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ハリウッド共同制作オリジナルドラマ TOKYO VICE2022/06/06

番組情報

4月24日 スタート WOWOWプライム 毎週日曜 午後10:00~午後11:10

キャラクター紹介

  • ジェイク(アンセル・エルゴート)
    「明調新聞社」社会部の新人記者。警察担当。アメリカ人で、日本の大学を卒業して猛勉強の末に就職した。取材で出会った刑事・片桐との付き合いを通じて、日本の闇社会へと巻き込まれていく。
  • 片桐(渡辺謙)
    警視庁・暴力団対策課の刑事。ヤクザ絡みの事件を手練で解決する敏腕。取材を通じて出会ったジェイクと危険なネタに踏み込む。
  • サマンサ(レイチェル・ケラー)
    クラブ「オニキス」のホステス。自立心が強く優秀。
  • 宮本(伊藤英明)
    警視庁・保安課の刑事。自らの立場を利用して風俗街で暗躍する。
  • 佐藤(笠松将)
    ヤクザ組織・千原会の組員。ジェイクと意気投合する。
  • アキラ(山下智久)
    ホストクラブ「ミラリナ」のカリスマホスト。謎めいた雰囲気がある。
  • 丸山詠美(菊地凛子)
    「明調新聞社」社会部に所属するジェイクの先輩記者。秘密を抱えながら男社会を渡り歩く。

出演者

アンセル・エルゴート/渡辺謙/レイチェル・ケラー/伊藤英明/笠松将/山下智久/菊地凛子 ほか

スタッフ・音楽

監督:マイケル・マン/監督:ジョセフ・クボタ・ラディカ/監督:HIKARI/監督:アラン・プール/エグゼクティブ・プロデューサー:マイケル・マン

概要

名匠マイケル・マンが1990年代の東京の闇社会を浮き彫りにする超大作!

2022年春ドラマガイド/TOKYO VICE

1990年代の東京を舞台に、日本の大手新聞社に就職したアメリカ人記者が日本の裏社会に迫っていくエンターテインメント大作。日米共同制作で全編オール日本ロケを敢行。エグゼクティブ・プロデューサーとしても参加し、第1話を監督するのは名匠、マイケル・マン。主人公の記者・ジェイクを、映画「ベイビー・ドライバー」(2017年)でゴールデングローブ賞にノミネート、スティーブン・スピルバーグ監督の映画「ウエスト・サイド・ストーリー」(22年)の主役に抜てきされたアンセル・エルゴートが務める。日本からは渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久らが出演する。

記者会見情報

「ハリウッド共同制作オリジナルドラマ TOKYO VICE」会見

WOWOWプライムで放送される連続ドラマ「ハリウッド共同制作オリジナルドラマ TOKYO VICE」の記者会見が開催され、主演のアンセル・エルゴート、共演の渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久が出席した。1990年代の東京を舞台に、日本の大手新聞社に就職したアメリカ人記者が日本の裏社会に迫っていくエンターテインメント大作で、名匠のマイケル・マンがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、第1話も監督する。エルゴートは、流ちょうな日本語で「謙さんはレジェンド。私が初めて見た謙さんの映画は『インセプション』(2010年)です。その時、謙さんの表情と声の素晴らしさに感動しました」と渡辺に尊敬のまなざしを向けた。また、山下との共演シーンはなかったが「とても格好よくてイケメンですね。だからホストのキャストは完璧だったと思う!」と言うと、当の山下は「カリスマホスト役…というかクソホスト役」と笑っていた。


日本は「第二の故郷」。伊藤英明とは大の仲良しに(アンセル・エルゴート/ジェイク)

「ハリウッド共同制作オリジナルドラマ TOKYO VICE」会見:アンセル・エルゴート/ジェイク

(流ちょうな日本語で共演者たちを紹介して)謙さんはレジェンド。共演できてとっても光栄です。私が初めて見た謙さんの映画は「インセプション」(2010年)です。その時、謙さんの表情と声の素晴らしさに感動しました。英明さんとはお母さんのご飯をごちそうになったり山にも登ったり、新年にはみんなで初詣に行ったり。たくさんいい思い出ができました。とても感謝しています。将さんの演技は大好きです。クールで不思議な魅力がある。クールでも時々感情を激しく表現します。一度将さんの演技を見たらファンになると思いますよ! 菊地凛子さんは感情をリアルに自由に表現します。自然な演技にハッとさせられる。謙さんの演技は緻密で完璧ですが、僕は凛子さんの演技も好きです。(山下との共演シーンはなかったが)とても格好よくて、もちろんみんなよく知るイケメンですね。だからホストのキャストは完璧だったと思う! 日本は「第二の故郷」になった。アメリカの友人たちが焼きもちを焼いている。アメリカ人はみんな東京が好きなんです。東京自体が主人公になっている作品だと思いますので、アメリカの人も日本にいる方も今までにない見方で“TOKYO”を見てもらえると思う。


人間の持つ過酷さ、つらさ、幸せが詰まった作品(渡辺謙/片桐)

