Drama Guide ドラマガイド

石子と羽男―そんなコトで訴えます?―2022/09/12

番組情報

7月15日 スタート TBS系 毎週金曜 午後10:00~午後10:54

キャラクター紹介

  • 石田硝子(有村架純)
    父が営む「潮法律事務所」のパラリーガル。東大法学部を首席で卒業したものの司法試験に4回落ち、5回目も落ちるのが怖くて受験を諦めたことをコンプレックスに思っている。父と2人暮らし。お人よしで無料で弁護を請け負ってしまう父のようにはなるまいと、経理も担当している倹約家。学生時代から「真面目でコツコツ積み上げていく、そして石のように頭が固い」ことから「石子」と呼ばれている。
  • 羽根岡佳男(中村倫也)
    弁護士。高校卒業後、アメリカの大学へ進学したが半年で自主退学。その後、数年間放浪していた自由人。見たものを写真のように記憶する「フォトグラフィックメモリー」の持ち主で、そのおかげで司法試験も一発合格。自分が周りからどう見られているかのブランディングを何よりも気にしていて「型破りな天才弁護士」に憧れている。
  • 大庭蒼生(赤楚衛二)
    中古車販売店で働く販売員。真面目かつ不器用で面白みはないが、真っすぐで心優しく、困っている人を見ると助けたくなる性格。カフェで充電をしていたら訴えられてしまい、石子と羽男が働く「潮法律事務所」に依頼に来る。
  • 潮綿郎(さだまさし)
    「潮法律事務所」所長。根っからのお人よしで人情派の弁護士。無料で相談を受けてしまうため、娘の石子からいつも小言を言われている。老若男女、誰とでも友達になれるフレンドリーな性格で、羽男を事務所にスカウト。誰にも弱音を吐けない羽男が唯一、心を開く相手でもある。

出演者

有村架純/中村倫也/赤楚衛二/さだまさし ほか

スタッフ・音楽

脚本:西田征史/演出:塚原あゆ子/演出:山本剛義/プロデューサー:新井順子
主題歌:RADWIMPS「人間ごっこ」

概要

有村架純×中村倫也が日常のトラブルに挑むリーガル・エンターテインメント

2022年夏ドラマガイド/石子と羽男―そんなコトで訴えます?―

同局の「MIU404」や「最愛」などでタッグを組んできた新井順子と塚原あゆ子が、それぞれプロデュースと演出を務める異色のリーガル・エンターテインメント。有村架純と中村倫也がダブル主演を務め、4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒のパラリーガル・石田硝子(有村)と、司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男(中村)が、日常に起こりそうなトラブルに挑んでいく。2人が働く法律事務所の弁護士で硝子の父・潮綿郎にさだまさしが扮する。「石のように頭が固い」ことから「石子」と呼ばれている硝子と、型破りな天才弁護士に憧れ、「羽のように軽やかな性格」=「羽男」と自称する羽根岡が、コンプレックスに向き合い成長していく姿をコミカルに描く。

記者会見情報

「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」会見

TBS系の連続ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」の制作発表が行われ、ダブル主演を務める有村架純と中村倫也のほか、赤楚衛二、おいでやす小田、さだまさしが登壇した。本作への出演を「ドッキリだとまだ疑っているところもある」という小田が司会進行を担当。冒頭のあいさつでは、中村が記者に対し「今日は小田さんがMCなので、爆笑制作発表と書いてください」と要望を出すと、小田がすかさず「それはうそになるのでやめてください! 後で問題になりますよ」とストップをかける場面も。見どころに関しては、有村が「塚原(あゆ子)さんの演出の巧みなパフォーマンスもあって、映像も見ていて楽しいし、音楽も臨場感があります。ロケが多くて景色も代わり映えがたくさんあって楽しいドラマだと思います」、中村は「割と時代と密接な法律に関するテーマを扱っていて、見るべき作品なんじゃないかな」と語った。


中村さんから学び、有意義な時間を過ごしています(有村架純/石田硝子)

「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」会見:有村架純/石田硝子

中村さん演じる羽根岡佳男こと羽男さんと(自身が演じる)石子が掛け合いをしながら、お互い抱えているコンプレックスと向き合って、いろんな出会う方々に影響されながらどう成長を遂げていくかという物語になるのかな。メンバーの皆さんもすごく温かい方々で、明るい現場で撮影できています。とっても楽しいです。中村さんは、私と経験値が違うのももちろんあるんですが、私はお仕事ドラマを実は初めてやらせていただくので、すごく苦戦していて。そんな中、(中村と)一緒に撮影すると学びがすごくあって、有意義な時間を過ごさせてもらっています。ここのセリフは、「こういうのがいらないんじゃないか、こういう言い方の方が分かりやすいんじゃない」とか、自分は何も出てこない。だから一緒にいて、すごいなって思っています。塚原さんの演出の巧みなパフォーマンスもあって、映像も見ていて楽しいし、音楽も臨場感があります。ロケが多くて景色も代わり映えがたくさんあって楽しいドラマだと思います。


