましたし、次の機会に生かしたいです」

――ACEesのメンバー・作間龍斗さんが以前大河ドラマで豊臣秀頼役を演じており、秀忠にとっては義理の息子になります。ライブのMCでも、この話題で盛り上がったそうですね。

「はい。確か、さくちゃん(作間)からそれを言ってきてくれたのかな。ACEesの中でそういう関係が生まれるのは面白いですよね。出演に関しても、みんな『おめでとう、頑張ってね』と言ってくれました」

「真田十勇士」ACEes・佐藤龍我が秀忠役に懸ける思いとは「一周回っていとおしさを感じて」

「筋トレや食生活のお話」大先輩・岩本照との撮影秘話も

――主演であり、佐助役の岩本さんは事務所の先輩でもあります。改めて、今回共演しての印象はいかがでしたか?

「実は、今回岩本くんとご一緒できたのはワンシーンだけなんです。でも、先輩とお仕事できる機会はなかなかないですし、岩本くんがジュニアの頃からご一緒させていただいていたので……共演できてすごくうれしかったです」

――撮影の合間など、何かお話できる機会はあったのでしょうか。

「メーク室で、筋トレや食生活のお話をさせていただきました。ただ、岩本くんはストイックすぎて、僕は全くその次元にいけていないなと。鍛える方もそうですが、食べる方もそうです。岩本くんは『食事は気にしていない』とおっしゃるのですが、それは体が出来上がっているからできること。僕は気にしないと体が元に戻ってしまうので……。いつか一緒にジムに行かせていただきたくて、これをずっと言い続けていきます!(笑)」

――連絡先は交換していないのですか?

「はい。それができていないんです……。この先まだジャパンプレミアもあるので(※取材時)、いつかチャンスがあったらいいなと。以前は一緒に音楽番組に出る機会もあったのですが、最近はお会いできる機会が全然なかったので、本当に貴重な時間でした」

――劇中では、父・家康役の内藤さんとの共演シーンが多い印象を受けます。内藤さんともお話をされたそうですね。

「家康としての内藤さんは迫力やオーラがありすぎて、声もダンディーで圧倒されました。撮影の合間には楽しくお話をさせていただいて。内藤さんは僕の事務所の方々との関わりも多くて、本番ギリギリまでそういうお話をしてくださるんです。いい意味でギャップがすごくて、その切り替えの早さにも驚きました」

――佐藤さんのファンの中には、まだ時代劇を見たことがなく、本作に対してまだ一歩踏み出せずにいる方もいらっしゃるかと思います。そういう方でも楽しめる、この作品ならではの推しポイントを挙げていただくと?

「アクションシーンがたくさんあるのと、CGやAIなど最新の技術も駆使しているので、小さい子から大人の方まで全員が楽しめると思います。その中で歴史も学べますし、ドラマオリジナルキャラクターも登場したりして、現代とのミックスが面白さの一つですね」

――秀忠に対しては、今後どのような視線で見守ってほしいでしょうか。

「情けない人ですが、最後には“いとおしいやつだな”と思われたいです。最後の最後まで、“こいつ、まじか”という感じですが(笑)、どこか憎めないかわいらしさもあるので、一周回っていとおしさを感じていただけたら。いい意味で癖がある役なので、少しでも印象に残ったらうれしいです」

――今後もまた時代劇をやってみたいと思いましたか?

「またやりたいです! 今回、僕はアクションがなかったので、次は殺陣もやってみたいなと。舞台では少しだけやったことがあるのですが、本格的な殺陣に挑戦したいです」

「真田十勇士」ACEes・佐藤龍我が秀忠役に懸ける思いとは「一周回っていとおしさを感じて」

【プロフィール】
佐藤龍我(さとう りゅうが)

2002年12月17日生まれ。神奈川県出身。ACEesのメンバーとしても活躍。近年の出演作はドラマ「ビリオン×スクール」(24年/フジテレビ系)、「コーチ」(テレ東系/25年)など。

【番組情報】
「真田十勇士 SHADOWS OF THE TEN NINJA」

テレビ朝日系
金曜 午後11:15~深夜0:15 ※一部地域で放送時間が異なる
※TELASA、Netflixで見放題配信。TVerで見逃し配信。

取材・文/片岡聡恵

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