「ハリウッド共同制作オリジナルドラマ TOKYO VICE」会見:渡辺謙/片桐

1990年代を描くということは、街の景色にしても衣装・小道具一つにしても昔のものなので、実は近いようで結構遠い。最初にマイケル・マンが監督してくれたんですが、彼のリアリスティックな表現に全スタッフがついていくのはとても大変でした。全員がこんな大変な仕事は初めてだったが、監督が「こんなに楽しくて面白くて豊かな現場を体験できて本当にうれしかった」と話していた。キャストもその通りで、脚本のJ・Tロジャースがそれぞれのキャストに素晴らしいバックグラウンドを書いてくれたんですね。新聞記者役、刑事役というだけではなくて、それぞれに闇があり、家庭があり、いろんな深みを持たせた脚本を書いてくれたので本当にやりがいのある作品でしたし、1本の映画では描ききれないストーリーが8本のお話の中にあるんです。これだけの大きなプロジェクトに参加できたことは楽しみでもありますし、この先も僕自身楽しみにしています。バイオレンスを描くということが、世界的に悲惨なことも多く難しい時代。その中にある人間の持つ過酷さ、つらさ、幸せが詰まった作品です。それぞれのキャラクターの裏にあるものを受け止めてほしいです。


オーディションで監督に言われた言葉は宝物(伊藤英明/宮本)

「ハリウッド共同制作オリジナルドラマ TOKYO VICE」会見:伊藤英明/宮本

(マイケル・マンが手掛けた)「コラテラル」(04年)のメーキングは何十回と見て、まさかオーディションの話をいただいて役をいただけるなんて、本当にうれしかったです。1回目のオーディションは「マイケル・マンに会える」という興奮で緊張せずにオーディションを受けられたんですけど、2回目、J・Tも同席しているオーディションで緊張してしまって。3回目、マイケル・マンと2人っきりのオーディションで「ビデオテープを送ってくれた時のエネルギッシュな英明はどこに行った?」と声を掛けられて。もうすぐその役に手が届くと思うと急に緊張してしまって、いいパフォーマンスができなかったんですけど、「どうしたらいいパフォーマンスができるのか」と彼に聞いた時に、「完璧にすべてを演じようとするとうまくいかないから、ドアから入ってきて出ていくまでに一つでも輝けばいいんだ」と言っていただいてオーディションを終えました。最後に「本当にその役をやりたいか?」と問われた時に「僕に決めていただけたら僕は最高のパフォーマンスを見せられる!」と言ったら「See You On Set」と言われ、役をもらえたんだなと確信しましたが、その時に言われた言葉は今も宝物になっています。


ネガティブなマインドを監督陣が取り除いてくれた(笠松将/佐藤)

「ハリウッド共同制作オリジナルドラマ TOKYO VICE」会見:笠松将/佐藤

とてもエキサイティングで学ぶことも多かったですし、自分が持ってるコンプレックスだったり将来への不安とかネガティブなマインドを全部マイケル・マンら監督陣が取り除いてくれて、僕はお芝居だけに集中することができました。英語の壁というのも、その時はストレスを全部解消してくれて。その時の悩みを全部取っ払ってくれて、より大きな悩みをくれたような作品でしたし、皆さんに受け入れていただいて、一言一言重い言葉をたくさんかけていただいた。これから自分の人生がより好転していくように、この作品でいろんな人たちと出会えたことによって、出会った皆さんにとってもプレゼントになるような人になれるように頑張ろうと思いました。


監督にありのままの自分を認めてもらえた気がした(山下智久/アキラ)

「ハリウッド共同制作オリジナルドラマ TOKYO VICE」会見:山下智久/アキラ

オーディションを受けたのが3年前。実際にマイケル・マンさんの前で演技をした時は本当に緊張していましたし、まさか自分がこの役をいただけると思っていなかったので、夢がかなった作品です。ヤクザと刑事の話ではあるんですが、スパイスになるような役になれるよう自分なりに一生懸命エネルギーを注入させていただいたので、ぜひ皆さんに楽しんでいただだけたら。外国から見た東京はこう見えていたんだということを学べた作品。いろんなカルチャーが一つの現場に混合していました。いい作品を作るぞという情熱みたいなものは世界共通なんだなとあらためて感じることができました。監督からのアドバイスを受けて役を作っていく過程で、自分は完璧じゃなくてもいいんだなと。格好よくなくてもミスがあっても、ありのままの自分でいることを認めていただけた気がして。謙さんとは25年ぶりに共演させていただいて、英明さんとは10年ぶりくらいに共演させていただいて、こうやって先輩と同じ現場に戻ってくることができてうれしかったです。


監督に叱咤され覚悟を決めた(菊地凛子/丸山詠美)

「ハリウッド共同制作オリジナルドラマ TOKYO VICE」会見:菊地凛子/丸山詠美

(「しっかりして。女優だろ?」と監督から叱咤の言葉をかけられ)3カ国語しゃべらなくてはいけなかったり、自分のことで精いっぱいだった中、その言葉に「そうか、そうだよな」とある種の覚悟を決めて現場に挑んだので、毎日がすごく新鮮でした。

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