玉木宏「プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮」で“最強の保険調査員”に挑む理由とは?2026/01/06

フジテレビ系で2026年1月8日スタートの木曜劇場「プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮」(木曜午後10:00)で、約9年ぶりにフジテレビ系ドラマで主演を務める玉木宏。
“保険金”が絡んだ事件や事故を調べる保険調査会社を舞台に、調査員たちが保険金詐欺の疑いがある事案の真相を突き止め、不正疑惑を解明していくさまを描く本作で、常識やコンプライアンスも何のその。沈着冷静な“最強”保険調査員・天音蓮役を担う玉木を直撃。本作にかける意気込みや、演じる役柄との共通点などを聞いた。
──「キャリア~掟破りの警察署長~」(16年)以来、約9年ぶりにフジテレビ系ドラマの主演とのことですが、率直な気持ちをお願いします。
「あれから9年もたっているんだなと、自分自身も驚きではありました。ただ、その年月を感じることなく、ほかの作品に触れるのと変わらない熱量で撮影に臨んでおります。撮影現場もいい空気が流れていて、初めて共演する方が多いのですが、人懐っこい方が多くてしゃべりやすい雰囲気なので、その空気感に助けられている部分はたくさんあります。撮影をすればするほど仲良くなっているなと思います」
──保険金を大テーマに掲げている本作で保険調査員役ですが、どうお感じになっていますか。
「その題材が面白いと思って出演を決めました。日本の保険は、いわゆる固いものしか扱われなかったりするけれど、外資系の保険だと、本作でも取り上げますが『幽霊に関しての保険』や、そんなことにまで保険がかけられるんだと驚く内容も実際にあるみたいです。僕が演じる天音は保険リサーチ会社の人間で、この保険は本当に支払ってもいいのかどうかを調査する人間。プラス元刑事という立場でもあるので、いわゆる刑事的な動きをすることもあります。多額の死亡保険がかけられていると、保険会社としては、それを本当に支払っていいのかをジャッジしなければいけない。実際、フィクションな部分もあると思いますが、すごくやりがいがある仕事なのだと感じています」
──玉木さんご自身は、天音との共通点があると思いますか。
「若い頃は、よく『何を考えているのか分からないタイプ』と言われていたので、そういう点では天音と似ているところがあると感じています。僕も天音も、心の内をすべて人に明かすようなタイプではないんです。ただ、年齢を重ねるにつれて、人と話すことがどんどん好きになってきて、会話そのものが楽しいと思えるようになりました。昔は、心の中を読まれるのが苦手で、人とあまり話したくなかったり、少し意地を張ってしまうところもあったんです(笑)。それなのに最近はプライベートな話を意外とたくさんしていて、家族を持ったことで変わった部分が大きいのかなと思います。今は、できるだけオープンにしていた方が、風通しがよくて気持ちいいですね」
──玉木さんが思うプロフェッショナルな人とは?
「僕たちは、まさにプロフェッショナルの集まりの中で仕事をしているんだと日々感じています。たとえば、カメラマンさんが『この画はこのアングルでいきます』と自信を持って示してくれると、その中で自分も全力で生きよう、応えようと思えるんです。そうした一人ひとりのプロフェッショナルが集まって作品が作られているんだと、つくづく実感しています。きちんと責任を持って仕事に向き合うことこそ、本当のプロフェッショナルなのだと思います」
──ご自身がプロフェッショナルであるために大切になさっていることは?
「今回、主人公を演じますし、作品の中でも主軸になってくるので、言い方を変えると“座長”としてちゃんと責任感を持って、最後まで体調も含めて全体を見ながらゴールを目指すということが、僕にとっての大事な仕事かなと思っています」
──天音はクセが強いキャラクターと聞いています。演じてみていかがですか。
「こういう役を演じる際、人が言っているセリフをヒントにすることがあります。岡崎紗絵さん演じる調査員見習い・栗田凛が、天音について『本当に性格が悪くて、口も悪くて……』と言うシーンがあるのですが、その言葉から、天音のとっつきにくさや、どこか意地の悪い雰囲気、ぶっきらぼうさを意識して役作りをしています。基本的には冷たく見える人物でいようかな、と(笑)。ただ、天音には心の奥に優しさがちゃんとあって、場面によってはふっと温かい言葉をかける瞬間もあるんです。そういう“柔らかさ”を丁寧に織り交ぜていくことで、“ただの悪い人間”にならず、奥行きのあるキャラクターとして成立するのではないかと思っています」

