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「令和の時代で、日本人が取り戻さなければならないことは…」Mr.都市伝説 関暁夫が、新時代を語る2019/05/24

ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説2019春/Mr.都市伝説 関暁夫インタビュー

本日放送の「ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説2019春」(テレビ東京系)。連載最後はMr.都市伝説 関暁夫さんにご登場いただきます! 番組の顔ともいえる関さんは、今回の見どころはもちろん、令和の日本についてや、今後日本人に求められる能力などをたっぷり語ってくださいました。もちろんこの話も、信じるか信じないかはあなた次第です!

──収録お疲れさまでした! 今回の「やりすぎ都市伝説」はいかがでしたか?

「すごかったですね。令和に入って一発目の『やりすぎ都市伝説』は、新たな都市伝説が生まれています。新しい文明の幕開けとともに令和の時代が始まっていきますが、その一発目にふさわしい伝説の番組となりました。各テラーの人たちが新感覚のネタを持ってきて、歴史的なメッセージをひもといています。霜降り明星・粗品くんのネタは、ぜひテレビで見てほしいですね。今まで解読されなかった都市伝説が解かれていると思います。世界的なネタだと思いますね」

──ストーリーテラーに初登場の方が多いということもあり、新しい角度の都市伝説が聞けるのですね! 見どころは最後にお伺いしたいと思います。早速ですが、先日、元号が変わりましたね。新時代になって、日本はどう変わっていくと思いますか? 世界レベルでいうと…。

「“宇宙レベル“ですかね。まだ皆さん、『宇宙レベル』とかそういう単語に慣れていないと思いますが…。だけど、次元が上昇してくることで、だんだん日常使っていた単語が切り替わるでしょ。これから宇宙に到達していく時代において、この意識が切り替わるから、おのずとみんなの意識が上がって高次元的な感覚になってくると思う。子どもたちはすでに対応できるけれど、そこに対応しなければいけない大人たちが持つ昭和、平成で生まれた価値観というのは、もう通用する世の中じゃない。それでも、その意識とテクノロジーと向き合っていかなきゃいけない時代になります」

──私たち自身も変わっていかなければならない時代が来る、ということですね。

「令和の時代で、日本人が取り戻さなければならないことは、自分自身に気付いて、自信を取り戻すこと。自分を信じられなければ、相手を信じることもできないわけです。これからの共感や共鳴が求められる時代において、相手を信じることができなければ表面上に存在できなくなります。ただ、この表面上に存在できる、できないという話は…、番組を追っていってもらえれば分かると思うんだけどね。まずは、自分を信じる、そこからの覚醒が、令和の時代で必要とされるんじゃないかな。今回の番組でも言っていますが、そもそも『令和』という言葉には意味がある。『神のお告げを聞いて和をなす』という裏メッセージがあるから、そのメッセージがどういうものなのかを一緒に体感できる人であってほしいなと思いますね。これから、本当に切り替わるよ」

──今まで「意識が切り替わる」という概念は、関さんがおっしゃるまで気が付かなかった方が多いと思います。その感覚というのはどんなきっかけで生まれてきたのでしょう?

「そういう声を聞くと、感謝でいっぱいになっちゃいますよ。でも、そうやって周りの人たちが理解してくださって、言葉に変えていってくれているんです。僕一人の力ではなくて。これが共感であって、あなたの心というフィルターを通して世の中に出ていくだけ、なんです。“意識が切り替わる体感をした人”だから、自然と『今までになかったものですよね』という質問になるんじゃないですか。でも、自分で見つけたものでしょう。こういうことが、同時多発的にいろんなところで起きる。そうなると、人として“やり直し”をさせられる」

──意識が変わって初めて、自分自身の感覚をアップデートとしていく、ということでしょうか。

「僕は、やり直しをしたところで、新たなコミュニケーションツールとして、インターネットや社会の国際状況だけではなく、宇宙環境とされるものでも向き合っていかないといけない、と考えています。なので、通常あった“意識”が地球環境上だけだとしたら、今後は宇宙を取り入れないといけないので、“超意識”というものを取り入れないといけない。これからは、その超意識を持っている人たちで形成する新しい文明になっていくので、対応していかないと。地球表面上は、超意識を持っている人たちによって形成されていっちゃうから。特に“日本人”とされる人種は、他の国の人たちよりも精神性が特化しているので、今一度自分自身という存在に気が付いて、自信を持つことによって『周りに影響力を持っているのはあなた自身なんです』という感覚から動き始めることができるんです」

ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説2019春/Mr.都市伝説 関暁夫インタビュー

──そうなんですね。自分に自信を持つ、というのは、簡単なようで短期間でできることではないかもしれません。ところで、「やりすぎ都市伝説」において、関さんの存在は非常に大きいと思うのですが、ご自身が感じている使命はありますか?

