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金曜8時のドラマ「今野敏サスペンス 機捜235×強行犯係 樋口顕」2023/03/06

番組情報

1月27日~3月10日 テレビ東京系 毎週金曜 午後8:00~午後8:54

キャラクター紹介

  • 縞長省一(中村梅雀)
    警視庁第二機動捜査隊渋谷分駐所の巡査部長。一見さえない中年男性だが、指名手配者800人の顔を覚える見当たり捜査のレジェンド。人の“目”と“耳”の特徴を覚えている、ずば抜けた才能の持ち主。
  • 高丸卓也(平岡祐太)
    警視庁第二機動捜査隊渋谷分駐所の巡査部長。縞長とコンビを組む若手イケメン隊員。捜査一課への異動を夢見る上昇志向の持ち主。
  • 安永知世(山本未來)
    警視庁第二機動捜査隊渋谷分駐所の所長。警部。
  • 浜川誠(須賀健太)
    警視庁第二機動捜査隊渋谷分駐所の巡査。サイバー対策課から新たに配属された。
  • 天童隆一(榎木孝明)
    警視庁刑事部捜査一課の第二強行犯捜査管理官。警視。
  • 樋口顕(内藤剛志)
    警視庁捜査一課強行犯係の樋口班を率いる刑事。高い洞察力や推理力を持ち、時にはスタンドプレーも辞さず事件の裏に潜む真実を追求していく。

出演者

中村梅雀/平岡祐太/山本未來/須賀健太/榎木孝明/内藤剛志 ほか

スタッフ・音楽

原作:今野敏「機捜235」シリーズ(光文社)/脚本:安井国穂/脚本:村川康敏/脚本:坂上かつえ/脚本:政池洋佑/脚本:山岡潤平/監督:児玉宜久/演出:川口浩史/監督:細川光信/監督:本田隆一/チーフプロデューサー:山鹿達也
主題歌:小林柊矢「愛がなきゃ」

概要

中村梅雀と平岡祐太の人気作が連ドラ化! 樋口顕シリーズとコラボして一つのドラマに

2023年冬ドラマガイド/金曜8時のドラマ「今野敏サスペンス 機捜235×強行犯係 樋口顕」

今野敏の同名小説を原作に、これまで「月曜プレミア8」枠でスペシャルドラマとして3度放送されてきた人気シリーズが連続ドラマ化。中村梅雀が定年間際の元見当たり捜査官・縞長省一に扮し、平岡祐太演じる若手イケメン隊員・高丸卓也とバディを組んで覆面パトカーに乗り込み、さまざまな事件を軽快かつ爽快に解決していく。山本未來、東根作寿英、秋山ゆずき、榎木孝明らおなじみのキャストに、今回から“機捜のIT担当”として須賀健太が加入。さらに、連ドラ化にあたり「警視庁強行犯係 樋口顕」シリーズとコラボレーション。主演の内藤剛志をはじめ、樋口班のおなじみの顔ぶれが集結し、機捜メンバーとの共演を果たす。

記者会見情報

「金曜8時のドラマ「今野敏サスペンス 機捜235×強行犯係 樋口顕」」会見

テレビ東京系の金曜8時のドラマ「今野敏サスペンス 機捜235×強行犯係 樋口顕」の会見が行われ、中村梅雀と平岡祐太、内藤剛志が登壇した。3回のスペシャルドラマとして放送されてきた「機捜235」シリーズが、初の連続ドラマ化で「警視庁強行犯係 樋口顕」シリーズとコラボレーション。樋口班のおなじみの顔ぶれが、機捜メンバーと共演する。梅雀は連ドラ化にあたり「驚きました。とても面白い作品なんですけど、さえないおじさんが主役で地味なので」と述べつつも、「コラボと聞き『なるほどね』と。原作者が同じなので、それは十分ありえるなと」と振り返った。一方の内藤も「これまで『機捜235』は単発でやってこられて、晴れてレギュラー化ですよね。そこに僕が入っていいのかと本当に思いました。梅雀さんにも『本当にいいの!?』って聞いて(笑)」と、恐縮しつつも今作への参加の喜びを語った。


