令和ライダー第7弾「仮面ライダーゼッツ」始動! 主演・今井竜太郎が新たな伝説に挑む2025/09/09 07:00

1971年に放送された「仮面ライダー」(テレビ朝日系)から54年。昭和〜平成の子どもたちを熱狂させてきたライダー人気は令和に入ってからも衰えることを知らず、9月には、“令和仮面ライダー7作目”の「仮面ライダーゼッツ」(日曜午前9:00/同系)が誕生する。
夢の世界で戦うエージェント・ゼッツは、シリーズ初となる“胸に巻く変身ベルト”が斬新なインパクトを与えるヒーロー。一方で、黒と緑が印象的なボディーに真っ赤な大きな目といったビジュアルが、初代の仮面ライダー1号を彷彿とさせる。
そんなゼッツに変身する万津莫(よろず・ばく)を演じるのは、20歳の今井竜太郎。歴史ある作品に出演することへの思いや自身にとっての仮面ライダーへの思い入れを語ってくれた。
──完成した「仮面ライダーゼッツ」はご覧になって、いかがでしたか?
「展開を知っている自分が見ても、すごく面白くて格好よかったです。同時に、あらためて作品を見ることで『もっとこうすればよかったな』という反省も生まれました。でも、そう思えるということは、1話を撮った時よりも成長できているのかもしれないですね」

──今井さんご自身、仮面ライダーシリーズのファンだったそうですが、初めて変身シーンを演じる時や、スーツアクターが演じるゼッツと自分の声が合わさった時はどう感じましたか?
「僕は、『仮面ライダーW』(2009年)と『仮面ライダーオーズ/OOO』(10年)、『仮面ライダーフォーゼ』(11年)がすごく好きだったんです。そんな自分が変身シーンをやることになって、緊張はもちろんありましたけど、“とにかく敵を倒さないと!”という気持ちで挑んだので、アツイ変身になったんじゃないかと思います。ゼッツの声を演じる時は、アフレコ自体が初めての経験だったので、とにかく緊張してしまって。うまくできずに悔しい思いをしたこともあったんです。でも、スーツアクターの新田(健太)さんのアクションがとにかく格好よくて。負けないようにしないとって、気持ちを引き締めて頑張っています」
──新田さんとはどんなコミュニケーションを?
「どういう声を出そうかとか、どこに声を入れようかとか、2人で話し合いながらゼッツを作り上げています。それに、僕がアクションに挑戦する時は『ここはこうしてみて』といったアドバイスもくれるんですよ。おかげで、格好いいアクションができているんじゃないかと思います」
──スーツアクターを始め、本作には多くの関係者が関わっています。制作発表会見では三嶋健太さんや古川雄輝さんが「支えてくださる皆さんのおかげ」と話していましたね。
「はい。みんなが一丸となって作り上げているからこそ、相当熱が入った作品になっています。そんな皆さんの力に少しでもなりたいと思っているからこそ、僕も全力で頑張ることができるんです。現場を自分が引っ張っていけたらと思ってもいるので、皆さんへの感謝を大事にする気持ちも忘れずにいたいですね」

──これまでの撮影で印象に残っている出来事はありますか?
「1話の冒頭です。素面でのアクションシーンがあったんですけど、あざだらけになるほど、体を張ったんです。それが“頑張った証”になったと思えるシーンになったので、ぜひ、見ていただきたいです!」
──TVerやTELASAで見逃し配信が見られますからね! 何度も見てほしいですよね。
「あの時の撮影は時間も長いし大変で…。『ここまでやるんだ!』とビックリしたんですよ。でも、そのおかげで、『これを1年やるんだな』という覚悟が決まりました(笑)」
──ゼッツに変身する前の莫は、高確率で不運なことに巻き込まれる残念なキャラクター。ヒーローとして活躍するゼッツとのギャップをどう見せようと意識していますか?
「現実の莫は“人を助けたい”という強い意志はあるけど、どこかふわふわしていて空振ってる感じがあるんです。なので、面白さを出すために、リアクションを大きくするなど、少し大げさに演じています。反対に、夢の世界で戦うエージェントになる時は、とにかく格好よくを意識して。無敵のエージェントでもあるので、余裕のある雰囲気を出すことでギャップが出せたらいいなと思って演じています」

──これから1年続く「仮面ライダーゼッツ」。この作品ならではの魅力を挙げるとすると?
「『仮面ライダー』はとても長いシリーズですが、時代が進むにつれて、その姿や特徴も変化していっていると思うんです。装飾や武器が増えたり、どんどん格好よくなってきたと思うんです。ゼッツは初代の仮面ライダー1号のように、己の肉体をメインで戦います。それがすごく格好いいと僕は思うし、仮面ライダーの新しい歴史になっていく作品になるんじゃないかと感じるんです。だからこそ、歴代仮面ライダーを演じてきた先輩方の気持ちであったり、作品に対する思いだったりを背負いながら、僕自身の熱い気持ちを込めて作品に向き合っていこうと思っています」
──今井少年もそうだったように、仮面ライダーに憧れる子どもたちへのメッセージを。
「僕自身、“クールで格好よくて無敵”という存在に憧れていたし、そうなることが夢でした。ゼッツはそんな存在にぴったりなので、僕が感じていたような思いを、みんなにも持ってもらえたらうれしいです!」
──かつて子どもだった大人たちにもメッセージをどうぞ。
「ストーリーがしっかりしていてお芝居にも力を入れている作品です。それに、“夢の中で戦うエージェント”ならではの戦い方をするアクションシーンもあるので、大人の方にも楽しんでいただけると思います」
──今後の展開を楽しみにしているファンの皆さんに、2話以降の見どころを教えてください。
「自分が変身できるということを知った莫が、現実世界でどう生きていくのかが注目ポイントです。そして、これからゼッツは何をしていくのか。夢の主を守ることが第一だとは思うけど、その先に何があるのかが今後見えてくると思います。それが予想できたら、さらに楽しく見られるんじゃないかな」
──最後にこぼれ話を。今井さんご自身が夢の中で活躍できるとしたらどんなことをやってみたいですか?
「温かくて、時間がゆっくり流れている海辺に行って、砂浜で寝転びたい。そんな場面を自由に操れたら最高です!(笑)」

【プロフィール】
今井竜太郎(いまい りゅうたろう)
2005年6月2日生まれ。埼玉県出身。2021年に出場した「FINEBOYS」専属モデルオーディションを経て、同誌レギュラーモデルを務める。俳優としてはこれまで、「GTOリバイバル」、「ビリオン×スクール」(2024年/ともにフジテレビ系)などに出演。
【番組情報】
「仮面ライダーゼッツ」
テレビ朝日系
9月7日スタート
日曜 午前9:00〜9:30
【プレゼント】

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【締切】2025年10月7日(火)正午
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※ご当選者さまの住所、転居先不明・長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
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取材・文/TVガイドWeb編集部
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