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新日本プロレス創立50周年特別企画「THE スピリット」が始動! オカダ・カズチカが明かす練習量にシソンヌ・長谷川、池田美優ら絶句「長州さん、ほんとにやってるんすか(笑)」2023/01/09

新日本プロレス創立50周年特別企画「THE スピリット」が始動! オカダ・カズチカが明かす練習量にシソンヌ・長谷川、池田美優ら絶句「長州さん、ほんとにやってるんすか(笑)」

 新日本プロレス創立50周年を記念した特別企画番組「THEスピリット~闘魂レスラー発掘プロジェクト~」が、フジテレビにて1月9日から「月曜PLUS!」枠で放送スタート。新日本プロレスの入門テストに設けられている身長・年齢制限を完全撤廃し、日本各地から練習生を募集。プロレスラーになるため、過酷なトレーニングに食らいつく練習生の姿を追う。

 第1回(1月9日)の放送では、プロジェクトリーダーを務めるオカダ・カズチカさんが練習生候補者の最終審査をする様子を放送。体力チェックと称されたスクワット500回、プッシュアップ300回、ブリッジ3分の基礎トレーニングメニューに必死に挑む姿など、“プロレスラーになる”という夢をかなえるために奮闘する姿は必見。

 そして、そんな彼らをスタジオで見守るリアクターとして、シソンヌ・長谷川忍さん、池田美優さん、豊崎由里絵さんが登場。過酷な訓練に挑む姿を見た3人の、だんだんと変化する表情にも注目していただきたい。そこで、収録直後のリアクター3人と、オカダさんを直撃! いつも通りVTRを見ながらガヤを入れようとした長谷川さんと池田さんですが…。

新日本プロレス創立50周年特別企画「THE スピリット」が始動! オカダ・カズチカが明かす練習量にシソンヌ・長谷川、池田美優ら絶句「長州さん、ほんとにやってるんすか(笑)」

――収録お疲れさまでした。初回収録を終えての感想をお願いします。

長谷川 「プロレスラーになることを目指して頑張る姿を非常に気軽な気持ちで見ていたんですけども、回を重ねるごとにふざける場所がどんどん減ってきたなっていう」

池田 「それはありますね」

長谷川 「後半とか3人ともちょっと沈むぐらい、おふざけできないなという空気になりまして。何かしら入れ込んでいきたかったですけども、ちょっと硬いリアクションになってしまったかもしれないです。でも、それぐらい皆さん真剣で。僕らにもその熱が伝わってきて、同じようなテンションになっちゃいました。なるだけ盛り上げられたらなと思っています」

――真剣な空気で見守っていらっしゃいましたが、次回以降、どんなふうに収録に臨もうと思いますか。

長谷川 「まず、次回(の収録に)自分がいるのかどうか…(笑)」

一同 「(笑)」

――練習生の皆さんと同じメニューをやられていましたもんね(笑)。

長谷川 「(収録中の)毎回のトレーニングで私は逃げ出してしまう可能性が…(笑)。次回以降、欠席になっているかもしれません(笑)。(練習生の)皆さんと全く同じつらさを味わっているわけじゃないですけども、ちょっとやるだけでつらいんです…。女性2人よりは、練習生の皆さんと同じ気持ちになれているんじゃないかなと思うので、そういう面でコメントできたらなと思っています」

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――池田さんは振り返っていかがでしょうか。

池田 「私もVTRを見ながら、いつも通りというか、普通にガヤを入れたりとかしてましたけど、やっている内容が本当にガチンコすぎて。引くレベルにすごいことをやっているんですよ! もう私だったら耐えらんないなっていうことを、10代から最年長で47歳の方がやっていて。回を増すごとにこっちも構えてしまうというか。『うわ、しっかりしなきゃいけないな』という気持ちになるというか…。プロレス自体あんまり詳しくなくて。あんな大変なことやっているんだっていうことを初めて知りました。芸人の先輩方たちって、みんな面白い感じでプロレスの話をするんで、面白いもんだとちょっと勝手に思っていたんですけど」

長谷川 「まあね(笑)」

池田 「長州(力)さんとか、バラエティーに出られている歴代のプロレスラーの方たちが面白い方が多いので。だけど、今回の収録で、練習生たちがやっていた以上のことをやってきたんだなと思うと、ちゃんともっとリスペクトを込めて…」

