Feature 特集

「LOVED ONE」ディーン・フジオカ、初共演のバディ・瀧内公美の印象を「名前の通り……」2026/04/07 18:00

U-NEXT
「LOVED ONE」ディーン・フジオカ、初共演のバディ・瀧内公美の印象を「名前の通り……」

 ディーン・フジオカ主演のドラマ「LOVED ONE」(水曜午後10:00)がフジテレビ系で本日・4月8日より放送スタート。厚生労働省主導で新たに設立された法医学専門チーム「MEJ(メディカルイグザミナージャパン)」を舞台に変わり者の天才法医学者と崖っぷちのエリート官僚が難事件に挑む法医学ヒューマンミステリードラマだ。ディーンがアメリカ帰りの天才法医学者・水沢真澄を、共演の瀧内公美がMEJのセンター長・桐生麻帆をそれぞれ演じる。

「LOVED ONE」ディーン・フジオカ、初共演のバディ・瀧内公美の印象を「名前の通り……」

 本作で初共演を果たしたディーンと瀧内。脚本を読んだ際の感想やお互いの印象、ドラマへの意気込みを聞いた。取材中に繰り広げられた二人のコミカルな掛け合いにも注目!

――まずは、本作のオファーを受けた時の心境を聞かせてください。

ディーン 「まず、『LOVED ONE』っていうタイトルがいいですよね。最初は恋愛ドラマかなと思っていましたが(笑)」

瀧内 「同じくです(笑)」

ディーン 「ラブコメと思わせて、ミステリーと思わせて、実はヒューマン。そんなドラマになっています(笑)。『LOVED ONE』は法医学界で“ご遺体”のことを指す言葉だと後から知ったのですが、このドラマを表すのにピッタリですよね。一人一人の人生の幅や深み、奥行きがすべて『LOVED ONE』という言葉に内包されている感じがします。ドラマのお話をいただいた時、たまたま自分に近しい人が亡くなりまして。自分の人生のターニングポイントとしても、役者としても、このタイミングで本作に出会えたことは、すごく意義深いなと思い、今回のオファーを受けさせていただいた次第です」

瀧内 「私も『LOVED ONE』という言葉を初めて聞いた時、過去の恋愛から何かが始まる“出会い直しの話”なのかなと思っていました(笑)。その後、台本を読む中で、このドラマの肝は死に隠された真実を解き明かすことだと感じて。私の演じる麻帆は法医学について全く分からない中で現場へ放り込まれていく役柄です。『MEJ』の一員ではありますが、時にご遺族の方へ寄り添う役割や発言をする場面もある。麻帆の真っすぐな正義感を柔らかく伝えていければいいなと思いました」

――お二人の演じる役はどのような役ですか?

「LOVED ONE」ディーン・フジオカ、初共演のバディ・瀧内公美の印象を「名前の通り……」

ディーン 「頭脳明晰(めいせき)で冷静に謎を解く“ミステリーの部分”と理詰めでは到達できない“人の感情部分”から導き出すひらめきを持ち合わせているのが真澄です。直感的に『何かおかしい』と思ったものへの向き合い方がすごく敏感。目の前の事実をいちリスナーとして受け止めながら、一方で違和感に対しては、自分の中で対話することにより真相を突き詰めていく。こういった真澄の生き方は彼の中で一つのメカニズムになっているんだろうなと思います」

瀧内 「麻帆は厚生労働省の官僚として日々頑張っていた矢先、突然左遷を命じられて。しかも配属先は『MEJ』というよく分からない法医学関連の施設だし、なぜかそこのセンター長になる(笑)。私が思い描く麻帆のイメージは本当に“猪突猛進”。真っすぐ生きながらもちょっとドジなところがあり、日々てんやわんやになっている。『先生、どこ行くんですか?』なんて言いながら真澄先生についていくこともあるとてもかわいらしいキャラクターです。また、私生活では後輩に愚痴をこぼすなど人間味がある一面も。オンオフの姿を含めて、麻帆を皆さんに愛されるキャラクターにしていきたいです」

