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ゴシップ誌の芸能記者を演じるみのすけ「『ブギウギ』に初めて登場する悪役かもしれないですね」2024/02/20

ゴシップ誌の芸能記者を演じるみのすけ「『ブギウギ』に初めて登場する悪役かもしれないですね」

 NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「ブギウギ」。大正の終わりごろ、大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘で、歌って踊るのが大好きな天真らんまんな女の子・花田鈴子が、小学校を卒業し歌劇団に入団。さまざまな困難に見舞われながらも大スター歌手への階段を駆け上がっていく物語だ。今回は、芸能記者・鮫島鳥夫役のみのすけが、役柄への思いや作品の見どころを語った。

 朝ドラ出演は初めてだというみのすけは、「大河ドラマには2度ほど出演させていただきましたが、『いつになったら呼ばれるのかな?』とずっと思っていたので(笑)、今回『やっと呼ばれた!』と念願がかないました。朝ドラは、家族や親戚など身内の喜び方が違うことも、うれしいことの一つですね」と喜びを明かした。

 自身の演じる役柄については「鮫島という男は、三流ゴシップ誌で記事を書く昭和の時代ならではの芸能記者です。今でこそ記者は匿名なことも多いですが、この時代は顔を出して、嫌な質問をぶつけて、自分の望んだ通りの答えを引き出すといった、ふてぶてしく泥くさい記者がたくさんいたのかな?と思います。『ブギウギ』に初めて登場する悪役かもしれないですね。台本を読んで、なぜだかすんなり違和感なく、気持ちよく演じています(笑)。これまで悪役を演じることは何度かありましたが、鮫島は比較的自分の肌に合うヒール役ですね。僕は、脚本を手がけた足立紳さんが描く世界観が大好きなんです。『立派な人』よりも、弱い立場の人間が立ち上がるというか、市井の人々の姿にフォーカスしていく物語が足立さんの真骨頂だと思います」とコメント。

ゴシップ誌の芸能記者を演じるみのすけ「『ブギウギ』に初めて登場する悪役かもしれないですね」

 ヒロイン・趣里の印象については「自分が所属する『ナイロン100℃』の劇団員が趣里さんと共演したこともあったりして、お会いすればあいさつをする関係でした。今回が初めての共演になりますが『初めまして』とは思えず、前から知っている感じで、近い距離感でお話できました。趣里さんはヒロイン・福来スズ子のように前向きです。僕が現場に入った時がちょうどスズ子のコンサートのシーンで、『スズ子の役はセリフも多いし、歌も踊りもとやることがたくさんあるけれど、この役をやりきればきっと何だってできるよ』ということをお伝えしました」と振り返った。

 最後に、視聴者に向けて「初めての朝ドラなので緊張もありましたが、現場は楽しく良い雰囲気でした。鮫島はヒール役ですが『なんだアイツは』とお茶の間の皆さんがざわつきながら見てもらえたらうれしいです」と呼び掛けた。

ゴシップ誌の芸能記者を演じるみのすけ「『ブギウギ』に初めて登場する悪役かもしれないですね」

【番組情報】

連続テレビ小説「ブギウギ」
NHK総合
月~土曜 午前8:00~8:15ほか ※土曜は1週間の振り返り
NHK BSプレミアム・NHK BS4K
月〜金曜 午前7:30〜7:45ほか

NHK担当/kizuka



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