脚本家に嫌われちゃうな(笑)(中村倫也/羽根岡佳男)

「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」会見:中村倫也/羽根岡佳男

いろんなコンプレックスや葛藤を抱えて、一生懸命天才ぶって弁護士をやろうとしているんですが、すぐにボロが出てしまう。そういうところを石子にツッコまれつつ、すったもんだしながら未来に向かっていくという、そういう役どころです。今日は小田さんがMCなので、爆笑制作発表と書いてください(笑)。(食べながら演じるシーンは)出たとこ勝負です。リアルに食べながら話すのが自然だと思うので、あまり焦ってしゃべらないようにはしています。(現場でセリフについてアドバイスすることもあるという有村の発言に)これが記事になったら脚本家さんに嫌われちゃうな(笑)。「あいつがセリフを勝手に変えたのか」って。カフェでの充電の問題から、物語が二転三転するし、予測がつかないスピード感もある。バディものなのか、お仕事ものなのか、人情ものなのか、法律ものなのか、いろんな側面があって目まぐるしく変わっていく。いいカオスなんです。今後登場する物語も非常にタイムリーといいますか、割と時代と密接な法律に関するテーマを扱っていて、見るべき作品なんじゃないかなと思います。


中村さんに助けてもらっています(赤楚衛二/大庭蒼生)

「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」会見:赤楚衛二/大庭蒼生

役柄は中古車販売店で働いている社会人なんですけど、カフェで携帯電話を充電していたら訴えられたっていうところで、第1話のゲストというか依頼人になります。これ以上のことは何も話せないのですが…お楽しみに。(中村から天然キャラであることを指摘され)いつも拾ってもらって、助けてもらっています。テンポ感、スピード感があって、ずっと目が離せない、引き込まれる作品です。


有村さんの僕に対するお芝居が冷たすぎる(おいでやす小田/塩崎啓介)

「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」会見:おいでやす小田/塩崎啓介

(さだが演じる)潮綿郎先生の友達みたいな役割で、コメディー寄りのパートを担当しています。石子ちゃんにゾッコンで、アピールするけど全然振り向いてもらえない役です。僕に対する有村さんのお芝居が冷たすぎて、監督さんから「冷たすぎます」と言われていて、有村さんの地が出ているのかなとショックでした。(中村から赤楚は天然キャラだと聞き)僕は全然そんなイメージがなかったんですが、会見の打ち合わせ時、会見の自分が座る椅子にマイクが置いてあるという説明を聞いた際に、今自分が座っている椅子にマイクが置いてあると勘違いして立ち上がったんですよ。自分のケツの感覚で分かるやろ! 演技をしながらそばを食べるシーンで、食べるタイミングを計るのが難しく苦戦しました。普段何げなく見ていた食事のシーンでしたが、役者さんたちはとんでもないことをしているんだと。(第1話を見て)法律のイメージが変わりました。法律ってもっと難くて遠い存在だと思っていたのが、事件も身近ですし、自分の人生に関係ないと思っていたのは間違っていたと感じました。


ツアー前にセットにあったギターで練習していました(さだまさし/潮綿郎)

「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」会見:さだまさし/潮綿郎

いい人情ドラマなんですよ。一人一人がコンプレックスを抱えながら、一生懸命頑張ってる。まともなのは僕だけですかね(笑)。小田くんとの掛け合いが楽しいですし、どうにかしてくれるので楽ですね。石子の父親役ということで、友人から「ふざけんなよ!」と言われました。セットの小道具のクオリティーが高くて驚いています。ツアー初日の直前に、人前で1回も弾いていないギターの曲があったから、ちょっと弾けるかなってコソコソ練習したんです。それで、コソコソ練習してみんなにうるさいかなと思って、(セリフを)覚えているのに隣でギターが鳴ったらイラってするだろうなって顔色を伺いながらやったら、「最高の現場ですね」って言ってくれたんですよ。裁判や訴えるということは大ごとかと思っていたけど、身近にあるものだと教わった。法律のいいところも悪いところも全部出てくるからいい。この人たち(有村と中村)が頼りなーく解決していきますから。

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