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登坂淳一「自分がまさか“出る側”に回るとは!」――「スパイめし~異国グルメ潜入記~」2022/10/31

登坂淳一「自分がまさか“出る側”に回るとは!」――「スパイめし~異国グルメ潜入記~」

 NHKからフリーアナウンサーに転身後、今や役者としても活躍の場を徐々に広げている登坂淳一。

 「“新しいことにチャレンジする”がフリーになってからのテーマ。今も日々、冒険中です」

 そんな登坂が今秋、驚きの新冒険に出る。なんとグルメドラマ「スパイめし~異国グルメ潜入記~」(チャンネルNECO)で、初主演を飾ったのだ。

 「率直に、驚きましたね(笑)。“何をイメージされて声を掛けてくださったんだろう!?”と」

 そもそも、芝居を見ること自体は好きだったという登坂は、縁あって、今年2月には舞台にも出演。芝居の奥深さにどんどん魅入られているようだ。

 「アナウンサーは客観的に情報を伝えますが、役者は感情をどれだけ主体的に感じ、そこに没入できるかが大事。そのギアチェンジは今も難しいですが、アナウンサーとは違う表現法には、勉強になることが多々あります」

 和田正人と共に、異国グルメ堪能という冒険に出る外事警察バディを演じた本作でも、学びが多かったという。

 「和田さんは誰もが納得できる表情で料理を食べるなど、監督や皆さんが求める表現をちゃんとされるんです。自分もそこを目指そうとしたんですが、演じれば演じるほど迷いが出て…。自分はまだまだだと思いました」

 しかし、同時に欲も出てきた。

 「機会があれば、どんどん役者のお仕事もしていきたい。見た目とは裏腹な顔を持った、多面的な人間を演じてみたいです」

【プロフィール】

登坂淳一(とさか じゅんいち)
1971年6月10日、東京都生まれ。NHKのアナウンサーを経て、2018年にフリー転身。俳優として「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系)などにも出演。

【番組情報】

「スパイめし~異国グルメ潜入記~」 #1 
チャンネルNECO 
11月27日 午後11:30~深夜0:10

 警視庁公安部外事課の木島(登坂)は中条(和田正人)と共に、謎の機密情報が入った赤いかばんを追跡することに。捜査で訪れたさまざまな外国人街で、各国の料理を堪能していく。

取材・文/南由紀子

※スカパー!TVガイドBS+CS11月号より掲載



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