「都市伝説を通して、皆さんが応援してくれているおかげで国際経験もたくさんさせていただきました。その経験の中で、体感したことを素直に伝えているだけなんです。日本人は、これから国際的な体感をどんどんしていかなきゃいけない。これは『国内において』だからね。これから外国の方々がどんどん入ってくる。それは2020年に東京オリンピックがあるから、じゃないよ。オリンピックが終わっても、少子化の社会において、この国内にいながら国際的なコミュニケーション能力をつけなきゃいけない。でも、今までの日本の価値観なら対応はできない。だから、国際的に通用する人間としての価値観は何かなっていう疑問を投げられていれば幸いかな。逃げちゃダメだから」

──日本にいながら、国際的な感覚を身につける、という感覚は新しいですね。ただ、確かにこれからの時代ではそのような能力が求められていく、というのも理解ができます。

「相手を理解しなければ、相手も自分を理解してくれないでしょ。相手を受け入れて初めて、相手が自分を理解してくれる。日本は戦後、厳しいところから立ち上がってきて、裕福になりました。でも裕福になった背景において、決して忘れちゃいけないものを忘れすぎたんだよね。それが『感謝』なんだよ。感謝することを忘れた結果、助け合うことができなくなったと思う。だから、日本人にぬくもりがあるうちに思い出そうよって。そこで国際交流をして、相手との出会いに感謝して。感謝があって、礼儀を通せば、共感や共鳴して響き合えるんです」

──関さんの都市伝説にまつわる話は、最初は秘密結社を扱った都市伝説が多かったと思うのですが、だんだん精神的な話に移り変わっていきましたよね。

「秘密結社というものを通して、『ウソかホントか分からない』『信じるか信じないかはあなた次第』の世界で“本当に実在するの? うそだろ!”と言われていた時代もありました。でも、本当に実在するわけですよ。そういうところから、その人たちが掲げている理念ってなんだろう、という内面の活動を聞かなきゃダメじゃん。ちゃんと理念を通して共感できるものであれば、シンボルでもデザインを通して、集約されている世界があるわけだよね。絵の中で秘密結社がでてくるシンボルマーク一つにしろ、ね。すべてに意味があって、形成されているわけじゃん。意味があって形成されている、ということを理解してくれた人たちが、次のステージにどんどん上がっていく。今、テクノロジー時代でAIがもっている脅威とは何かね、というふうに向き合いながら、じゃあAIとどう向き合っていくか、人類として生活していかなきゃいけないのか、ということに向き合うきっかけになります」

──「AIが持つ脅威」という話題は、最近では多く取りざたされています。

「危機管理能力は、一つは絶対に持たなきゃダメじゃん。ただ、与えられたものを何も考えずに使っていたらダメですよ。与えられたものだからこそ、そこに対して意識をちゃんと入れる、そうしたらちゃんと危機管理能力も持つし、そこに対して感謝というのも伝わってくる。何でもかんでも与えられることが当たり前だった時代から、今度はシンプルになる時代がくるからね。今までは、買え買えだったでしょ。その結果、世の中パンパンでしょ。これ以上買ったってしょうがないでしょ。今度は、物をどんどんなくしていく時代だから。その代わりテクノロジーとして、何か集約された一つを持たされていくわけじゃん。次は、それが人体に入っていくだけです」

──テクノロジーが人体に入っていく…。関さんが冒頭におっしゃっていた「宇宙レベル」という意味が分かったような気がします。関さんからしか聞けない貴重なお話をありがとうございました! それでは最後に、番組の見どころを教えてください。

「粗品くんの都市伝説は、本当にみんなで共有したいですね。見応えありです。それから、ゆりやんレトリィバァさんも、何をしゃべっても面白いですからね。時が止まっちゃうと思います。また、今回はジャニーズからA.B.C-Zの河合郁人さんが出演されましたが、いよいよ『やりすぎ都市伝説』にもジャニーズ事務所からゲストが、と。河合さんがジャニーズに隠されている秘密を話しますが、彼の感覚も面白いと思います。普段は聞けない話がありますね。 それに、EXIT・りんたろー。くんの話も面白いしね! 令和の時代は、“新感覚”“超感覚”“超意識”を持たなければいけないと言っているのですが、りんたろー。くんは、チャラいけれど心が癒やされる“何か”を持っているんです。話を聞いていると、チャラさを超えたところに、りんたろー。くんが、お年寄りと接する時の姿勢、というものを感じました。あの子の精神性が見えるので、そういったところも見てほしいですね」

【番組情報】

「ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説スペシャル2019春」
テレビ東京系 
5月24日 午後9:00~10:48

取材・文/前里有沙(テレビ東京担当)



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