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矢作穂香と犬飼貴丈W主演の「ひともんちゃくなら喜んで!」が今夜スタート! 物語の鍵を握る“マウント四天王”は「台本以上にとんでもない人たちになりそう」2023/01/14

矢作穂香と犬飼貴丈W主演の「ひともんちゃくなら喜んで!」が今夜スタート! 物語の鍵を握る“マウント四天王”は「台本以上にとんでもない人たちになりそう」

 矢作穂香さんと犬飼貴丈さんがダブル主演を務めるドラマ「ひともんちゃくなら喜んで!」(ABCテレビ・テレビ朝日ほか)。運命的な出会いを果たした天使すぎる新人コンサルタントと一見乱暴な悪魔社長が、新人離職率100%のブラック企業を救うべく奮闘する新感覚のオフィスラブコメディーです。

 原作は「マンガワン」(小学館)にて連載中の人気コミック。犬飼さん演じる佐京紫織が経営するアパレル会社「ジェットブラック」の離職率を改善すべく、矢作さん演じる人見まもるが人事コンサルタントとして派遣されるも、会社には問題が山積みされているだけでなく、“マウント四天王”という強敵が潜んでいることが判明。人見と佐京の2人が強敵相手にどう立ち向かうのか、そして次第に2人の間に芽生える恋模様がどうなっていくのか、目が離せません。

 ドラマを見れば、働いている人なら誰もが共感できる部分が見つかるであろう本作。放送スタートを目前に控えたここでは、矢作穂香さんと犬飼貴丈さんのインタビューをお届けします。ドラマの注目ポイントをはじめ、現場の裏話を伺いました!

矢作穂香と犬飼貴丈W主演の「ひともんちゃくなら喜んで!」が今夜スタート! 物語の鍵を握る“マウント四天王”は「台本以上にとんでもない人たちになりそう」

──現在、撮影中とのことですが、それぞれご自身が演じるキャラクターについて魅力を感じている部分を教えてください。

矢作 「人見まもるは、やっぱり何事にも真っすぐで、一緒にいるだけで明るく癒やされるという魅力があると思うんですけど、ただただ明るいだけではなくて、『人事コンサルタントとしても一生懸命なんだ』という部分をどう出すかというのは、いつも監督と話し合っています。“人事コンサルタント”というワードに目がない状態をどこまで作り上げられるか、はたまた、オンとオフの差をどうやって見せられるか、見た人にどう思ってもらえるかというのを意識しながらお芝居しているつもりです」

犬飼 「原作を読んだ時に感じた“ちょっとした悪魔っぽさ”というか、自分の興味の範囲外の人にはとことん素っ気ない、よく言えばクールだけど、悪く言うとちょっと愛想悪く見えてしまうところを意識しながらやっています。一方で、興味がある人に対しての反応というものをどこまで出していいのかを、監督とかなり密に話し合いながら演じさせていただいています」

──人見の“周りの人を笑顔にする”部分は、矢作さんのキャラクターともぴったりだと感じます。演じていて親近感のようなものは感じますか?

矢作 「何事にも突き進んでしまうところは、私も集中すると周りが見えなくなってしまうタイプなので、すごく似ているなと思います。でも、ひとみちゃんの方がまだちょっとかわいらしいなって…私自身はただのおしゃべりかなと(笑)」

犬飼 「いやいや、そんなことない。かわいらしいですよ」

──犬飼さんも社長役は初めてとのことですが、感触はいかがですか?

犬飼 「こんな社長ってダメなんだなと思いましたね(笑)。みんなと仲良くしている社長がいいのかなって、反面教師になっているような気がします」

矢作穂香と犬飼貴丈W主演の「ひともんちゃくなら喜んで!」が今夜スタート! 物語の鍵を握る“マウント四天王”は「台本以上にとんでもない人たちになりそう」

──演じる役のアピールポイントを教えてください。

犬飼 「シュールさがあると思うので、そこをうまく出せればと思っているんですけど、佐京は『こうしていった方が面白いな』といった外しができるキャラでもあるので、そういった意味では“普通ではない感じ”はすごく注目してほしいです」

矢作 「人事コンサルタントのことになるとほかのことが見えなくなって一生懸命、という部分も魅力的なので見ていただきたいところなのですが、とてつもなくド天然な部分もあり、ド天然かと思いきやツッコミ担当の部分もあって(笑)。物語の流れのいろいろな役割を担っていると思っているので、コロコロ変わる感じをぜひ注目していただけたらなと思います」

──人見は“天使すぎるコンサルタント”というキャッチフレーズがありますが、お互いにキャッチフレーズを付けるとしたらどんなものを付けますか?

犬飼 「(即答で)“年下お姉さん”ですね」

──(一同爆笑)。

矢作 「早いです(笑)。うーん…(かなり悩んだ後に)“シュール王子”とか? シュールな笑いを提供してくださるんですよ。笑っていいのか、笑ってはダメなのか分からない笑いを犬飼さんがたまに提供してくださるので…」

犬飼 「別にギリギリなことは言っていないです(笑)」

矢作 「ギリギリなことは言っていないんですけど、すごく真面目な顔してシュールなことを言ってくるから、『これは笑っていいのかな?』と思ったら『実は冗談でした』っていう魅力があるんです。でも、キランとしているから、そういう部分はファンの方はみんな知っているのかなとも思います」

矢作穂香と犬飼貴丈W主演の「ひともんちゃくなら喜んで!」が今夜スタート! 物語の鍵を握る“マウント四天王”は「台本以上にとんでもない人たちになりそう」

──役柄のコンサルタント、社長といった職業や立場に対して、どういった印象やイメージを持たれていましたか?