──天音と凛のコンビネーションの面白さはどうですか。
「凛は以前、(同業他社で働いてはいたものの→業種が異なるリサーチ会社にいたので)、まだ知らないことも多く、どこか頼りない部分があるんです。天音はそんな凛を『面倒だな』と思いながらも、結局は連れて歩いたり、さりげなく面倒を見たりしてしまう。その積み重ねによって、2人の関係は少しずつ良い方向へ変わっていきます。最初は距離があって、天音もどこか突き放すような態度を取っていますが、物語が進むにつれ、天音は次第に“お兄さん”的な存在になっていくはずです。最終話に向けて、2人が自然と信頼関係を築いていく姿を描けたらいいなと思っています。」
──撮影中の印象的なエピソードは?
「バディ感を出すために、休憩中も岡崎さんと話すことが多いんです。こんなに共演者と一緒にいることはなかなかないのですが、彼女は名古屋出身で同郷なので、初めて会う前から勝手に親近感が湧いていたんです(笑)。お会いしてみたらすごく人懐っこくて話しやすい方でしたし、いつでも明るいし、どんなに朝早くても変わらないテンションなので、『すごいなー』と思いながら楽しくやらせてもらっています」
──そんな時は名古屋弁で話しているのですか。
「お互い、そんなに名古屋弁をしゃべるタイプでもなかったので、そうでもないです。それも時代なのかな……。年々、方言で話す人が減ってきているような気がします。そういう会話もしました。あと、謎の美女役で出演してくださる女優さんも名古屋出身で、その方を含めてみんな同じ路線沿いに住んでいたので、その路線の話をして盛り上がりました。名古屋出身者は意外といるんです」
──天音を演じるにあたって大切にしているポイントは?
「クセが強い人間なので、単純にリサーチ会社で働く真面目な人になると面白みが欠けてしまうと思うので、元刑事という雰囲気や人に対してぶっきらぼうだったり、その一方でナンパな部分を見せたりと、ちょっとした行動で天音という人間の奥行きを出せたらと思います。セリフに関しては、台本でニュアンスをつかむだけではなく、監督と現場で生の会話をしてやりとりしながらリアルな方向性を求めることはよくします」
──天音は、手段を選ばない捜査をするそうですが、工夫している点があれば教えてください。
「例えば、ドアをピッキングするシーンでは、そういう時こそコミカルに見えるように演じました。ちょっとトゥーマッチな感じがするんですが、シリアスな感じやリアリティーを持たせるのではなくて、ライトな感じのやりとりが面白く見えるように工夫しました」
──保険に入っていることで安心を得る場合がありますが、玉木さんご自身で安心するためにしていることはありますか。
「家では子どもが窓から落ちないように、突っ張り棒を外側に取り付けて、子どもが通れないようにするなど、自分なりのアイデアを家中に取り入れています。もちろん、大人が力任せに押せば外れてしまうかもしれませんが、それでも“ワンクッション”あるだけで予防につながると思うんです。危ないと感じる場所を見つけると、『何かいい方法はないかな』と考えて工夫するようにしています。やり過ぎも良くないとは思いますが、ある程度はしっかり備えて、後悔のないように安全に暮らせる環境を整えていきたいと考えています。」
──プライベートで必ずやっているルーティンは?
「子どもと一緒に夜お風呂に入るんですけど、仕事に行く前に必ずシャワーを浴びてから出かけます。その習慣は若い頃からずっと変わらないです。そうしないと外に出る気にならないんです。それが何時であっても必ず朝はシャワーでリフレッシュしてから出かけます。昼に現場へ入る時でも、気持ちのリセットをして、『行くぞ!』という切り替えになっているような気がします。もう、習慣になっているので、そうしないと気持ち悪いですね(笑)」

【プロフィール】
玉木宏(たまき ひろし)
1980年1月14日生まれ。愛知県名古屋市出身。98年に俳優活動を開始し、2001年の映画「ウォーターボーイズ」で注目を浴びる。ドラマ「のだめカンタービレ」(06年/フジテレビ系)で千秋真一役を演じ、一躍全国的な人気に。以降も連続テレビ小説「あさが来た」(15年/NHK総合ほか)、「極主夫道」(20年/日本テレビ系)など多数の話題作に出演。3月13日には映画「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」の公開が控えている。
【番組情報】
「プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮」
フジテレビ系
2026年1月8日スタート
木曜 午後10:00~10:54
※初回は15分拡大
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【締め切り】2026年2月3日(火)正午
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取材・文/松下光恵
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