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“ときえだゆーじぃー!”から“ゆりゆりぃー”まで…「初めて恋をした日に読む話」深田恭子が呼ぶ男は記憶に残る不思議2019/03/06

 深田恭子さんが相手役の男性を呼ぶシーンが印象的なのは私だけでしょうか。特に印象に残っているのは「to Heart~恋して死にたい~」(TBS系)の「ときえだゆーじぃー!!」と堂本剛さんに叫ぶシーン。「愛はパワーだよ!」という名言とともにまねした方も多いのではないでしょうか。ほかにも「ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ」(TBS系)では「まなとぉー」と甘えた口調で滝沢秀明さんに呼びかける姿がとてもかわいらしくて…。私が思う“モテる女の子像”は深田さんによって作られたのだなと、今になって気付きました。

 ドラマの出演者の記憶はあっても、役名まではなかなか覚えていないもの。しかし、「to Heart」も「S.O.S」も正直深田さんの役名は覚えていなかったのですが、堂本さんや滝沢さんが演じた相手役の男性の名前は20年近くたった今でも、深田さんの声と口調とともにはっきりと覚えています。そんな、自らのセリフで相手役の存在を強烈に印象づける深田さんは、究極の“男性を立てる女優”ではないでしょうか。あんなにかわいくて女の子っぽいのに、女子がイラッとするよくいるぶりっ子にならないのも、深田さんの素晴らしい才能だと思います。

 現在佳境を迎えている「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)でも、担当する塾の生徒・由利匡平を「ゆりゆりぃー」と親しみを込めて呼んでいます。この「はじこい」では、超ハイスペックだけど恋には不器用ないとこ・八雲雅志(永山絢斗)、東大合格を本気で目指す不良少年・匡平(ゆりゆり)、元ヤンだけど順子に真っすぐ思いを伝える同級生だった教師・山下一真(中村倫也)の3人の魅力を、深キョンは私たちに余すところなく届けてくれています。毎週毎週「ゆりゆり最高にかわいいな~、でもやっぱり山下が一番ときめくよね~、でも現実的には雅志かな~?」などとうれしい悩みを提供してくれるのは、深キョンが男性陣の魅力を最大限に引き上げてくれているからだと思わずにはいられません(もちろん元々皆さんがとてもすてきな方というのは大前提です!)。

 第8話のラストでは、山下がまさかの戦線離脱。そして雅志がロシア転勤の辞令を受けるという衝撃的な展開を迎えました。3月12日放送・第9話では、順子と離れてしまうことに悩む雅志と、受験のラストスパートを迎えるゆりゆりの姿が描かれます。雅志の転勤を知った順子はどうする? その時受験を控えたゆりゆりがとった行動とは?

 私たちは深キョンを通してたくさんのイケメンに恋をしてきました。きっと数年後にこのドラマを思い出した時、深田さんの春見順子という役名が浮かばなかったとしても、横浜流星さんが“ゆりゆり役”だったことはきっと思い出せるはず。かなりの数いるであろう「to Heart」「S.O.S」を通って、今まさに「はじこい」にハマっているアラサー女子(あえて女子と言わせてください)には共感いただけるはず。

 深キョンの「ゆりゆりぃー!」が聞けるのも残すところあと2話。かわいい仕草、表情、口調の全てを目に焼きつけ、心の中の深キョンアルバムに大切にしまいたいと思います。

TBS担当 N・D

【番組情報】

「初めて恋をした日に読む話」 
TBS系 
火曜 午後10:00~11:07

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