――真澄と麻帆、それぞれ役の魅力をどのようなところに感じていますか。

「LOVED ONE」ディーン・フジオカ、初共演のバディ・瀧内公美の印象を「名前の通り……」

ディーン 「男の子が小さい頃に公園のアリの巣をのぞいて昆虫博士のように振る舞うことってあるじゃないですか。真澄はその少年の興味の対象が虫から人間に移ったような、好奇心旺盛な人物だという印象を受けています(笑)。“観察者”としての目線に妥協がない分、周りとの摩擦も生じてしまうのですが、そこも真澄の面白いところ。本人は至って真っすぐピュアな気持ちで謎を解こうとするけれど、それでもぶち当たる壁があって。いろんな出会いや別れの中で気付きもある。でも彼には一貫して『矛盾』が一つの判断基準としてあって。自分の中で感じた違和感に対しては妥協せず、ちゃんと筋を通す姿勢が真澄のかっこいい部分です。あらゆる可能性を見逃さず、きちんと潰していくところにマメさも感じています。大胆だけどどこか繊細。まるで瀧内さんみたいな人ですよね」

瀧内 「いきなりきましたね(笑)。真澄先生はご遺体に対してすごく真摯(しんし)ですよね」

ディーン 「そうなんですよ。目の前にある絶対的な事実としての死。それを超えた先にある思いに対しても、真澄は真摯であり続けたいと思っています」

瀧内 「麻帆に限らず登場人物全員に共通して言えることですが、みんな信念を持って生きているところが美しいなと思います。麻帆は日々てんてこまいになっていますが、それは彼女が一生懸命生きているからこそで。彼女が官僚になったのも幼少期に味わった苦労が根底にあり、人々が安心して幸せに暮らすための制度を作りたかったからなんですね。そういう願いを抱くあたり、麻帆は人生に屈せず諦めず、非常に希望のある人物だなと思います。基本的には前向きな彼女ですが、内面はくよくよしている(笑)。加えてプライドもあるので、時には『クソっ!』と思うことも。豊かな性格は麻帆の魅力ですね」

――ディーンさんと瀧内さんは今回初共演、そして本日(取材日)が初対面だとか! お互いの印象はいかがですか?

「LOVED ONE」ディーン・フジオカ、初共演のバディ・瀧内公美の印象を「名前の通り……」

ディーン 「お名前通りの方だなと。繊細ながら瀧の内側にドラゴンを秘めている。そんな方です(笑)」

――「名前の通り」ということで「“公”に“美”しい人」ということかと思っていました!

ディーン 「まさかのドラゴンの方です(笑)。公美さんは瀧の内側に潜んでいるドラゴンのような静と動、大胆さと繊細さを兼ね備えた方になっています」

――ディーンさんの話を受けて瀧内さんはいかがですか?

「LOVED ONE」ディーン・フジオカ、初共演のバディ・瀧内公美の印象を「名前の通り……」

瀧内 「今日お話ししてみて、ディーンさんとなら3か月間楽しんで撮影ができそうだなと思いました(笑)。お優しい方だと分かり、今非常に安心しています(笑)。一緒にお芝居をするのが楽しみです」

ディーン 「そうですね。凸凹コンビでやらせていただきたいと思います」

瀧内 「凸凹コンビですよね、本当に(笑)」

――そんな凸凹コンビはこれからどんなバディになっていくのでしょう。

「LOVED ONE」ディーン・フジオカ、初共演のバディ・瀧内公美の印象を「名前の通り……」

瀧内 「どうなんですかね」

ディーン 「凸凹な感じになるんですかね」

瀧内 「でも二人でいれば案外フィットするんじゃないでしょうか。麻帆は最初真澄先生に対して『何なんだろう、この人』と感じていますが、一方で『先生についていけば大丈夫』と思える安心感もあって。麻帆にとっての真澄先生は、背中を押してくれるような、勇気をもらえる存在なんじゃないかなと思っています」