さえないおじさんが主役で地味なので、コラボと聞いて「なるほどね」と(笑)(中村梅雀/縞長省一)

「金曜8時のドラマ「今野敏サスペンス 機捜235×強行犯係 樋口顕」」会見:中村梅雀/縞長省一

まず、連ドラ化すること自体に非常にびっくりしました。とても面白い作品なのですが、さえないおじさんが主役で地味なので…。そして、コラボと聞いて「なるほどね」と(笑)。原作者が同じなので、それは十分ありえるなと思いました。現場では、撮影の合間はずっとトークしっぱなしで、話している間に本番が始まり、おしゃべりと撮影のどっちが多いんだというぐらいです(笑)。「機捜235」のキャストはマイペースではじけまくっているので、「めちゃくちゃ明るいんだな俺たち」って、樋口班の方たちを通して痛感しました。これまで、機捜班は現場に最初に駆け付ける仕事ということで、事件の入り口しか関われず、最後まで捜査したいという思いで、いつもいました。今回、実働班して動く樋口班が来たので、僕らを引っ張り上げてくれるという力強さが加わりました。全7話を通しての難事件というのがずっと関わってきて、その途中でもゲストを迎えて大変な事件が起こります。そういったバラエティーに富んだ物語の中で、ドラマの質もガラッと変わるんですよ。それもまた魅力です。非常に楽しいドラマになっていると思います。


1時間があっという間に感じられると思います(平岡祐太/高丸卓也)

「金曜8時のドラマ「今野敏サスペンス 機捜235×強行犯係 樋口顕」」会見:平岡祐太/高丸卓也

2時間ドラマを最初に撮り始めた頃は、連続ドラマになるとは思っていませんでした。素直にうれしいです。今回連ドラになったことで、全7話を通して大きな事件が関わってくるので、そこが大きな見どころの一つになっていると思います。今回、2作品が現場で交ざることで、こういう新しいものが生まれるんだと実感しました。そして、樋口班はすごく真面目にやられているなと。すごい説得力で、機捜班にはなかったなと思いました(笑)。これまで、スペシャルドラマ3作でご一緒させていただいていますが、梅雀さんはとにかく優しいです。今回も1カ月のうち25日撮影をしているというぐらい忙しかったんですけど、おおらかといいますか、イライラもしていませんでしたし。それが本当にすごい。それを見ていると、自分も疲れているけれど頑張らないとな、と思いながらやっています。今回このようなコラボが実現したことで、メリハリというかすごくコントラストが出ました。見どころも多いので、1時間があっという間に感じられると思います。


今まで会えていなかった兄弟に会えた気がしてうれしかったです(内藤剛志/樋口顕)

「金曜8時のドラマ「今野敏サスペンス 機捜235×強行犯係 樋口顕」」会見:内藤剛志/樋口顕

「機捜235」はこれまで単発でやってこられてのレギュラー化ですから、僕が入っていいのかと思いました。梅雀さんにも直接会って「本当にいいの!?」と聞いたぐらいです(笑)。この2作品は原作者が同じなので、今まで会えていなかった兄弟に会えた気がしてうれしかったです。機捜はパトカーに乗り現場に駆け付ける「動」、僕たちは言葉で犯人を追い詰める「静」。それぞれ違うよさがあって、今回新しいものが生まれるんだと思っています。樋口班はバトンを渡されたところからスタートするんですが、その大本となる人たち、つまり機捜班のような人たちがいる。そういう意味で、物語の輪郭が大きくなった。それが一番の相乗効果じゃないかと思います。(原作者の)今野さんの世界観だと思うんですが、縞長も樋口も天才的な刑事じゃないんですよ。でも、地道に生きていくことがいつか結果たどり着くんだという、泥くさく一生懸命やることが魅力だと思います。もちろん刑事ドラマなので、犯人は誰だという謎解きが、まず楽しみどころだと思います。それに加えて、今回コラボということで、みんなで一緒に何かをやるというのは楽しいよ、ということも伝わったらいいなと思います。

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