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ドラマ9「コーチ」2025/10/24

番組情報

10月17日スタート テレ東系 毎週金曜 午後9:00~午後9:54

日テレドラマ

あらすじ(第2回 10月24日放送)

ドラマ9「コーチ」/第2回

東京・東新宿署。刑事の所(犬飼貴丈)は人当たりの良さを生かそうと、取り調べ担当官を目指している。しかし、本番になると大学生にさえ振り回される始末だ。そこへ応援という名目で、向井(唐沢寿明)が現れた。所は、容疑者の弱みにつけ込むような向井のやり方に不満を覚える。そんな折、クラブで乱闘騒ぎが発生。被害者の証言によると、犯人は俳優の増岡らしい。所は増岡の取り調べを任される。

キャラクター紹介

  • 向井光太郎(唐沢寿明
    警視庁人事二課から派遣された特命職員。一見さえないおじさんだが、悩みを抱える若手刑事たちに的確なアドバイスを与え、魔法のように潜在能力を引き出していく。
  • 益山瞳(倉科カナ
    池袋西署刑事課の強行犯係係長。早く出世したが故に年上の部下との関係に悩む。
  • 所貴之(犬飼貴丈
    東新宿署の刑事。取り調べのスペシャリストを目指すが、容疑者に言い負かされ自供を引き出せずに悩む。
  • 西条猛樹(関口メンディー
    目黒北署の刑事。周囲より体格が大きく目立ちすぎるあまり、すぐ尾行に失敗し自信を失いかけている。
  • 正木敏志(阿久津仁愛
    板橋中央署の刑事。感情を抑えるのが苦手で、すぐに泣いたり怒ったりし捜査がうまくいかない。
  • 相良孝文(古田新太
    警視庁刑事部の捜査一課課長。向井が若手刑事のコーチをしていることをよく思っていない。
  • 富永由里(木村多江
    警視庁警務部の人事二課課長。向井の過去を知る同僚で、若手刑事の元へ向井を派遣する。その目的も人柄も謎多き人物。

出演者

唐沢寿明/倉科カナ/犬飼貴丈/関口メンディー/阿久津仁愛/古田新太/木村多江 ほか

スタッフ・音楽

原作:堂場瞬一「コーチ」(創元推理文庫)/脚本:大石哲也/脚本:及川拓郎/脚本:小島聡一郎/脚本:三浦駿斗/監督:及川拓郎/監督:細川光信/監督:室井岳人/チーフプロデューサー:濱谷晃一/プロデューサー:中川順平/プロデューサー:都筑真悠子/プロデューサー:黒沢淳/プロデューサー:佐々木梢
主題歌:マカロニえんぴつ「パープルスカイ」

唐沢寿明が約7年ぶりのテレ東連ドラ主演! 若手刑事を導く“特命職員”を演じる

【2025年秋ドラマガイド】ドラマ9「コーチ」

元新聞記者ならではのリアリティーある描写でベストセラーを多数生み出している堂場瞬一さんの同名小説がドラマ化。警視庁人事二課から派遣された特命職員の的確なアドバイスによって、悩みを抱えた若手刑事たちが刑事としても人間としても成長していく姿を描く異色の警察エンターテインメント。映画、ドラマなど数々のヒット作で主演を務め、圧倒的な演技力で魅了する唐沢寿明が主人公・向井光太郎を演じる。唐沢は、「ハラスメントゲーム」(2018年/テレ東)以来、約7年ぶりのテレ東連ドラ主演となっている。

記者会見情報

ドラマ9「コーチ」会見

主演の唐沢寿明、倉科カナ、犬飼貴丈、関口メンディー、阿久津仁愛、木村多江の6人が登壇した記者会見。唐沢が中心となり、本作がいかに従来の“刑事ドラマ”とは一線を画す面白さを持った作品であることが語られた。本作は、唐沢演じる向井光太郎が、さまざまな悩みを持つ若手警察官たちをコーチングしていく物語。「向井さんにコーチングしてほしいことは?」という質問に対し、「健康管理をしていただきたい」と答えたのは犬飼。すると唐沢は「自分で考えて自分でやらないと駄目かな。確かに言われてできても、それは成功例にはならない」とアドバイスを送り、「今の回答で2万5000円」とコーチング料を請求。ユーモアたっぷりの“唐沢節”で、登壇者や会場内の関係者の笑いを誘った。最後は唐沢が「若い刑事たちの成長をぜひ見てあげてください。皆さん、素晴らしい演技をしています」と共演者たちの熱演をたたえ、会見を締めくくった。


向井と僕が似ているかといえば、見た目からして全く違います(笑)(唐沢寿明/向井光太郎)

ドラマ9「コーチ」会見:唐沢寿明/向井光太郎

このドラマでは殺人事件も起きますが、そういった出来事が気にならなくなるぐらい、とても優しい作品です。トゲトゲした感じもなく、見ている人たちが笑顔で終われるような物語になっています。僕が演じる向井は、悩んでいる若い人たちにヒントを与え、彼らが自立するキッカケをつくるような人物。若い人たちの演技が本当にすごいので、そこをぜひ見てもらいたいです。カナちゃんは、感情の動きがとてもうまい。犬飼くんは、最後の最後で役を自分のモノにして、自分の足で立ち上がる。その瞬間がなかなかカッコイイんです。メンディーくんは、見た目が派手なんだけど、このドラマを見終わった後には、普段の彼には見えなくなると思います。阿久津くんは、役に影響を受けている部分もあると思うし、ちょっとアドバイスしただけで「人間ってこんなに変わるのか」と思わせてくれます。多江ちゃんは、今までになかったタイプの役なので、それがすごく楽しいですね。僕は…演じる向井と似ているかとといえば(笑)、見た目からしてまったく違います。僕は普段、すごくカッコイイので。ひげさえそればこっちのものだからね。


