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因縁のライバルが運命の相手に!? 話題のタイドラマ最新作「Bad Buddy Series」の見どころを紹介!!2022/01/03

 家が隣同士で、互いに強いライバル意識を持つ親の影響で、何かにつけて競い合ってきた大学の工学部に通うPatと建築学部のPran――そんな“ただの友達”にもなれない2人が、ぶつかり合いながらもお互いを理解し少しずつ絆を深めながら、“ただの友達”以上の関係になっていく姿を描くタイドラマ「Bad Buddy Series」。

 タイ本国で現在放送中で、TELASA(テラサ)でも見放題配信中の本作ですが、回を重ねるごとに「どんどん面白くなる!」と毎週話題に。そんな話題の最新作が早くも地上波に登場! 今夜の地上波放送を前に、多くの視聴者を引き付けて離さない「Bad Buddy Series」の見どころをご紹介します!

 舞台は大学。工学部のPat(Ohm Pawat)と建築学部のPran(Nanon Korapat)は犬猿の仲の両親の影響を受けて、勉強や課外活動などでも相手を意識しながら競い合ってきた。さらに、日頃から険悪だった工学部と建築学部でもけんかが勃発するが、Patは子ども時代のある事情から、妹に“Pranを守る”と約束させられてしまう。2人はついに仲良くなることを決意するが、家族や友人たちの手前、自分たちの友情は隠さなければならず…。

1.経験豊富なOhm&Nanonの高い演技力

 本作を語る上で絶対に外せないのが主演を務めるOhmとNanonの巧みな演技。GMMTVの四天王ペアの1人として絶大な人気を誇るSingto Prachayaと共演した「He’s Coming To Me〜清明節、彼は僕のお墓の隣にやって来た」で注目を集め、「The Shipper」や映画「デュー あの時の君とボク」などの話題作に数多く出演してきたOhmが、お調子者だけど表裏のない直球タイプのPatを、そして子役として活動し、「The Gifted」「BLACKLIST」などの重厚かつ入り組んだストーリー展開の作品で難役に挑んできたNanonが、理論的で完璧主義者のPranを好演しています。

 国内外から高く評価されている2人の共演で放送前から話題になっていた本作ですが、Nanonの演技でまず注目して見てほしいのは“目の演技”。「目は口ほどに物を言う」ということわざがありますが、2人の目は言葉では伝えきれない感情を雄弁に語っています(ネタバレになってしまうので詳細は書けませんが、第5話ラストは本当に絶叫ものです…!)。Patの父親が、自分の父親の悪口を言っている現場にたまたま居合わせてしまったPranの、言葉にできない悲しみやいら立ち、Patと徐々に距離を縮めるも、許されることのない関係であることを悟り、苦悩する涙など…Nanonが涙を流す姿がとても美しく、感情移入せずにはいられません。

 また、これまで演じてきた「The Gifted」のPangや「BLACKLIST」のTrafficなどの怒りや悲しみをあらわにする役とは異なり、「Pranのえくぼがかわいい」というPatにキラキラの笑顔を見せたり、きゅるきゅるとしたつぶらな潤んだ瞳でPatを見つめたり…。かと思えば負けず嫌いな表情やいたずらっ子な表情をのぞかせたりと、本当に同一人物なの!?と思ってしまうほどに、役柄やシーンによって全く印象が変わる様子からも、Nanonの演技力の高さが伺えます。

 一方のOhmは、実際に「Ohmってこんな人なのかも?」「こんな男の子いるいる!」と思わせてくれる親近感のあるリアルさが魅力。本人の明るい性格がにじみ出ているかのような等身大の演技がピカイチなんです! さらに、本作ではPranに不意に甘えたり、「ん? もしやPranのこと好きなの?」とドキッとしてしまうような言葉を無自覚に発してしまうPatに、思わず恋してしまう視聴者が続出!

 さらに、ジムに通ったり、たんぱく質が豊富な食材を摂取するなど、熱心に体作りをしているというOhm。劇中でもその肉体美を惜しみなく披露しており、タイドラマガイド「D」vol.1でも特技だと明かしていた“筋肉を見せながらラナート(木琴)”を演奏する姿も…。誰もがホレボレしてしまうたくましい胸板にも注目です!

