松本人志もイジった“謎の男”!「DX」元Pの西田二郎氏がIT企業のCCOに2026/06/03 07:30

「DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)」の松本人志との生配信で絶妙な掛け合いを見せ、“謎の男”としてネットをざわつかせている名物テレビマンが、新たなステージに挑む。6月1日付で、株式会社エビリーの最高クリエイティブ責任者(CCO)に『ダウンタウンDX』の元プロデューサーの西田二郎氏が就任した。西田氏は昨年4月から同社の顧問として参画し、約1年間の協業を経て今回の就任に至った。
同社は、動画配信システムやYouTubeデータ分析ツールなどを手がける企業だ。西田氏によると、現在のYouTubeは長尺コンテンツやシリーズ構成など、テレビ番組に近い構造を持つ「準テレビ番組の時代」へと変化しているという。企業にとってもファンを育てる中長期的な戦略の場となっているが、感覚に頼った制作では成果の再現性に乏しく、データに基づいた客観的な視点が求められているという。
西田氏は「テレビを長年やってきて感じるのは、コンテンツが『面白ければ届く』という時代が終わったということだ」と厳しい現状を指摘し、「届くための設計が必要で、それにはデータが欠かせない。テレビで培ってきた企画・演出の経験と、エビリーが持つデータの力を組み合わせれば、企業のYouTube活用はもっと強くなれる。その可能性を信じて、CCOとして全力でコミットする」と熱いメッセージを寄せた。
これまでにも西田氏は、バラエティー番組の演出を手がけるだけでなく、「水曜どうでしょう」のディレクターとして知られる「藤やん」こと藤村忠寿氏とともに「一般社団法人未来のテレビを考える会」の代表として活動してきた。また、みちょぱ(池田美優)、吉村崇、のんらとともに、放送とYouTubeを融合させた新しいフレーム「越境放送」を開発するなど、テレビの枠を超えた挑戦を続けている。ダウンタウンの会員制配信サービス「DOWNTOWN+」にも参画しており、松本人志との生配信での掛け合いは大きな話題となった。さらに、エビリーでは西野亮廣を起用したYouTube番組の企画も行うなど、多方面で活躍している。
同社の中川恵介社長は「YouTubeは、お客さまから『テレビクオリティー』の番組制作が求められる時代に入った。企画・構成・演出まで含めた本格的なコンテンツづくりへの相談が企業から急速に増えている」と現状を明かす。そして「エビリーが創業以来培ってきたデータとデジタルの知見に、西田氏がテレビの最前線で磨いてきたクリエーティブの知見を掛け合わせる。この組み合わせでこそ、企業のYouTube活用を次のステージへと引き上げられると確信している」と、強力なタッグに期待を込めた。客観的なデータと名物テレビマンの圧倒的な企画力が融合することで、これからのYouTubeコンテンツの質が大きく進化していくことになりそうだ。
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