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「VIVANT」第11話を振り返る 圧倒的スケールの裏にあった“2年越し”の撮影秘話2026/08/01 09:00

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「VIVANT」第11話を振り返る 圧倒的スケールの裏にあった“2年越し”の撮影秘話

 約3年ぶりとなる新シリーズの放送を開始したTBS系の日曜劇場「VIVANT」(日曜午後9:00)。7月26日に放送された第11話を見て、あらためて感じたのは、そのスケールの大きさだ。第1シーズンでも驚かされた壮大なロケや迫力あるアクションは、第2シーズンでも健在。日本の連続ドラマではなかなか見られない規模の映像に、「VIVANT」が帰ってきたことを実感した。

「VIVANT」第11話を振り返る 圧倒的スケールの裏にあった“2年越し”の撮影秘話

 第11話は、第1シーズンの最終回から直結する形で幕を開けた。神田明神で柚木薫(二階堂ふみ)とジャミーン(本間さえ)に「ただいま」と告げた乃木憂助(堺雅人)。しかし、別班の緊急招集を知らせる赤い饅頭(まんじゅう)を見つけたことで、再び任務へと動き出す。

 そこで明らかになったのは、別班員の高田明敏(市川笑三郎)、和田貢(平山祐介)、廣瀬瑞樹(珠城りょう)、熊谷一輝(西山潤)の失踪。さらに、バルカに残っていた黒須駿(松坂桃李)も姿を消しており、5人の別班員が一夜にして連れ去られるという緊迫した展開で、新たな物語がスタートした。

「VIVANT」第11話を振り返る 圧倒的スケールの裏にあった“2年越し”の撮影秘話

第1シーズン最終回の“続き”を約2年後に撮影

 そんな第11話について、飯田和孝プロデューサーから興味深い裏話が届いた。第1シーズン第10話のラストシーンを撮影したのは、2023年8月26日。その直後を描く第11話の同じ設定のシーンは、2025年6月29日に撮影されたという。物語の中ではわずかな時間しか経過していないが、演じる堺と野崎守役の阿部寛にとっては久々の場面。飯田Pは「映像上ではごく自然につながっているものの、実際には約2年の時を経ている」と明かし、「堺と阿部が一瞬にして時間をチューニングする姿に圧倒された」と振り返る。

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 さらに、日本橋三越前や日本橋三越本店の天女像前での大規模なロケも行われ、多くのエキストラが参加。今シーズンは日本各地でも撮影が行われていて、飯田Pは「協力してくれた人々への恩返しは面白いドラマを作ること、熱狂を届けること」だと語っている。画面越しにも伝わってきたスケール感の裏には、こうした撮影と多くの人々の協力があったようだ。「今後もその土地でしか撮れない映像をお届けします」としており、これからどんな場所が物語の舞台となるのかにも期待したい。

「VIVANT」第11話を振り返る 圧倒的スケールの裏にあった“2年越し”の撮影秘話

別班員5人が失踪、新庄に“95%”の疑惑

 物語も大きく動いた。失踪した別班員の行方を追う中、スーパーコンピューター・AIハヤト(声・高山みなみ)が情報を漏らした可能性が最も高い人物として挙げたのは、公安部・外事第4課の諜報員でありながら、テントの協力者「モニター」だった新庄浩太郎(竜星涼)。その確率は95%と算出され、新庄への疑惑が一気に深まることとなった。

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 一方、乃木は一瞬だけスマートフォンの電波を発し、その意図を読み取った野崎と日本橋三越本店の天女像前で合流。第1シーズンでは互いの動きを探り合っていた2人が、今度は手を組んで事件を追うことに。乃木と野崎の共闘も、第2シーズンで注目したいポイントの一つだ。

 また、印象に残ったのが黒須のアクションシーン。乃木家の守刀を手に、工作員と激しい戦いを繰り広げる。しかし、黒須は力尽き、相手に拘束されてしまう。こうした本格的なアクションを連続ドラマで楽しめることも「VIVANT」の魅力だろう。

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 その後、天才ハッカー“ブルーウォーカー”こと太田梨歩(花岡すみれ)の追跡によって、失踪した別班員5人が国外へ運ばれた可能性が浮上。移送先の一つがキプロスだと知ったノコル(二宮和也)が、ある人物に思い当たる。乃木とドラム(富栄ドラム)が現地で訪ねた先にいたのは、かつてテントの幹部だったアリ(山中崇)だった。別班員を連れ去ったのは誰なのか、そして、その目的とは何なのか。第11話だけでもいくつもの謎が提示された。

「VIVANT」第11話を振り返る 圧倒的スケールの裏にあった“2年越し”の撮影秘話
「VIVANT」第11話を振り返る 圧倒的スケールの裏にあった“2年越し”の撮影秘話

飯田P「見ている方々と一緒に作った第11話」

 反響について飯田Pは、視聴者がドラマに熱狂したり議論を交わしたり、元気になったという声が届いたことを受け、「そんな皆さまの声を聞けたことが何よりうれしい」とコメント。サプライズキャストの登場も話題となったが、「制作側はサプライズそのものを意識しているわけではなく、どのような形でオンエアを届ければ、皆さんが一番ワクワクするのかを考えて制作している。なので、皆さんのリアクションも含めて、見ている方々と一緒に作った第11話」と説明。第1シーズンから多くの視聴者を巻き込み、さまざまな考察を生んできた「VIVANT」。第2シーズンでも、どんなスケールの映像やアクションが飛び出すのか楽しみだ。

 連れ去られた別班員たちはどこにいるのか、新庄は本当に情報を漏らしたのか、そして再び現れたアリは何を知っているのか。第11話でまかれた謎が、この先どのようにつながっていくのか注目だ。

「VIVANT」第11話を振り返る 圧倒的スケールの裏にあった“2年越し”の撮影秘話

【番組情報】
日曜劇場「VIVANT」

TBS系
日曜 午後9:00〜9:54

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