2.実生活では大親友! Ohm&Nanonのケミストリーがすごい

 張り合ってばかりの劇中の関係性とは裏腹に、プライベートでは大親友の2人。先日のNanonの誕生日にOhmが駆けつけたり、インタビューでNanonが「もし僕が、“友達の代わりに死ぬことができるなら、それは誰ですか?”と聞かれたら、OhmとChimonと答えます」(タイドラマガイド「D」vol.3)と語ったりするほどに仲が良く、演技でもその相性は抜群! フィーリングピッタリの2人の関係性が、対立しながらも互いを意識し合い、常に対等なPranとPatの関係にも効果的に映し出されています。

 また、ワークショップ中や撮影中には難しいシーンがあったら互いにアドバイスしたり、意見を出し合ったりしていたという2人。気心が知れた信頼し合っている仲だからこそ、さまざまな名場面が誕生したのかもしれませんね!

3.心の機微を描く丁寧なストーリー展開

 BL作品に出演したことがないNanonが、「相手がOhm、監督がP’Aofだから引き受けた」(※AofはNoppharnach監督の愛称)と語るほどに信頼を寄せるNoppharnach Chaiwimol監督がメガホンを取った本作。OhmとSingtoが主演を務めた「He’s Coming To Me〜清明節、彼は僕のお墓の隣にやって来た」や、Earth Pirapat&Mix Sahaphap主演の「A Tale of Thousand Stars」など、美しい映像と登場人物たちの心理描写を丁寧に描くことで高い評価を受けている監督ですが、本作でもNoppharnach監督の手腕が光る、PatとPranの心に寄り添った物語に。お互いが気になりながらもその気持ちを認めてはいけないと葛藤する複雑な心境が垣間見えるシーンでは胸が締め付けられ、PatとPranが笑い合う姿に心が温かくなること間違いなし。

 また、念入りにワークショップを行ってから撮影に臨むことが多いタイドラマですが、Noppharnach監督の作品ではキスシーンのワークショップを行わず、演じる俳優たちがその場でどう感じているかを大切にして、キスシーンなどのキーパートが撮影されているのだとか。こうした撮影方法も、登場人物たちの感情が心に訴えかけてくる理由の一つなのかもしれません。本作でも、ファンから“伝説のキスシーン”と呼ばれるキスシーンが登場するので、こちらも要チェックです。

 さらに、Pat、Pranとつるむ友人たちやPatの妹・Pa(Love Pattranite)、PatとPranの中学時代の同級生・Ink(Milk Pansa)など個性豊かな登場人物たちにも注目! けんかっ早いけど友情に熱い仲間たち、いさめながらもお兄ちゃんを心配する妹などがキャッチーに、そして生き生きと人間らしく描かれ、全員がいとおしく思えてくるのも本作の魅力ではないでしょうか。PatとPranを取り巻く人物たちが2人の関係にどのような影響を及ぼすのか…今後の展開からも目が離せません!

 ちなみにNoppharnach監督は、タイドラマファンに“忖度(そんたく)シーン”と呼ばれる広告シーンの入れ方も「天才!」と話題なんです。日本のCMや番組提供とは異なり、タイドラマは劇中に宣伝の商品が突然現れるのですが(笑)、タイドラマを多く見ている方は「これ、忖度シーンだ!」とクスッとしてしまった経験もあるかと思います。ですが、Noppharnach監督にかかればそんな“忖度シーン”も視聴者へのご褒美シーンに…! 第6話ラストには思わず筆者も感嘆を漏らしてしまったのですが(笑)、どんなシーンになっているのか…それはご自身の目でご確認ください!

 放送回を増すごとにスピード感と盛り上がりも加速していく本作。地上波放送は1話だけですが、1話を見て「続きが気になる…!」という方や、「放送地域外で悔しい…!」という方は「Bad Buddy Series」が見放題で視聴できる動画配信プラットフォーム・TELASAをチェック! そして、現在発売中の「タイドラマガイド『D』vol.3」では主演のOhm&Nanonに親友エピソードからワークショップについてなどをインタビュー! Ohm&Nanonをさらに深く知れて、ドラマと合わせて楽しめる内容になっているので、気になった方はこちらもチェックしてみてくださいね♪

【番組情報】

「『ドクターX』スピンオフ『ドクターエッグス』初放送&話題作続々 テラサセレクション」
テレビ朝日 
1月3日 深夜1:15~4:00(※関東ローカル)内にて放送
※TELASAにて第8話まで見放題配信中

テレビ朝日担当 K・T



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