高橋光臣、念願の「VIVANT」に“二重スパイ”役で登場!「中国語はかなり頑張りました」2026/09/05 12:00

堺雅人主演の日曜劇場「VIVANT」(日曜午後9:00)第2シーズンがTBS系で放送中。8月30日放送の第16話には高橋光臣がサプライズ登場し、視聴者からは驚きの声が上がった。
本作は、福澤克雄監督が原作・演出を手掛けた日曜劇場「VIVANT」(2023年/TBS系)の続編。自衛隊の非公認部隊「別班」の諜報員・乃木憂助(堺)と彼を取り巻く人々の暗躍を描く完全オリジナルストーリーだ。
第2シーズンでは、乃木が所属する“別班”と樊林杏(宮下今日子)が所属する多国籍の民間情報組織「Xinxi(シンシー)」の攻防が展開。9月6日に放送される第17話では、公安部・外事第4課の野崎守(阿部寛)の潜入捜査がシンシーにバレてしまい、絶体絶命の危機に。乃木による別班救出作戦にも大きな転機が訪れる。
高橋が本作で演じるのは、野崎が中国・北京駐在時代に使っていたエージェントの一人であるチョウ・ケイシ。しかし、実は“ダブルエージェント(二重スパイ)”だったことが明らかになる。
「第1シーズンには参加できなかったので、悔しい思いを抱きながら見ていました」と明かした高橋。今回念願がかない「VIVANT」初参加を果たした。福澤監督の演出のもと、海外ロケにも挑戦。そんな高橋が周囲からの反響や中国語セリフとの向き合い方、本作の面白さを語ってくれた。
海外で体感した制作陣の「VIVANT」に対する熱量

――今回、高橋さんは第2シーズンからの参加となりました。第1シーズンはどのように見ていましたか?
「『ぜひ参加したいな』とずっと思っていたんです。でも、第1シーズンには参加できなかったので、悔しい思いを抱きながら見ていました。続編はどうなるんだろうと気になっていたところ、海外ロケで大きく展開すると聞いて、『もしかして声が掛かったりしないかな』と、ひそかに期待していました」
――出演のオファーが届いた時はいかがでしたか?
「本当に声を掛けていただいて、しかも海外ロケにも参加できると聞いたので、相当うれしかったです。福澤監督の演出で、海外の撮影現場に入ってみたいという気持ちがずっとあったので、『ぜひやりたい』と思いました」
――実際に海外ロケをしてみていかがでしたか。
「海外でのロケは短い滞在でしたが、現地の方々にも参加してもらいながら、ライブ感のある撮り方をするんです。ハプニングもあって、撮影スタッフの皆さんは大変だったと思います。でも、あの空気は実際に現地へ行かないと撮れない画だと感じました。『VIVANT』が人気なのは、そういう細部へのこだわりもあるんでしょうね」
出演して気付いた「VIVANT」ファンの広がり

――チョウとしての登場に驚きの声も上がりました。高橋さんのもとにはどのような反響が届きましたか?
「今回、出演することは言えなかったので、『みんなどういう反応をするんだろう』と楽しみにしていました。ファンの方からは放送前から『出るんじゃないの?』『予告のあの声、光臣さんじゃない?』と言われていて。僕としては、『(小声で)そうなんだよ』って言いたい気持ちでしたけど(笑)」
――周囲の方からの反響で、特に印象に残ったものがあれば教えてください。
「一番びっくりしたのは、他の仕事でご一緒した方にも『VIVANT』ファンがたくさんいたことです。『チョウは光臣さんじゃないか』と、あちこちからメッセージや連絡が来ました。お笑いコンビ・ラパルフェの都留拓也さんからも、すぐに『「THE鬼タイジ」(TBS系)でご一緒だった時、そんなこと一切言っていませんでしたよね!』と連絡が来て(笑)。芸能界にも『VIVANT』ファンがこんなにいるんだ、第2シーズンもみんな期待して見ているんだと肌で感じました。他の作品ではなかなか経験したことがない反響でしたね」
阿部寛に感じた“大きな安心感”

――野崎を演じる阿部さんとは日曜劇場「DCU」(TBS系)以来の共演です。久しぶりにお芝居を交えて、いかがでしたか?
「阿部さんとは、撮影現場でずっと武術の話をしていました。阿部さんも習っていた経験があるので、笑い話をするというより、『うん……。大変だよな』ってお互いに分かり合う感じで(笑)。今回また阿部さんとご一緒できたのはうれしかったですし、撮影現場では大きな安心感もありました」
――チョウを演じるにあたり、意識したことはありますか?
「“二重スパイ(ダブルエージェント)”というワードがすごく好きなんです。二重スパイを描いた香港映画『インファナル・アフェア』も大好きなので、ワクワクしました」
――中国語のセリフは今回が初めてだと伺いました。
「役として中国語を話すのは初めてで、流ちょうに話せるようにかなり頑張りました。中国語を教えてくださった中国語監修の松尾淳一郎先生が、熱を入れて指導してくださったんです」
――ご自身の中国語の上達を感じる場面はあったのでしょうか。
「ロケ先で先生と食事をしていた時、近くの席で中国人のカップルがけんかをしていたんです。日本人だから中国語は分からないだろうと思ったんでしょうね。そこで先生に『中国語、通じますかね?』と聞いたら、『ちょっと言ってみてくださいよ』と言われて。試しに、第16話でチョウが毛じいさんの屋台で使った『一つちょうだい』っていう中国語のセリフをポロッと言ったんです。そうしたら、それまで話していた女性がピタッと黙って(笑)」
――すごいですね!
「『ちゃんと通じているんだ』と実感できたのは、すごく自信になりました。作品全体としても、中国語のクオリティーを上げようという熱量はかなり高かったと思います」
自分の役まで考察「出演者ごと驚かす作品」

――堺さんが一人三役を演じると聞いてどう思われましたか?
「びっくりしましたよ! 『リュウ・ミンシュエンは誰が演じるんですか?』『堺さんです』『堺さん!?』って(笑)。乃木とF(乃木の別人格)に続いて三役ですから、『ちょっと待って、分かんないぞ』って。撮影現場で聞いても教えてもらえず、福澤監督に聞こうとしても『とにかくやってくれ!』と言われて(笑)。本当に謎を持たされたまま撮影が進んでいくんです」
――そうした撮影現場も含めて、「VIVANT」の面白さをどこに感じていますか?
「普通なら『あの役は今後こうなるんじゃないか』と他のキャストが演じる役を考察すると思いますが、『VIVANT』では自分の役まで『もしかしたら、まだ……』と考察してしまう。演じている本人にも分からない部分があるんです。そこはすごく特殊ですね」

「見ている方はもちろん、演じている僕たちも展開に驚かされる作品なんです。制作陣が、出演者まで驚かせようとしているんじゃないかと思うくらい。僕も出演した人間ですけど、この先の展開はみじんも教えてもらっていません。ですから、視聴者の皆さんと同じように、最終回まで楽しみに追いかけていきたいと思っています」
演じる側さえ先を読めない仕掛けの中、視聴者とともに物語の行方を楽しみにしているという高橋。インタビューで語ってくれた海外での撮影風景は、本編放送後にTVerで配信された「VIVANT-Adventure Log-」#16でも公開中だ。

【番組情報】
日曜劇場「VIVANT」第2シーズン
TBS系
日曜 午後9:00〜9:54
文/TVガイドWeb編集部
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