「グレイトギフト」第2話も波乱の展開が！今夜、早くも“ギフト”の新たな犠牲者が…？2024/01/25

　テレビ朝日系で放送中のドラマ「グレイトギフト」。「ラストマン-全盲の捜査官-」「マイファミリー」「TOKYO MER～走る緊急救命室～」（すべてTBS系）などを手掛た脚本家・黒岩勉さんが、大学病院を舞台に描く完全オリジナルのサバイバル医療ミステリーだ。

　第1話では、ラストに明鏡医科大学付属病院の理事長・奥野信二（坂東彌十郎）が“ギフト”の新たな犠牲者となるという、衝撃的な幕引きとなった「グレイトギフト」。第1話放送終了後、TVerの見逃し配信は130万回再生を突破し（ビデオリサーチにて算出：1月18〜22日）、視聴者からも「どんどん引き込まれる！」「この冬一番面白いドラマになる予感」「誰か、右京さん呼んできてぇ!!」とますます注目が集まっている本作だが、今夜1月25日放送の第2話でも新たな展開を迎えそうだ。

うだつの上がらない主人公は、今夜も窮地に立たされる!?

　第1話では、主人公・藤巻達臣（反町隆史）が殺人球菌“ギフト”を発見したことで、その事実を公表するか、隠蔽（いんぺい）するか、藤巻の苦悩や葛藤とともにスピーディーな展開が描かれたが、その中で、明鏡医科大学付属病院の心臓外科医・白鳥稔（佐々木蔵之介）の裏の顔も終盤には明らかとなった。患者のことを最優先し、より良い医療を追求するための院内改革を進めてきた白鳥、誰よりも患者思いであったはずの彼がギフトとの出合いによって、その正義は暴走。ゆがんだ正義が新たな犠牲者を生み出し、まさに、善から悪に足を踏み入れた瞬間であった。

　さらに、藤巻のもとに届いた1通の手紙、「私の球菌を勝手に使いましたね。代償を払っていただきます」も気になるところ。手紙の送り主は誰なのか、なぜギフトの存在を知っているのか、この作品の注目ポイントの一つでもある“真犯人”と藤巻の静かな戦いの火ぶたが早くも切られることに。手紙の存在に疑心暗鬼になる藤巻だが、そんな彼は今夜も容易にはいかないようだ。

　奥野の死因は「急性心不全」とこれまでのギフトの被害者と同様の結果が出たことで、ほっと一安心しかけた藤巻。ところが、警視庁の元捜査一課刑事・神林育人（尾上松也）が、“ある違和感”を覚えたことで事態は急転。なんと、行政解剖を決断することに。遺体の中で残り続けるギフトの証拠隠滅を白鳥から命じられていた藤巻にとっては想定外すぎる出来事。その事態に藤巻がどんな様子を見せるのか、このスリリングな展開がどんな結末を迎えるか、気になるばかりだ。さらに、第1話でギフトの存在に気付いていた検査技師・久留米穂希（波瑠）も藤巻に近づくようで…？

白鳥の腹心・郡司にも不穏な動きが…？

　一方、本作の公式Xでは第2話の“あるシーン”が先行公開。公開されたのは、心臓外科の医師・郡司博光（津田健次郎）と看護師長・鶴下綾香（片山萌美）がホテルで共にするシーン。「なんで藤巻が教授になったのか、理由が分からない」「ずっと白鳥先生を支えてきたのは俺なのに」と、同期でありながら内心は見下していた藤巻に対して、郡司が心のうちを明かす気になるシーンとなっている。

　さらに、第1話にあった「急性心不全の患者が出たら教えてほしい」というセリフや、「あの人との関係は終わりにしてね」「妻とはとっくに破綻している」という2人の掛け合いも気になるところ。全貌が分からない今、郡司を演じる津田さんの渋い声がただただ響き渡っている最高の動画となっているのだが、このシーンは何を示すのか。ぜひオンエアで確かめていきたい。

第2話（1月25日放送）あらすじ

　より良い医療を提供するための改革を実行すべく、闇深き医療界の頂点に立とうと決意した明鏡医科大学付属病院の心臓外科医・白鳥。だが、その崇高な理念は暴走。同院の病理医・藤巻が発見し、ひそかに培養していた殺人球菌“ギフト”を悪用。権力争いで敗北したライバル・奥野理事長を殺害してしまった！

　これまで“謎の真犯人”がギフトを使って命を奪った2人の患者同様、奥野は急性心不全と診断され、事は白鳥のもくろみ通りに進むかに見えた。ところが、“ある違和感”を覚えた警視庁の元捜査一課刑事・神林が行政解剖を決断。重い心臓病で入院する妻・藤巻麻帆（明日海りお）の手術を盾に、白鳥から殺人の証拠隠滅を命じられた藤巻は、良心の呵責（かしゃく）にさいなまれながらも、遺体の中にまだ残っているギフトを消滅させようとするのだが…!?

　時を同じくして、白鳥から藤巻にさらなる指令が下る。「私の球菌を勝手に使いましたね。代償を払っていただきます」――奥野が殺された直後、藤巻が受け取った消印のない脅迫状。この手紙を書いた“真犯人”を特定しろ、というのだ。そんな中、奥野の死に疑念を抱いた検査技師・久留米が藤巻に接近。さらに、またも不審な手紙が藤巻のもとへ届き…！　さまざまな脅威に翻弄（ほんろう）される藤巻。そんな彼の目の前で、あろうことか“新たな病院関係者”がギフトの餌食となってしまう。