矢作 「私は、(コンサルタントに対して)全くの無知だったので(笑)。一般企業に勤めたことがないのですが、知らない言葉遣いや所作はなるべく気をつけようと思っていろいろ勉強したんですけど、まだ少し荒いかなと(笑)。まだまだ撮影が続くので、クランクアップまでにはちゃんと面接に受かれるぐらいの、完璧な人事コンサルタントになれたらいいなと思っています」

犬飼 「当たり前のことなんですけど、自分1人で頑張っていてもダメなんだなというのは、このドラマを通して感じることだなと思っていて。人と人なので、そこからの関係性を築いていかないと、自分1人で突っ走っていてもついて来てくれないですし、社長ってソロプレーヤーではなくて、みんなでプレーする中でのキャプテンというか、そういう立ち位置じゃないといけないんだなと思うんです。あらためてですけど、そうやって感じることが多かったですね」

──作中では人見と佐京の2人が会社を改革していきますが、撮影現場でお二人が「引っ張っていくぞ!」といった場面は…。

犬飼 「僕はないです(笑)。『引っ張るぞ!』というタイプではないので、矢作さんに助けていただいています」

矢作 「私も『引っ張るぞ!』ってタイプではないはずなのですが…」

犬飼 「みんなコンサルしてもらっていると思うよ(笑)」

矢作 「そうですか…? 私も『引っ張るぞ!』というタイプではないんです。今まで引っ張られてきたタイプなので…『みんなで作り上げていこう!』という感じです」

犬飼 「おのおのが動き回っているので、結果的にそれがまとまっているところがあるかもしれないですね」

矢作穂香と犬飼貴丈W主演の「ひともんちゃくなら喜んで!」が今夜スタート! 物語の鍵を握る“マウント四天王”は「台本以上にとんでもない人たちになりそう」

──お二人は今回が初共演になりますが、お互いの印象について教えてください。

犬飼 「初めはどんな感じの方なのか、全く想像がつかないままクランクインしたんですけど、すごく気さくな方で。お話がすごく楽しくて、気もすごく回してくださって、僕より二つ年下のはずなのに、僕は年上に甘えるような感覚になってしまっているというか(笑)。それぐらい素晴らしい方だなと思います」

矢作 「私は、犬飼さんはクールで近づきにくいタイプかと勝手にイメージがありました。でも、佐京さんみたいにクールそうに見えて、すごくおちゃめなところがあって。すごく親切な方だと思いました。とても紳士的なんです! いつも椅子を持ってきてくださるんです(笑)」

犬飼 「女性を立たせてはいけないというのを、昨日学びました(笑)」

矢作 「いつもドアを開けてくださって、レディーファーストみたいな感じで、すごくジェントルマンな方です」

──お互いの距離感は、撮影当初よりも縮まりましたか?

犬飼 「僕は勝手に縮まったなと思っているんですけど…」

矢作 「縮まっています!(笑)。大丈夫、縮まっています。息ぴったりです」

犬飼 「もう合わせてくださっている感が…」

矢作 「そんなことないですよ! 仲悪いみたいな感じになっちゃうから(笑)」

矢作穂香と犬飼貴丈W主演の「ひともんちゃくなら喜んで!」が今夜スタート! 物語の鍵を握る“マウント四天王”は「台本以上にとんでもない人たちになりそう」
矢作穂香と犬飼貴丈W主演の「ひともんちゃくなら喜んで!」が今夜スタート! 物語の鍵を握る“マウント四天王”は「台本以上にとんでもない人たちになりそう」

──お二人を見ていると、現場の雰囲気も明るいのかなと感じます。

犬飼 「確かに。そうかもしれないですね」

矢作 「結構ずっとしゃべっています。いい意味で、みんな個性が強いんですよ」

──ここまでの撮影で印象的なエピソードはありますか?

矢作 「この間、オープニングのダンスを踊る時に、私がなかなか振りが入ってこない時に、高円寺エリカ役の大谷麻衣さんと桃井亜里沙役の北野日奈子さんに『次は? 次は?』みたいな感じでずっと教えてもらっていました(笑)。北野さんはもうプロ並みだなと思うんですけど、大谷さんも元々クラシックバレエをやっていらっしゃって。ダンスが得意な人が多かったので、和気あいあいとダンスを教えてもらっていました」

──ダンスシーンについては、犬飼さんも一緒に教えてもらっていたのでしょうか?

犬飼 「僕はもう独学でひたすらやっていました(笑)。実はダンスがそんなに得意ではなくて…。自分で言うのも変かもしれないのですが、自分の中では割と器用貧乏だなと思うところがずっとあったんですけど、いかんせんダンスと数学だけはずっとできなくて(笑)。すごく不安だったんすけど、頑張って家で練習して、現場で矢作さんが踊っているの見て、いい状態にもっていけました」

矢作 「そんなことないです(笑)。めちゃくちゃ上手でしたよ! あ…でもあんまりハードル上げちゃダメですね。みんなすごく上手なので楽しみにしていてください」

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