ディーン 「背中で生きざまを見せていく真澄でありたいなと思っています。視聴者の皆さんにもこのバディをね」

瀧内 「愛してほしいですよね」

ディーン・瀧内 「LOVED ONE(瀧内がハート=ラブ、ディーンがイヌ=ワンのポーズ)」

瀧内 「みたいな感じでやっていきたいと思います(笑)」

ディーン 「決まった! もう今日は勝ちです(笑)」

――初対面とは思えないほど息ピッタリですね! 真澄と麻帆の職場「MEJ」についても教えてください。

「LOVED ONE」ディーン・フジオカ、初共演のバディ・瀧内公美の印象を「名前の通り……」

瀧内 「MEJを一言で表すと『死は終わりではなく問いの始まりである』。ただ死因究明をするだけでなく、ご遺族の方の心情にも寄り添っていく。台本を読んだ時もそこが印象に残りました。麻帆をはじめとするMEJメンバーは、死者の声を代弁し、隠された真実を解き明かしていく役割があります。まさにご遺族の方々の“最後の砦(とりで)”です」

ディーン 「そうですね。MEJには組織として“解剖率を上げる”という目標が掲げられています。一方で、そもそもなぜ解剖や死因究明をするのかといえば、日常を共に過ごす人への思いやりや愛情が核心にあるのかなと。だからMEJがあることで『よかった』とか『何かあったらこの人たちに解剖してもらいたい』と思ってもらいたいですよね」

瀧内 「はい。私たちMEJは真実を解き明かす番人なので」

――MEJの遺族への寄り添い方にも注目したいと思います。最後に視聴者へ向けてメッセージをお願いします。

「LOVED ONE」ディーン・フジオカ、初共演のバディ・瀧内公美の印象を「名前の通り……」

ディーン 「法医学を通して一つずつ謎を解いていくミステリーの要素がありながらも、本作の軸であるヒューマンドラマの部分はずっと続いていて。ご遺体と向き合い、そこに隠された愛や遺された記憶のかけらをたぐり寄せていく。そういう人と人のつながりにフォーカスを当てたドラマになっていると思います。今隣にいる人とたわいない日常を送れることに良かったと感じられるような作品にしていけたらなと。全力で頑張るので楽しみにしていてください。ナマステ~。カムサハムニダ~」

瀧内 「(笑)。真澄×麻帆の凸凹コンビが、MEJの皆さんと隠された真実を解き明かしていきます。皆さまにはこのドラマを温かく見守っていただき、深く愛していただけるとうれしいです」

【プロフィール】
ディーン・フジオカ(でぃーん ふじおか)
1980年8月19日生まれ。福島県生まれ。主な出演作に連続テレビ小説「あさが来た」(2015年/NHK総合ほか)、大河ドラマ「青天を衝け」(21年/NHK総合ほか)、ドラマ「モンテ・クリスト伯」(18年/フジテレビ系)、「ちょっとだけエスパー」(25年/テレビ朝日系)、映画「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(22年)などがある。現在放送中のサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」では国民プロデューサー代表を務める。

瀧内公美(たきうち くみ)
1989年10月21日生まれ。富山県出身。2012年映画デビュー。以降、多くの映画・TVドラマに出演。主な出演作に連続テレビ小説「あんぱん」(25年/NHK総合ほか)、大河ドラマ「光る君へ」(24年/NHK総合ほか)、ドラマ「新空港占拠」(24年/日本テレビ系)、「クジャクのダンス、誰が見た?」(25年/TBS系)、映画「由宇子の天秤」(21年)、「国宝」(25年)、舞台「シッダールタ」(25年)などがある。

【番組情報】
「LOVED ONE」

フジテレビ系
2026年4月8日スタート
水曜 午後10:00~10:54

取材・文/TVガイドWeb編集部

U-NEXT

この記事をシェアする

U-NEXT

Copyright © TV Guide. All rights reserved.