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聖なる夜に笑いの神を降臨させた総合演出・三宅恵介が語る「明石家サンタ」の魅力&まだ間に合う、はがき採用のコツ!2021/12/11

聖なる夜に笑いの神を降臨させた総合演出・三宅恵介が語る「明石家サンタ」の魅力&まだ間に合う、はがき採用のコツ!

◆予定不調和だから面白い

 合格のベルを鳴らされた人が引けるプレゼント。ここで起こるハプニングも番組の見どころの一つではないだろうか。電話をかける順番は当日決めるというが、小中学生など子どもへは最初にかけるという。

 「1人目で中学生に車が当たった。一番高価なものが当たるというのは台本には書けない。予定調和ではない。予定不調和! これがこの番組にとって大事。1回目に車が当たり、スタッフもさんまさんも、見ている人も『えー!?』と思っちゃう」と高額商品が1人目で当たると、その後どのように番組を盛り上げていくのか期待感があると言う。

 また、2018年には小学生の「不幸な話」が合格のベルを鳴らした。しかし「(1回目の)プレゼントははずれ。もう1回いいよ、と引いてもらうと、またはずれ…。プレゼントがたくさんある中ではずれを2回引く子ども。そういうハプニングも生放送ならでは。これは、VTRでやったら面白くもなんともない。素人さんの間延びしたトークとか、生放送だから聞いていられる。VTRだと余計なものを排除して、きれいなものだけを放送することになってしまう。台本には書けないところが素人さんだから得られるもの」と予定不調和がこの番組の楽しみ方の一つなのだ。今年はどんな予定不調和が見れるだろうか。子どもの高額商品ゲットはあるのか…楽しみである。

◆一番印象に残っている出来事は…あまり覚えていない(笑)

 30回以上放送している同番組。三宅氏は、一番印象に残っている出来事について質問が来ることを想定し、過去の放送を振り返ってみたのだという。しかし、「この年になるとあまり覚えてないんです(笑)」とちゃめっ気たっぷりの回答。先ほども記した1人目の中学生が車を引き当てたり、小学生が2回続けてはずれを引いたことはインパクトがあって覚えているというが、今年のインパクト大な話はどれなのか…期待しかない。

 そして、20年ほど前からは芸能人枠の電話も用意している。しかし、つながらないことも多く「電話をしたけどつながらなかったじゃないか、と後からさんまさんが言われたりする」のだとか。電話がつながり採用された例で言うと、「磯野貴理子さんが離婚後に電話をしてきて名前を言っただけで合格(笑)。今年、名前を言っただけで合格がもらえそうな人はいるかな」と考え始めた三宅氏。放送当日(12月24日)にどんな芸能人が生電話に登場するのか、しないのか…。

 今年の放送はどんな内容が飛び出し、どんなキャラクターが登場するのか。単に不幸な話、重い話は採用されないが、誰にも言えなかったけど今考えるとクスっと笑える話など、自身に起きた「寂しい」「不幸」な話をぜひ応募してみてほしい。さんまさんに面白おかしく笑いにしてもらい、すてきなプレゼントもゲットし、すっきりした気持ちで年末を迎えてみてはどうだろうか。

【番組情報】

「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2021」
フジテレビほか
12月24日 深夜1:15~3:15

【「今年1年間に身の回りで起こった寂しい話」を募集中】

【応募要項】
・「寂しい」「不幸」な出来事の内容
・住所、氏名、年齢、職業、電話番号
【宛先】
〒119-0188 フジテレビ 「明石家サンタ」係
【締め切り】
2021年12月17日(金) 消印有効

取材・文・撮影/Y・O(フジテレビ担当)

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