長谷川 「今までしなかったの?(笑)」

池田 「してたけど…!」

長谷川 「よりね」

池田 「より! すごい人なんだなっていうのをあらためて実感したので、今度バラエティーとかで会う時は、もっとちゃんとしなきゃなっていう気持ちになりました」

――見る目が変わりますよね。

池田 「本当に変わります。尊敬しますね」

長谷川 「そうですよね。すごいよね」

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――豊崎さんはいかがでしたか。

豊崎 「プロレスって、プロレスファンの方のためのものというイメージがどうしてもあったんです。でも、実はいろんな見方ができるものなんだなっていうのを、この番組で発見させてもらったなと思っています。 オカダ・カズチカさんの隣でこんなこと申し上げるのは大変失礼なんですけど、やっぱり芸能界で活躍されているプロレスラー、元プロレスラーの方々って、バラエティーの対応能力がほんとにすごいんです。個性豊かな方ばっかりなので、どうしてもキャラが立つというか。面白いとか、そういう方に目がいってしまっていたんですけど、いざ、今回の練習生の皆さんの厳しい訓練の様子を拝見すると、例えば14、15歳の子をこの場に送り出す親御さんは、一体どんな気持ちなんだろうとか」

長谷川 「そうですね」

豊崎 「15歳で自分の将来の夢を決めて、どんなに厳しくても食らいついていくって思えるこの子は、一体どんなポテンシャルを持っているんだろう…とか。いろんな部分で感情移入ができるんだなっていうのを今回知れて、とても面白かったです」

――一人一人にドラマがありましたよね。

豊崎 「ありましたね、本当に。私もまだ結果を知らないので、続きを楽しみにしています」

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――オカダさんはプロジェクトリーダーを務められていますが、練習生に期待することがあれば教えてください。

オカダ 「10名集まりました。今、最初の方の姿を見返すと、全然違う人たちじゃんっていうぐらい、すごい変わってきているので」

池田 「えー! そうなんだ」

長谷川 「楽しみ」

オカダ 「皆さん、本当に楽しみに見ていただきたいです。僕自身も自信を持って新日本プロレスの入門テストに臨みたいですし、入門テストに向けて一生懸命やっているので、その頑張りが伝わってほしいなと思います。若い頃、プロレスラーがどういう練習していたかって、皆さん知らないじゃないですか」

一同 「知らなかったです」

オカダ 「本当にあれがウオーミングアップですし」

長谷川 「ほんとなんですね…(笑)」

池田 「すごいですよ、まじで…!」

オカダ 「本当です! (スクワット)500回やって、プッシュアップやって、ブリッジとかやって。それ以外に腹筋、背筋、ロープを上ったり。本当にいろんな練習をしてからウエイトトレーニングを始めて、リングに上がって受け身の練習して、最後に2、3時間練習して終わるっていう形なんです。今回は入門テストに向けてなので、体力面はもちろんですけど、ほかの部分も伸ばしていかないと合格するって難しいんですよね。(今回の番組を見て)プロレス好きな人が見ても『やっぱプロレスすごいんだな!』って感じてもらえると思います」

――普段、なかなか練習内容を見ることができないので、本当に貴重ですよね。

オカダ 「そうですね。僕も初めてプロレスの世界入った時に、(スクワット)500回なんてやんないでしょって」

長谷川 「いや、そうですね。思いますよね」

オカダ 「ファンタジーの中で、そうやって言っているだけなんじゃないかなと思って(笑)。でも、入った瞬間に『スクワットと500ね』って言われて」

長谷川 「ほんとなんすね」

オカダ 「そうなんですよ。『とりあえず500で』みたいな感じの後に、『もうあと100いこう!』みたいな時もあって」

長谷川 「100!?」

オカダ 「1000回とかも普通にやりましたけど、やっていけばできるようになるんですよね」

長谷川 「なるんすね」

オカダ 「誰でもなります」

豊崎 「なれる気がしない…!」

長谷川 「気がしないっすね」

池田 「その前にもう折れますね」

豊崎 「ねえ。すごいですね」

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――長谷川さんも実際に挑戦していましたけど、数回で結構きてましたよね。

長谷川 「普通は20回×3セットですよ! それでもしんどいのに、500、600やるって…言い方失礼ですけど、意味ありますか!と思っちゃう(笑)」

一同 「(笑)」

長谷川 「その頃には、足はもう何の機能もしない気がしちゃうので(笑)」

オカダ 「やっぱ歩けなくなっちゃいますね」

長谷川 「そうですよね。そこからさらにトレーニングするわけじゃないか!」

オカダ 「筋肉痛になっても翌日も練習ですからね」

長谷川 「ちょっともう常軌を逸してるなと単純に思いましたね(笑)。(あんなトレーニングをして)プロレスができるのかと思っちゃいますけど、(歴代のレスラーの方は)やってこられたから、こういう場にいるわけじゃないですか」

