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「ほとんど一緒じゃん」と思われたら…伊藤淳史「べらぼう」で二代目・大文字屋市兵衛として続投!2025/06/01

「ほとんど一緒じゃん」と思われたら…伊藤淳史「べらぼう」で二代目・大文字屋市兵衛として続投!

 NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜午後8:00ほか)で、5月25日放送の第19回にて惜しまれながら命を落とした大文字屋市兵衛。6月1日放送の第21回から、早くも“二代目・大文字屋市兵衛”として再登場することが明らかになった。演じるのは引き続き伊藤淳史。初代に続いて二代目も演じることとなる。

 横浜流星が主演を務める「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから、喜多川歌麿や葛飾北斎などを見いだし、“江戸の出版王”として時代の寵児(ちょうじ)になった“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜)の生涯を笑いと涙と謎に満ちた物語として描くもの。脚本は、大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)やドラマ10「大奥」(23年)など数多くのヒット作を手がけてきた森下佳子さんが担当している。

 二代目の市兵衛は、初代の意志を継いで女郎屋を守りながら、お抱えの売れっ子花魁・誰袖(たがそで/福原遥)とともに、田沼意知(宮沢氷魚)の政治工作に加わるなど、物語の新たな鍵を握る存在。初代とはまた違う側面を見せてくれそうだ。

 伊藤は「友人、知人に『大文字屋、死んじゃったね、もう出ないんだね』と連絡をたくさんもらって、早く21話が放送されてほしいという思いで2週間過ごしていました!」と語り、「実は最初に大文字屋のオファーをいただいた時点で、二代目のことも伺っていて。再びこの役を演じられることが本当に光栄でした」と喜びをにじませる。

 役作りについては「キャラクターの変化をどう表現するかとても悩みましたが、視聴者の皆さんがほっこりできるような、厳しさの中にも優しさがある人物にできたらと思っています」とコメント。「『初代も二代目も、ほとんど一緒じゃん』と思わせてしまったら申し訳ないです! 同一人物が演じておりますので、その点は寛大な心で受け入れていただけたら(笑)」とユーモアも交えて呼びかけた。

 最後には「まだまだ続く蔦重の人生を、ぜひ最後まで見届けていただけたらうれしいです」と締めくくっている。

「ほとんど一緒じゃん」と思われたら…伊藤淳史「べらぼう」で二代目・大文字屋市兵衛として続投!

【番組情報】
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」
NHK総合
日曜 午後8:00~8:45ほか
NHK BSプレミアム4K
日曜 午後0:15~1:00ほか
NHK BS・NHK BSプレミアム4K
日曜 午後6:00~6:45

文/TVガイドWeb編集部



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