このドラマを通して、甘えることも大事なんだなと思うようになりました(倉科カナ/益山瞳)

ドラマ9「コーチ」会見:倉科カナ/益山瞳

瞳は、いろいろなものを背負っている女性で、それ故にかたくなになっている印象を抱きました。女性警官が少ない中で、中間管理職の立場でありながら、部下のみんなを引っ張って物事を切り開いていかなければならないというプレッシャーを感じている。なんでもかんでも自分でやろうとするところは、私自身と似ているなと思います。自分でやった方が早いと思ってしまいがちなんですが、このドラマを通して、甘えることも大事なんだなと思うようになりました。私は、唐沢さん演じる向井とのシーンがとても多かったのですが、ちょっと苦戦したシーンがあって。長ゼリフだったこともあり、「どこで感情が動くんだろう」と探りながら演じていたので、すごく緊張してしまったんです。その撮影が終わった時、唐沢さんが「セオリー通りのお芝居より、緊張感を芝居に乗せていくことはすごくいい糧になるよ」とおっしゃってくださって。そんなふうにアドバイスをくださる先輩ってなかなかいらっしゃらないので、すごく感動しました。


取調官と容疑者の会話の攻防、その駆け引きがとても面白い見どころです(犬飼貴丈/所貴之)

ドラマ9「コーチ」会見:犬飼貴丈/所貴之

所は、正直過ぎるがゆえに取り調べがうまくいかない一面を持つ役です。正直者という点は、自分とはかけ離れているので、あまり共感はできませんでした。逆に僕が共感できたのは、若さ故のモヤモヤした感情です。大人になると、どうしても「これでいいのかな」と思いながらも物事に折り合いを付けながらこなしていく面が増えてきます。所を演じながら「僕も大人になってしまったんだな」と感じつつ、役に向き合いました。所は取調官志望なので、取り調べのシーンが出てきます。そこには、取調官と容疑者による会話の攻防があって、その駆け引きがとても面白い見どころになっています。ぜひ、そこに注目して見ていただきたいです。


優しくて、誰かの背中を推せるような勇気の出るドラマです(関口メンディー/西条猛樹)

ドラマ9「コーチ」会見:関口メンディー/西条猛樹

西条は、体が大きいうえに失敗が多く、自信をなくしているキャラクターです。自分にも、失敗をして自信をなくしてしまった時期があったので、西条と重なる部分があるなと思います。西条の場合、唐沢さん演じる向井さんの言葉に気付かされて本来の自分を取り戻すんですね。物語の中に“適材適所”という言葉がよく出てくるんですが、確かに、人には向き不向きがあると思うんです。環境を変えるだけで、その人が本来持っている才能があふれ出すこともあるんですよね。西条も、自分の本質に気付く場面があります。そういう意味で、この作品は、唐沢さんもおっしゃるように優しい作品ですし、誰かの背中を押せるような勇気の出るドラマじゃないかと思います。


熱い心を持った正木を演じながら、僕も感情が込み上げやすくなってきています(阿久津仁愛/正木敏志)

ドラマ9「コーチ」会見:阿久津仁愛/正木敏志

僕が演じる正木は、感情の起伏が激しくて泣き虫。でも、正義感がとても強くて、真正面から物事に真剣に向き合うことができる熱い心を持ったキャラクターです。割りとせっかちでズカズカと突き進むタイプでもある正木と僕は、正反対です。僕はプライベートでは本当にマイペース、ゆったり過ごしてるので、全然違うなと思いながら演じています。でも、涙もろいキャラクターでもある正木くんを演じながら、僕も感情が込み上げやすくなってきていて。少しずつ役に近付いていけたらいいですね。


聡明で、さまざまな葛藤を乗り越えてきた富永と私はまったく似ていません(笑)(木村多江/富永由里)

ドラマ9「コーチ」会見:木村多江/富永由里

私がこれまで演じてきた役は、最初の頃はずっと被害者で、何度も死体になりました。その後だんだんと加害者になり、その後は“法で裁けない悪人を闇で裁く”という…主犯は唐沢さんだったのですが、その共犯者を演じました(「あまんじゃく 元外科医の殺し屋が医療の闇に挑む!」テレ東系/2018年)。そうして警察からどんどん遠ざかっていたのですが、今回やっと、生まれて初めて警察官の役を演じることになりました。私が演じる富永は、人事二課課長ですが、男性が圧倒的に多い組織の中でここまで上り詰めるのは本当に大変だったのではと思います。聡明で、さまざまな葛藤を乗り越えてきた人なんだろうなと思うと、ダメダメなタイプの私とはまったく似ていないですね(笑)。また、富永は、向井さんがどんな人で、なぜ人事課から派遣されてきたのか…という謎を提供していく役どころでもあって。非常に重要なポイントを担っています。“警察ドラマ”という枠ではくくれない人間ドラマでもあり、面白いところがたくさんある、これまで見たことのない作品になると思います。

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