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清水くるみ、「卒論で朝ドラ研究をしていたので、ブギウギへの出演が決まってうれしくて泣きました」2023/10/23

清水くるみ、「卒論で朝ドラ研究をしていたので、ブギウギへの出演が決まってうれしくて泣きました」

 10月2日からNHK総合ほかでスタートした連続テレビ小説「ブギウギ」。大正の終わりごろ、大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘で、歌って踊るのが大好きな天真らんまんな女の子・花田鈴子が、小学校を卒業し、歌劇団に入団。さまざまな困難に見舞われながらも大スター歌手への階段を駆け上がっていく物語だ。そんなヒロイン・スズ子(趣里)が所属する梅丸少女歌劇団(USK)の同期・リリー白川を演じる清水くるみが、役柄への思いや作品の見どころを語った。

 出演が決まった際の感想として「連続テレビ小説『てるてる家族』(2003年)を見たのがきっかけで女優を目指したので、朝ドラは自分の中ですごく大きな存在です。大学の卒論で朝ドラ研究をしたほどです。15年間芸能活動をやってきて初の朝ドラ出演で、いままでいつかは出演したいとずっと思っていたので、『ブギウギ』に出演できることになって本当にうれしくて泣きました」と熱烈な朝ドラ愛を告白。

 自身が演じる役柄については「ぶりっ子な役なのかなと思っていたのですが、台本を読んでみると“女子に嫌われない女子”という印象です。憎めない感じになったらいいなと思いながら演じています。女性と男性の前ではキャラクターを変えているんですけど、女性には結構ズケズケものを言うから、ずっと猫をかぶっているわけじゃないんです。『グループに1人、こういう人もいるよね』というような人物です。梅丸少女歌劇団(USK)のメンバーは、それぞれ演者の性格が役にぴったりだねってよくみんなで話しています。ただ、私自身は名古屋出身なので、リリーのコテコテの大阪ことばには苦戦しました。よく話すキャラクターなのでアドリブも言いたいのですが、大阪ことばなので言えないことも多くあり、普段から大阪ことばを話したり、関西の子と会って話をしながら直してもらったりと工夫しています」とコメント。

清水くるみ、「卒論で朝ドラ研究をしていたので、ブギウギへの出演が決まってうれしくて泣きました」

 さらに撮影現場の雰囲気については「とても楽しいです。撮影期間が空いた時は、みんなに会いたくて仕方ありませんでした。みんなでご飯を食べに行ったり、一緒にダンスの練習をしたりしてとても仲良くなりました。ダンスの練習は大変で足がパンパンになりましたが、大変だったことより楽しかった本番が印象に残っています。歌劇の衣装やメークは初めてで、憧れて夢見ていた世界だったので楽しかったです」と振り返る。

 最後に放送を楽しみにしている視聴者に向けて「登場人物のキャラクターがはっきりしていて、それをみんなが分かりやすく演じ分けているので、多くのキャラクターが出てくるUSKパートは全シーンが面白いです。リリーとしては洋食屋のシーンが一番自分のキャラを出せるところだなと思っています。『ブギウギ』は脚本がとても面白く、趣里ちゃんがヒロインにぴったり! 重たいシーンもスズ子のキャラクターで重たくならないのがすごいんです。歌とダンスが融合しているドラマは珍しいし、たくましく、強く生きていくヒロイン・スズ子にパワーをもらってください」と呼び掛けた。

清水くるみ、「卒論で朝ドラ研究をしていたので、ブギウギへの出演が決まってうれしくて泣きました」

【番組情報】

連続テレビ小説「ブギウギ」
NHK総合
月~土曜 午前8:00~8:15ほか ※土曜は1週間の振り返り
NHK BSプレミアム・NHK BS4K
月〜金曜 午前7:30〜7:45ほか

NHK担当/kizuka



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