宮野真守＆小芝風花＆盛山晋太郎、「ぐるナイ」ゴチ24新メンバーの願いは「とにかくクビになりたくない」!?2023/04/20

　4月20日放送の「ぐるぐるナインティナイン2時間SP」では、「30年目突入記念ゴチ！」と題し、VIPチャレンジャーに北村匠海、今田美桜が初登場し、ゴチまるまる2時間スペシャルを送る。

　放送を前に「ゴチ24」の新メンバーに決まった宮野真守、小芝風花、盛山晋太郎がインタビューに応じた。

　新メンバーになっての感想について、宮野は「とにかくゴチは楽しすぎて、毎回この現場に来るのがワクワクするんですけど、それと同時にやっぱりクビになりたくない、負けたくないという気持ちが強くなってきて、ドキドキも感じています。緊張感もすごくあります」と新鮮な面持ち。小芝も「本当に楽しいです。出演者の皆さんとも緊張せずに話せるようになってきて、ゴチの楽しさもあるんですけど、何回やっても分からなくて…（笑）。しかも何回もやっているはずのナイナイ（ナインティナイン・岡村隆史、矢部浩之）のお二人も負けちゃったり、ゴチは経験値だけじゃないんだって。皆平等な舞台で戦っているので、クビにならないよう一生懸命、頑張りたいです」と意気込む。

　盛山も「楽しくやらせていただいています。でも僕、（通常回の）初回から自腹になって最悪のスタート切ってるんですけど、それは変わらず…。毎回、結果発表の時、『M-1』のせり上がりより緊張する。マジで早よやってくれんかなって（笑）」と訴え、宮野は「皆さんが見ているよりタメているからね（笑）」と番組の裏側を明かした。

　番組に参加して初めて分かったことに関して、宮野は「テレビで見ていた時は、皆さんが選ばれたものを視聴者目線で『それ全然違うよ』『これ分かるよ』とか言っていたんですけど、大量のメニューの中から選ぶってこんなに難しいんだって思いました。値段が分からないから緊張しますし、料理の種類によっても値段の予想がつきづらい。こういうのをどんどん経験していって、『中華はこれくらい、フレンチはこれくらい』ってちゃんとデータに入れていかないと！」と意欲。

　すると小芝が「私、毎回ゴチノート作っています！　銘柄牛は高いとか。それこそ視聴者で見ている時は、（画面に）料理が出ているじゃないですか？　（実際はメニューを見て）これなんだろうっていう文字のものが意外と高級食材だったり…。料理が出てくるまで分からないから予想が本当に難しい」と告白。宮野と盛山も、「デザートも油断ならない」（宮野）、「前菜も油断ならない。前菜7000円とかある…。本当に分からない」（盛山）と同意していた。

　ここで、お互いの戦いぶりについて、「風花ちゃんは無傷ですが、（毎回の）順位は下…。帳尻合っちゃう。運がいい（笑）」という小芝のエピソードを披露した宮野。その小芝は盛山について「高級食材を安めにつけちゃう」とぶっちゃけ、盛山も「1人だけファミレスレベルでやってしまっている」と苦笑い。そんな盛山が「イタリアンとかフレンチとか全然分からないので、まだ和食の方が気持ちはリラックスできますね」と得意なジャンルを明かすと、宮野も「日本語しか分からない（笑）」、小芝も「同じ気持ちです…（笑）。横文字で書かれてあるメニューが分からなすぎて、どんな料理かも想像できないし、食材も分からないので、和食の方が分かりやすいかな～って」と笑った。

　また、今までの失敗として3月23日放送回を挙げた宮野は「中華、一番難しいかもしれない」と振り返り、盛山も「（その時）食べたあわびのだし香るチャーハン。食べていたら中にナマコが…。大誤算でしたね！」と続け、小芝も「急きょ、デザート追加したらタルトの上にバーズネストが！　バーズネストってソースか何かと思ったら（笑）、ツバメの巣でした」と驚き、宮野も「結構しました…」と肩を落とした。

　そして、共演のナインティナインとの仲について問われると、宮野は「いまだにナイナイさんと一緒に番組出ているって不思議すぎて、現場行く時は緊張するんですけど、お二人がすごく優しくて。矢部さんは隣だから常に話しかけてくれて、心を落ち着かせてくれる。岡村さんはすれ違うたびに面白リアクションで僕らをかまってくれる。それを現場で味わえているのが幸せだと感じています」と2人の振る舞いに感動。

　盛山も「吉本の直属の後輩なんで。ナイナイさん司会の別の番組でご一緒した時に、ゴチでお世話になっているお兄さんだって安心して漫才できた」と感謝し、小芝は「岡村さんと隣なので、予想金額発表の時に『もっと高くないですか？』とか、皆さんの予想をあーだこーだ一緒に言っています」と楽しんでいるようで、これには宮野も「ガールズトークみたいな（笑）」とほほ笑んだ。

　最後に宮野は「ナイナイさんが2人とも（順位が）下の方にいて。このまま行ったらゴチどうなっちゃうんだろう…。でも僕らも負けたくない」と力を込め、盛山は「新メンバー発表の時に出川（哲朗）さんのピタリ賞を目の当たりにしたので、ピタリ賞を近いものに感じていて、1回は出したい。とにかく低い目標ですけど、まずはドローンから免れるように…」と宣言した。そして小芝は「（1位を獲得したらもらえる）星のバッジが欲しいですね」と気合を入れ、「誰が一番最初にもらえるか」と闘志を燃やしていた。