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「町田樹のスポーツアカデミア」が審査員長賞を受賞！ 衛星放送協会オリジナル番組アワードの授賞式に町田樹が登場2021/09/09

　BS、CS（有料多チャンネル）で放送されたオリジナル番組の中から、優れた番組や企画を表彰する「衛星放送協会オリジナル番組アワード」。11回目を迎える本アワードにて、J SPORTSで放送された「町田樹のスポーツアカデミア【Dialogue ：研究者 、 スポーツを斬る ② 】～音楽神経科学～慶應義塾大学環境情報学部 藤井進也准教授」が審査員長賞を受賞しました。

 「町田樹のスポーツアカデミア」は、元フィギュアスケーターで現在は國學院大學の助教を務める町田さんが、テーマに沿ってスポーツを多角的に分析するアカデミーコンテンツ。受賞作では、音楽神経科学の第一人者である慶応大学の藤井進也准教授をゲストに迎え、“ヒトにとって音楽とは何か？”という問いを、町田さんと藤井准教授が深く語り合います。

　9月7日、都内で授賞式が行われ、町田さんが登壇。審査員長であるノンフィクション作家の吉岡忍さんは、「（番組では）“音楽を聴く、する脳”と“スポーツをする脳”が同じだということが明らかにされていきます。スポーツと文化は離れているものだという常識がありましたが、これは大発見です。この社会で生きている人間をどう捉えるか、その問題に真っすぐに向かっていく、本当に観ていてドキドキするような番組になっています」と絶賛。

　町田さんは、「“音楽を奏でる”というのは高度な身体運動で、スポーツ選手と同じことをしているといって過言ではありません」と話し、「私たちは日常生活で音楽をたくさん聴くと思いますが、“激しい音楽を聴けば力が湧いてくる。優しい音楽を聴けば心が和む”というかたちで、音楽と人間の心、そして体は分かち難く固く結びついているんですね」と語りました。

　また、吉岡さんから「ちなみに、現役の試合の時は、どんな曲を聴いていましたか？」と質問された町田さんは、「試合前は自分の士気を高めるようなアップテンポの曲を聴くのですが、試合後は心と体を休めなければいけないので、クラシック音楽などの和やかな音楽を聴いていました」と明かしました。

　番組を制作した株式会社ジェイ・スポーツの編成制作本部企画制作部チームリーダー・プロデューサーの升田智晴さんは、「町田さんはフィギュアスケーター時代から、何を考えているのか最も知りたいスケーターの1人でした。町田さんのお話する、スポーツの未来を模索する、アカデミックな内容をストレートに届ける。それが、この番組の肝だと思っています」とコメント。

　最後に、吉岡さんが「スポーツマンの後半生は大変ではないですか？」と質問すると、町田さんは「（スポーツの世界は）過酷な弱肉強食の世界ですから、やはりアスリートは発達した高度な体がないと仕事ができない。ただ残念ながら、その高度な体というのは、老いや年齢、時間の流れには逆らえませんので、20代、30代をピークに衰退していくしかない、そういったさがですね」と回答。吉岡さんは「どういう（体の）機能がその後に生かせるのか、それを今後、番組で科学してほしいですね」とリクエストしました。

　そのほか、番組部門の最優秀賞作品には「連続ドラマW　コールドケース3 ～真実の扉～」（WOWOW）、BS12スペシャル「村本大輔はなぜテレビから消えたのか？」（BS12 トゥエルビ）、「サンウルブズ ライブトレーニング　フィジカルチャンピオンシップ」（J SPORTS 2）、「劇場の灯を消すな！Bunkamuraシアターコクーン編松尾スズキプレゼンツ アクリル演劇祭」（WOWOW）、「魔改造の夜」（NHK BSプレミアム）、「名探偵のお弁当」（AXNミステリー）の6番組が選ばれ、その中から「村本大輔はなぜテレビから消えたのか？」がグランプリを受賞しました。

 「町田樹のスポーツアカデミア【Dialogue：研究者、スポーツを斬る②】～音楽神経科学～慶應義塾大学 環境情報学部 藤井進也准教授」は、10月27日にJ SPORTS 3で放送されます。

　また、アワードの模様もBSスカパー！とJ：COMプレミアチャンネルで10月に放送。ぜひ、チェックしてみてください！

キーワード

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• # 町田樹のスポーツアカデミア
• # 藤井進也

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