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「ばけばけ」、池脇千鶴が今後の展開に「“感慨深い”という言葉では表せない気持ちに」2026/02/06 08:15

「ばけばけ」、池脇千鶴が今後の展開に「“感慨深い”という言葉では表せない気持ちに」

 NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜午前8:00ほか)で、ヒロイン・髙石あかり演じる松野トキの母・松野フミ役の池脇千鶴からコメントが到着した。

 連続テレビ小説の第113作となる同作は、ふじきみつ彦さんが小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻・セツをモデルに描いた物語。明治という西洋化で急速に時代が移り変わるなかで、松江の没落士族の娘・松野トキ(髙石あかり)と、縁あって松江で英語を教えることになった英語教師のレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)が出会い、文化や言葉の壁を越えて愛を育む。「怪談」を愛し、何げない日常を歩んでいく夫婦の姿を通して、埋もれていった人々の声をすくい上げる愛の物語だ。

「ばけばけ」、池脇千鶴が今後の展開に「“感慨深い”という言葉では表せない気持ちに」

 池脇演じるフミは出雲大社の上官の家で育ち、出雲の神々の物語や生霊・死霊の話、目に見えないモノの話に詳しく、トキにもよく話を聞かせている優しくてしっかり者の母だ。トキの幸せを誰よりも願っているが、フミはトキとヘブンをどんな気持ちで見守っているのか。また「スタッフさんは困っているかもしれません」という、松野司之介(岡部たかし)ら家族との撮影の裏側を明かした。

――ここまで演じられてきて、現場の雰囲気はいかがですか?

「ばけばけ」、池脇千鶴が今後の展開に「“感慨深い”という言葉では表せない気持ちに」

「とにかく楽しい撮影現場です。こんなに楽しいのは初めてかもしれません。フミ自身が明るい人なので、そこに助けられているところもあり、撮影の合間の皆さんとの空気も『こんなにリラックスしていていいのかな?』と思うほど和やかです。髙石あかりちゃんは物おじしなくて、すごく頼れる方です。私はあかりちゃんの胸を借りているところが、かなりあります。緊張でドキドキしながら現場に行っても、あかりちゃんがブレずに構えていてくれているから安心できるんです。最近はクランクアップが近づいてきて、1日の撮影が終わると胸が詰まるような思いに駆られます」

――フミはトキとヘブンをどんな気持ちで見守っていると思われますか?

「ばけばけ」、池脇千鶴が今後の展開に「“感慨深い”という言葉では表せない気持ちに」

「第14週でトキとおじじ様(勘右衛門/小日向文世)それぞれの恋がいっぺんに成就した時は、もうあっけにとられて、夢なのか現実なのか分からないような状態でした。そのシーンの自分の顔が本当にほうけていたのを覚えています(笑)。結婚のあいさつパーティーで、ヘブンさんがみんなのうそについて言及した時は、トキが隠したいなら隠していいし、親がでしゃばることじゃないと思っていました。きっとタエさん(北川景子)も同じ気持ちで、親として一歩引いていたと思います。“娘は娘”というのが、タエとフミの分かり合っている部分ですね。結婚を機に引っ越した武家屋敷は広く、コソコソ声も『コソコソになってないやろ!』とツッコミたくなるほど狭かった長屋住まいとは大違い。お芝居の距離感も変わりました。あかりちゃんが演じるトキも大人びてきて、なんだか遠く感じますね。子トキ(福地美晴)の頃から見守ってきて、現代の“友達親子”のように仲良く買い物に行ったりするのが楽しかったので、少し寂しさも感じます。第18週でトキが石を投げられた時は、本当に腹立たしかったです。ヘブンさんと同じく、いち早く犯人を探してやり返しに行きたいぐらいの気持ちでした。トキ自身がヘブンさんのために我慢しているのに、親である自分が邪魔してはいけないとぐっと堪えましたが、あんな勝手なことをされたら母親としては許せません」

――司之介とフミのシーンについてはいかがですか?

「ばけばけ」、池脇千鶴が今後の展開に「“感慨深い”という言葉では表せない気持ちに」

「思い付いたことをなんでもポンポン言う司之介を、フミは本当は止めたいんです。どぎついことをストレートに言わんといて! と(笑)。食卓のシーンなどでトキとヘブンさんの会話に口を出す司之介にも入らんといて! と思っていますが、フミがその会話に入ったら輪をかけておかしなことを言うのも分かっているから、もう黙ってようという気持ちですね。トキが『父上、それ違うから』みたいな感じで話を進めてくれるのが、頼もしいです。司之介役の岡部さんとのお芝居も面白いです。根底に自分のセリフをきちんと覚えてちゃんと言わなくてはという気持ちはありますが、岡部さんが司之介として揺らがないから、私もフミとして好きにやらせてもらえています。岡部さんとのキャッチボールができている感じがしますね。岡部さんだけでなく、あかりちゃんも小日向さんも、ひらめいたことを前向きにやってみる、お芝居に対するアクティブさがあります。私たちは本番の前のリハーサル段階で初めてお芝居と動きを出すのですが、そこで好きなことをやってみて、違うと思ったらやめるので、スタッフさんは困っているかもしれません(笑)。『ばけばけ』は受け止めてくれるスタッフさんがいるからこそ、成り立っています」

――この先の見どころを教えてください。

「私はこの先のトキを思い浮かべるだけでうるっときて涙があふれるほどの、“感慨深い”という言葉では表せない気持ちになっています。この取材を受ける直前に、あかりちゃんがこの先に放送する第22週のシーンのロケの話をしてくれました。私は行っていないので『どうだった?』と聞いたら、『すごくいいシーンが撮れた』と話していたので視聴者の皆さんも楽しみになさっていてください。娘をこれからも応援していただけたらうれしいです」

【番組情報】
連続テレビ小説「ばけばけ」

NHK総合
月~土曜 午前8:00~8:15 ※土曜は1週間の振り返り
NHK BS・NHK BSプレミアム4K
月~金曜 午前7:30~7:45

文/TVガイドWeb編集部

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