オカダ 「長州さんとかもやっているはずです」

長谷川 「長州さん、ほんとにやってるんすか(笑)」

一同 「(笑)」

池田 「ほんとに考えられないんですけど…(笑)」

長谷川 「考えられない…(笑)。今の長州さん、もうやってないんじゃ…」

オカダ 「あそこまでじゃないですけど、いまだに新日本プロレスの道場に来られてスクワットやってますけどね」

長谷川 「やってるんすね、長州さんも…」

池田 「そうなんだ…」

長谷川 「それがまた分かんないのも格好いいっすけどね」

豊崎 「見せないのも格好いいですよね」

――長谷川さんに負けじと、池田さんも挑戦されていましたが…。

池田 「長谷川さんとの対決みたいになっちゃったから、私も折れずにやってましたけど」

長谷川 「あおってきてた!」

池田 「でも今、結構きてます…(笑)」

長谷川 「よかった、よかったー!」

豊崎 「20回以上やってましたよね」

長谷川 「みちょぱ(池田)は鍛えている方ですからね!」

池田 「負けてたまるか!でやってましたけど、終わってからちょっと後悔しました(笑)。私やんなくてよかったのに、なんでやったんだろって(笑)」

豊崎 「そうそうそう(笑)」

長谷川 「なんでやったんだろって(笑)。次からも一緒にやるよ!」

池田 「長谷川さんだけ、毎週やっていただいて…」

長谷川 「いや、あなたもやるよ!」

オカダ 「収録中ずっとやれば、多分500できると思いますよ!」

池田 「いや、無理ですよ(笑)」

豊崎 「どこ前向きになってるんですか(笑)」

長谷川 「いやいやいや、無理ですって(笑)。500は俺8時間くらいかかります(笑)」

池田 「やめてください。それ言ったらやらされるかもしんないから(笑)」

オカダ 「30分間ずっとやっていればできるかなと、僕は思いますね」

長谷川 「いやいやいや!!」

一同 「(笑)」

池田 「普通、何分ぐらいでやるんですか?」

オカダ 「レスラー1000回、30分あればできちゃうかな」

長谷川 「30分で!?」

オカダ 「30分で1000回できちゃうんで、多分、15分ぐらいで500はいけちゃうんじゃないかな」

一同 「(苦笑い)」

長谷川 「いやー、すごいなあ…」

池田 「ちょっと考えらんないですね」

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――長州さんもやっているというお話が出てきましたが、実際、レスラーの方はどのくらいの頻度であのメニューをこなしているのでしょうか。

オカダ 「試合の前だと、もう少し回数は少ないですね」

池田 「逆に!?」

長谷川 「響いちゃいますもんね」

オカダ 「でも、200とか300とかやってますし」

池田 「それでもやってるんですね…」

オカダ 「そっから試合に臨んでます。でも、シリーズがオフの時、試合がない時は、普通にやったりしますね」

長谷川 「基本、ほぼほぼやっているって考えていいんですかね、現役の時は」

オカダ 「そうですね。本当にウオーミングアップなので。だから、500できない…って言うと、『え、500できないの!?』って言われると思います」

長谷川 「基礎中の基礎ってことですね」

オカダ 「そうですね」

長谷川 「準備運動みたいなものか」

オカダ 「本当、キャッチボールみたいな感じです」

一同 「えー!」

長谷川 「いやいや(笑)。あんなキャッチボールないですよ(笑)」

池田 「無理だ、ほんとに(笑)」

豊崎 「すごい…!」

――収録を拝見させていただいて、15歳の男の子の意気込みや熱い思いが印象的でした。オカダさんは目の前でその思いを聞いてどう思われましたか。

オカダ 「正直、そんなに響かなかったですかね」

池田 「うそ…」

オカダ 「みんなやる気はあるんですよ。今回に限らずですけど、みんなやる気があって入ってきて、『僕、絶対プロレスラーになります!』って言った中で、辞めていく人ってたくさんいるんですよね」

長谷川 「なるほど」

オカダ 「まだ、はいはいっていうレベルっすね、あの時は。そっから練習を重ねていって、やっと気持ちが伝わってくるというか。でも、それは本人にも言いましたね、『違うんじゃない?』って。(ここにいる)みんなそうなんだから、自分に自信が持てるようにしなさいよってのは教えたりしていますね」

池田 「そうだったんだ…」

長谷川 「俺もお笑いやる時、日本で一番面白いと思ってましたもん」

一同 「あはは!」

オカダ 「日本で一番面白い芸人になります!って言って」

長谷川 「みんな集まってくるんですよね。みんな地元で1位のやつが集まるんで。俺も若い子が来て、『俺は日本で一番面白いっす』って言ったら、『うん、そうだなって』ってなりますね。それで辞めていったやつ、僕も見てますし。そうっすね、そりゃそうか…」

オカダ 「でも、その気持ちを本人が持っているっていうのは、すごい大事なことなんですよね」

 番組では、プロレスラーを目指す駆け出しの練習生の姿を追いかけているが、長谷川さん、池田さん、豊崎さんの駆け出し時代は…? 豊崎さんの師匠はハイヒール・モモコさん!?

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