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「運命警察」片寄涼太&江藤萌生「初めての涙の演技は感情が入りすぎて…」2022/08/02

「運命警察」片寄涼太&江藤萌生「初めての涙の演技は感情が入りすぎて…」

 テレビ東京にて放送中の「運命警察」。人の運命が定められた通りに進んでいるかを監視する“あの世”の組織「運命警察」に所属する刑事・セブン(片寄涼太)が、運命に逆らい始めてしまった女性・長野命(江藤萌生)を正しい運命に戻すために試行錯誤するドラマです。

 今回は、セブンを演じる片寄涼太さんと、オーディションを勝ち抜いて役をつかんだ江藤萌生さんにお話を伺いました。

――まず、本作の印象をお聞かせください。

江藤 「運命を取り締まっている警察というのが、面白い設定だなと思いました。胸がキュンとするようなシーンや笑えるシーンもたくさんあるのですが、その中に『運命が決まっていたとして、自分はどう行動するのか』という強いメッセージから勇気をもらえる作品だなと思います」

片寄 「話をまたいだ伏線がたくさん張られている作品なので、そこも見どころの一つだと思いますね。『運命』がテーマということで、『人生における選択』を強く描いている作品なので、そういったところも面白いなと。演じながら、役のセリフや展開に考えさせられることも多くて、自分の人生にとっても大切な作品になると感じています」

――お互いの第一印象と、撮影が始まってからの印象の違いなどありますか?

江藤 「片寄さんと初めてお会いしたのは、ファイナル審査でお芝居をする時でした。とても気さくな方で、私たちの緊張を和らげてくださいました。片寄さんのおかげで、リラックスしてファイナル審査に臨めました。今も第一印象と変わらないですね。片寄さんは人との距離の詰め方が自然で、雰囲気作りもお上手です。現場を温めてくださいますし、私が緊張してうまくお芝居ができない時も励ましてくださるので、頼れるお兄さんのような存在です」

片寄 「『DreamerZ』でもヒロインの空気感があると評価されていたと思うのですが、確かにそうだなと思って拝見していました。ファイナル審査で初めてお会いして、その時はあまり長くお話はできなかったのですが、自分自身をしっかり持っている強い方だなと思いました。撮影を始めてからは、すごく頭で考えて演技をされる方だなと思っています」

――撮影で苦労したことがありましたらお聞かせください。

江藤 「現場には思っていたよりたくさんのスタッフさんがいらっしゃることとか、どのカメラで今撮影しているのかを把握する方法とか、初めて知ることばかりです。撮影に関する用語も初めて聞くものが多かったのですが、それに対しては戸惑いより『しっかり学んで次へつなげていこう』と思っています。分からないことはどんどん質問して、一つずつ吸収しています。初めて泣くシーンの撮影をした際、気持ちが入りすぎてしまって本番前から泣いてしまい、カットがかかっても涙が止まらないことがありました。一度泣ききってから再度そのシーンを撮影したのですが、もしかしたらたくさん泣いた後なので目が腫れているかもしれないです(笑)」

片寄 「あのシーンは頭が痛くなるんじゃないかというくらい泣いていたので、少し心配でしたね(笑)。でもその分、とても良いシーンになったと思います。撮影では分からないことだらけで大変かとは思うのですが、誰でも初めての時は何も分からないと思うので、しっかりサポートしたいと思っています。シーンの途中でカットがかかって驚いている江藤さんに、自分自身の初めての撮影を思い出します(笑)。江藤さんにとっての新しい発見に関わって、僕も初心に返って撮影に臨んでいます」

 お二人から撮影のお話を聞いて、ますますドラマを見るのが楽しみになりました! 先週放送の第3話では、女優オーディションの一次審査の結果を待つ命からスマートフォンを奪おうとしたセブンでしたが、それを邪魔する人物が現れてしまいました。決められた運命に反して夢をかなえつつある命を、セブンは止めることができるのでしょうか? 本日8月2日放送の第4話をぜひご覧ください!

【番組情報】

「運命警察」
テレビ東京
火曜 深夜0:30~1:30

取材・文/テレビ東京担当 N・S



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