岡部たかし、朝ドラ「ばけばけ」で自身が演じる司之介を評価「『もっと成長せぇよ』と(笑)」2026/02/18 08:15

NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜午前8:00ほか)で松野司之介役の岡部たかしからコメントが届いた。
髙石あかりが主演を務める「連続テレビ小説」第113作の同作は、ふじきみつ彦さんが小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻・セツをモデルに描く物語。明治という西洋化で急速に時代が移り変わるなかで、松江の没落士族の娘・トキ(髙石)と、縁あって松江で英語を教えることになった英語教師のレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)が出会い、文化や言葉の壁を越えて愛を育む。「怪談」を愛し、何げない日常を歩んでいく夫婦の姿を通して、埋もれていった人々の声をすくい上げる愛の物語だ。

岡部が演じるのは娘・トキのため不器用ながらも奮闘する司之介。演じてみて改めて感じた役の印象や周囲からの反響、熊本編の見どころなどを語った。
――番組の反響や放送を見ての感想を聞かせてください。
「視聴者の方や周囲から『面白い』など、好評の声をいただくことが多く、皆さんに楽しんでもらっていることを日々、実感しています。放送では自分の知らないシーンもあり、ヘブンのビールを探すシーンはこんなことしていたんだとか、みんなこんなスキップをしていたんだと笑いながら見ていて、完全に視聴者として『ばけばけ』を楽しんでいます。やっぱり、ふじきみつ彦くんの脚本は面白いなとか、自分もやってきたことなのに、全体で見てもすごいなと思ったりしています」
――司之介を演じていて、改めて思う役の印象を教えてください。
「演じながら、僕自身も『ええ加減にせえよ』『もっと成長せぇよ』と思うことはあります(笑)。でも、自分なりに司之介のことを愛して、脚本に忠実に演じています。司之介は思ったことをすぐに口に出しちゃう正直者です。正直がゆえに、思い付いたことが瞬時に行動と言動につながるし、それが家族のためであり、自分のためでもあるのだと思います。それによって周囲をいら立たせることもありますが、彼は真剣だし、正しいと思っていると思います。だから、司之介を演じる時は、アホを演じている感じにはならないようにしたいと思っています」

――ここまで撮影をして、印象に残っているシーンを教えてください。
「14週で、みんなで『だらくそが!』と叫ぶシーンです。このシーンは、松野家にとって『ついに、この時が来たか』という瞬間だと思います。トキは、ここで初めてタエ(北川景子)を“ママさん”と呼びましたが、あのトキの表情は、本当にグッと来るものがありました。あかりちゃんのすごいところは何回も見てきましたけど、あの日は特にすごかったですね。大人になったトキが、まるで子どものように声を上げて泣いていたので、初めてトキが松野家に来たシーンを思い出したりしました。今思い出しても涙が出て来そうです」
――松江から熊本に行くことになった司之介ですが、なぜその決断をしたのでしょうか?
「現代でも、故郷を捨ててどこかに引っ越すということは、なかなか勇気がいることだと思います。司之介にとっても、やっぱりものすごい決断だったのかなと思いますね。司之介にとって家族は大事だし、やっぱり家族と一緒にいたい。もう長屋に戻りたくないと言っていますし、表面的な損得勘定があることも本当だと思いますが、それよりも深い根底には、家族のことを思う気持ちがあるのだと思います。その両方があっての決断だと思います」

――後半の見どころ、視聴者の方へのメッセージをお願いします。
「熊本に行った司之介は、やることがなくて暇になります。あまりすることがないから、ちょっとのことでも大事件にしたりして、その辺のものがたりの展開もまた面白いなと思います。司之介は一生こんな感じで生きていくのかなと思っていますし、もう自分の人生を全うしてもらいたいですね。最後には、「あの人は、幸せな人生だったよね」と思われるような生き方してくれたらと思っています。家族としては、熊本で書生さんや女中さんが加わり、その中でみんながあんなこと言ったり、こんなこと言ったりするのが見どころだと思っています。ここでの会話劇は、ふじきくんの脚本の真骨頂だと思います。松野家の家族の形は、これからも変わっていくと思いますが、それは面白い変化だと思うので、視聴者の方にも、そのさまを見て楽しんでいただけたらと思います」

【番組情報】
連続テレビ小説「ばけばけ」
NHK総合
月~土曜 午前8:00~8:15 ※土曜は1週間の振り返り
NHK BS・NHK BSプレミアム4K
月~金曜 午前7:30~7:45
文/TVガイドWeb編集部
関連リンク
この記事をシェアする














