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ジョニー・リー・ミラーが語る、初監督も務めた「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」シーズン6の見どころ2020/02/22

ジョニー・リー・ミラーが語る、初監督も務めた「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」シーズン6の見どころ

現代のニューヨークを舞台に、シャーロック・ホームズと女性のワトソンが難事件の捜査に挑むミステリー「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」。シーズン6に突入した人気作で、悩める名探偵のホームズに扮しているのは、英国俳優のジョニー・リー・ミラー。ミラーは、今シーズンで初の監督業にも挑戦している。そんなミラーに、初監督をした感想やシーズン6の見どころなどを聞いた。

監督もやってみて、このシリーズに改めて参加できた気がしたよ!

── まず、本シリーズの撮影現場に戻った感想は?

「すごい驚きだよ。始めた頃はこんなに長く続くと思わなかった! いろんな作品に出演したけど、こんなに続いた作品は初めて。シーズン6を撮影できて感謝でいっぱいだよ」

── シャーロック・ホームズを演じていて、一番好きなところは?

「安っぽく聞こえてしまうけど、かっこいいことを言えるのが好き。彼は頭がいいだけではなくて面白い。彼のユーモアや真面目な顔で冗談を言うところがすごく好きで、演じていて楽しいね」

── 役作りはどのようにしていますか?

「僕がホームズに似ているというよりは、僕が彼のようになったというのが正確だと思う。彼と違って僕は気を張っているけどね。たくさんのセリフがあるのに、みんなはすべて記憶していると期待している。だから、撮影の合間に明日の撮影のセリフを覚えているんだ。それで、誰かが撮影の合間に僕を見つけると、すごく冷静でいる僕がいるんだよ。そんな感じで、このホームズになる!というような役作りはしていなくて、撮影をしていない時はリラックスして過ごしているね」

── シーズン6の冒頭で、ホームズは窮地に陥りますね?

「脚本家は、ホームズを困らせてもがく姿を見せたかったんだと思う。薬物依存ではなく、彼の一番の武器である頭脳で苦悩する姿をね」

── ホームズとルーシー・リュー演じるワトソンの関係性は発展しますか?

「変わりすぎはしないよ。2人の間にはいろんなことがあって、個人的にもさまざまなことがあったけど、本質的には2人の関係はそのままであってほしい。そして一緒に謎を解いていってほしいって思う」

── ホームズは謎の男・マイケルと友人になりますが、マイケルは信用できますか?

「マイケルはホームズに魅了されている様子で、とても暗い秘密を持っていて、ホームズを彼の世界に引き入れようとする。そして、ホームズをもてあそぼうとするんだ」

── マイケル役のデズモンド・ハリントンとの共演はどうでしたか?

「彼とは以前に『デクスター ~警察官は殺人鬼』(2006~13年)で共演したことがあるんだ。彼は本当に素晴らしい俳優で魅力的。いつもの彼は 器用ですてきな男性だけど、普段と違った気味の悪い役を演じているところを見るのはとても楽しいよ」

ジョニー・リー・ミラーが語る、初監督も務めた「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」シーズン6の見どころ

── 今回、監督業にも挑戦しましたね?

「ずっと監督をやることを考えていたよ。いつかやらなければと思っていた。ルーシーが成功するのも見ていたしね。考えていたことは、実際に撮影をするエピソードの前には少し息つく時間が欲しかったんだ。ロケハンと前準備が一番大事だから。そういう経験をして、このドラマにあらためて参加できた気がしたよ」

── 監督を務めた第6話・16話の撮影で楽しかったことは?

「6年も一緒に仕事してきた人たちとまた違った形で仕事ができたのは、とても楽しかったし本当によかった。いろんなプロセスが楽しかったんだ。脚本を逆からも理解できるようになって、前準備が終わる頃にはすべてのシーンが頭の中に入っている。そこからの撮影作業も本当に楽しかった。いろいろ圧倒されることもあったけれど、監督のやるべきことをみんながサポートしてくれたんだ。また、カメラやレンズに関して、自分で思っていた以上に自分が理解していたことも分かったよ(笑)」

── このシリーズは世界中で成功していますが、驚きはありますか?

「成功できるようにすべてのピースがあるべきところにあると思う。しっかり気を配れば、それなりにいいものを作ることができると思うし、それを僕らはできたんだと思う。でも、成功する保証はどこにもないんだから、ただただハッピーだと思うよ」

【プロフィール】

ジョニー・リー・ミラーが語る、初監督も務めた「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」シーズン6の見どころ

ジョニー・リー・ミラー Jonny Lee Miller  
1972年11月15日生まれ。英・ロンドン出身。82年にドラマ「ドクター・フー」でデビュー。映画「トレインスポッティング」(96年)のシック・ボーイ役で注目される。2017年に21年ぶりに製作された続編「T2 トレインスポッティング」にも同役で出演。

【番組情報】

ジョニー・リー・ミラーが語る、初監督も務めた「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」シーズン6の見どころ

「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY シーズン6」(全21話)
3月4日スタート 
スーパー!ドラマTV 
水曜 午後10:00~10:55ほか(二カ国語) 深夜0:00~1:00ほか(字幕)

探偵のシャーロック・ホームズはある重大な病気を患っていることが発覚。頼れるパートナーのジョーン・ワトソン(ルーシー・リュー)は、ホームズの力になろうと事件の捜査以外でも彼を支える。そんな2人の元に、次々と新たな依頼が舞い込み…。



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