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冴を抱きしめた正樹の思いとは? そして路加が動き出す――嫉妬と愛憎が渦巻く「純愛ディソナンス」第5話2022/08/11

冴を抱きしめた正樹の思いとは? そして路加が動き出す――嫉妬と愛憎が渦巻く「純愛ディソナンス」第5話

 原作のない、完全オリジナルで描かれるドラマ「純愛ディソナンス」(フジテレビ系)。Hey! Say! JUMPの中島裕翔演じる、ダークで、打算的で、闇を抱える音楽教師・新田正樹が、吉川愛扮(ふん)する女子高校生・和泉冴との越えてはいけない禁断の関係を描き出す高校を舞台にした第一部が終幕。第3話の後半からは5年後へと舞台を移し、さらなる大人のドロドロストーリーが幕を明けた。

冴を抱きしめた正樹の思いとは? そして路加が動き出す――嫉妬と愛憎が渦巻く「純愛ディソナンス」第5話
冴を抱きしめた正樹の思いとは? そして路加が動き出す――嫉妬と愛憎が渦巻く「純愛ディソナンス」第5話

新しいおもちゃを見つけた…? 愛菜美の優しさが陰を見せる…

 正樹と再会して思いがあふれそうになったのもつかの間、愛菜美(比嘉愛未)の夫として正樹を紹介されたことに動揺を隠せない冴。眠りにつけないまま朝を迎えた冴は、園田莉子(畑芽育)が冴の書きかけの小説を読んでいるのを目撃する。勢いで書いたから駄文だと話す冴に、莉子は「続きが読みたい!」と声をかける。

 セカンドパートナーを題材にしたWEB小説を展開したい路加雄介(佐藤隆太)の依頼を引き受けた愛菜美は、半ば無理やり冴もチームに引き込む。その様子を見た路加は、せっかくなら小説を読んでもらったらどうかと提案するも、愛菜美は「私なんかに読んでほしくないよね。私たち因縁の仲だから」と威圧する。過去が明かされるのではと心配する冴をよそに、愛菜美は「私の授業寝てたんですよ! でも、それ以外はいい子! すごい優等生だったんです」と素知らぬふり。過去に触れないでくれた愛菜美に感謝する冴だった。

冴を抱きしめた正樹の思いとは? そして路加が動き出す――嫉妬と愛憎が渦巻く「純愛ディソナンス」第5話

 その後、愛菜美と共にショッピングへ。「作家として成功したいなら、憧れている側の人間にならなきゃ」という愛菜美から、すてきなワンピースをプレゼントされるが、朝比慎太郎(髙橋優斗)からはいつもの感じが好きだと言われてしまう。愛菜美から「着るもので中身が変わるんだよ」と言われたと話す冴の言葉を聞いて、慎太郎は初めて冴と“碓井先生”が高校を卒業してからも会っていることを知り、さらに、冴が憧れていた“美南彼方”が愛菜美で、正樹の妻だと聞く。いい小説家になれるようサポートしてくれるという愛菜美の言葉の思惑とは?

冴を抱きしめた正樹の思いとは? そして路加が動き出す――嫉妬と愛憎が渦巻く「純愛ディソナンス」第5話
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 一方、出社した正樹は碓井北都(和田正人)とモノリスエステートが管理するタワーマンションの住人・倉持らがもめているのを見かける。会計報告書に偽造があると指摘し、賠償金3億円を求めてきていたのだ。うろたえる北都に対し、正樹は言葉巧みに相手を操りその場を収める。

 マンションの住人を買収した正樹は、倉持の動向を探り始める。倉持があるパーティーに出席することを知った正樹は、そのパーティーに参加。女性と共にホテルに入っていく様子を撮影していた正樹は、突然現れた柄の悪い男たちに暴行を受ける事態に。彼らは碓井賢治(光石研)が金で雇った人間だった。

冴を抱きしめた正樹の思いとは? そして路加が動き出す――嫉妬と愛憎が渦巻く「純愛ディソナンス」第5話

 路加から正樹がけがをして病院に入院したことを聞いた冴は、急いで正樹のもとへ。「不注意で転んじゃった」とうそをつく正樹に、心配でどうにかなりそうだったと胸の内を明かした冴。しかし、恋人でも妻でもない冴は、私がこんなことを言うのおかしいよね…と、背を向け歩き出そうとした時、正樹は冴を抱きしめる。

 彼らを見ている人がいるとも知らずに――。

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シェアハウスに新メンバーが! 彼は一体何者だ…?

 新規入居者を募集していた冴らが暮らすシェアハウスに、上京してきたばかりでフリーターだという19歳の村上晴翔(藤原大祐)が入居。晴翔の登場に、SNSでは「なぜここにきてやって来た?」「シェアハウスのメンバーとして、どうやって物語に絡んでくるんだろう」「ただの同居人とは思えない…」など、さまざまな声が上がっていた。彼は一体何者なのか。シェアハウスに波乱が…!?

冴を抱きしめた正樹の思いとは? そして路加が動き出す――嫉妬と愛憎が渦巻く「純愛ディソナンス」第5話

第5話(8月11日放送)あらすじ

 正樹がけがをして入院していることを知った冴は、居ても立ってもいられなくなり病院へ。病院の屋上にいた正樹を見つけ言葉を交わし、落ち着きを取り戻した冴が帰ろうとすると、正樹は何も言わずに抱きしめる。われに返り、冴から体を離した正樹は「ごめん」とだけ言い残して去っていく。

 そのころ、路加はSNSで正樹に関する情報をチェックしていた。そこで路加は、5年前、正樹が教師を辞めたのは冴との写真が出回ったせいだと知る。別の日、路加はコラボ小説の打ち合わせで愛菜美と会う。愛菜美は、主人公が結婚生活を守るためにセカンドパートナーを決める、という路加のアイデアを元にして、次回までに草案を出すと約束。その際、次回の打ち合わせ日として路加が提案したのは、正樹と愛菜美の結婚記念日だった。路加は、結婚記念日は予定を空けているという愛菜美に、「記念日なんかにこだわっているカップルは大抵浮気する」と言い出し、同席した冴から非難される。

冴を抱きしめた正樹の思いとは? そして路加が動き出す――嫉妬と愛憎が渦巻く「純愛ディソナンス」第5話

 そんな折、冴は愛菜美に誘われて一緒に食事へ。自分が紹介した編集者が、冴が書いた小説を「退屈だ」と酷評したことを知った愛菜美は、まだチャンスがあるのだから諦めないよう助言する。一方、正樹は、路加からあるビジネスの計画を持ち掛けられる。自分たちは過去に傷を持つ者同士だから、必ずいいパートナーになれる、と路加は言うが……。

【番組情報】

「純愛ディソナンス」
フジテレビ系
木曜 午後10:00~10:54

フジテレビ担当/Y・O



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