中村蒼が“黄泉の食堂”の料理人に!「十六夜膳房」で渋谷凪咲は白猫、秋谷郁甫は閻魔王役2026/09/04 06:00

日本テレビ系では、10月12日にドラマDEEP「十六夜膳房(いざよいぜんぼう)」(月曜深夜0:24)がスタート。中村蒼が主演を務め、渋谷凪咲、秋谷郁甫が出演することが発表された。中村にとって、日本テレビのドラマでは初主演となる。
本作は、連載時に累計閲覧数1億回を突破し、中国、韓国で話題を集めた毛無氏の同名小説「十六夜膳房」(ポプラ社)を世界で初めて映像化するヒューマン・グルメ・ファンタジー。舞台は、亡くなった人が死後に訪れる“黄泉の世界”。そこには、現世に残した後悔や未練を手放すための“最後の一皿”を振る舞う「黄泉の食堂」があり、毎回訪れる死者を料理と言葉で癒やしていく。
「十六夜」とは、満月の翌日、わずかに欠け始めた月のこと。人は亡くなると「黄泉の食堂」へ導かれ、そこで孟婆(もうば)と呼ばれる料理人に“人生で最も忘れられない料理”を注文する。孟婆はその一皿を通じて死者を後悔や未練、しがらみから解放し、来世へ送り出す。人生の不完全さを、最後に料理で満たしていく物語だ。

中村が演じる孟婆は、「黄泉の食堂」の主であり料理人。毎晩、訪れる死者のために“最後の一皿”を振る舞い、その魂を見送っている。穏やかですべての命を愛し尊ぶ一方、自分が何者なのか分からないまま100年もの間、この世界にとどまっているという謎も抱えている。
脚本を読んだ際、中村は「多くの人が人生に何かしら後悔を抱えているのではないかと思いました。ご多分に漏れず私もその一人です」と作品への印象をコメント。「でも人間はとても複雑で後悔や失敗も含めてその人の一生なんだと思います」とし、「だからこそ『自分の人生捨てたものじゃない』と改めて価値を見いだすきっかけとなる作品になったら良いなと思います」と願いを込める。

一方、渋谷が声を担当するのは、食堂を取り仕切る白猫・白無常(しろむじょう)。客の生前の情報や食事に関する思い出を集める“バイトリーダー”的存在で、ドライかつマイペース、自己中心的ながらもどこか憎めないキャラクター。生成AIによって実際に話しているように動く白猫を、渋谷がのびのびとした関西弁でチャーミングに演じる。
猫役のオファーに渋谷は「ちょっぴり驚きました」と明かしつつ、「元々猫を飼っていて大好きだったのでとてもうれしく、小学生の頃は毎日猫に生まれ変わりたいと思っていたので、同時に夢もかなってわくわくしています!」と喜びを表現。作品についても、「生涯の忘れられない食事を通して、人生の美しさや輝きに気付かせてくれる作品です」と魅力を紹介した。

そして、秋谷が演じるのは3000もの「黄泉の食堂」を統括する閻魔(えんま)王。日本で一般的にイメージされる“閻魔様”とは異なり、パンクロッカーのような風貌で、軽やかで明るいお調子者。白無常をこよなく愛しているものの、当の白無常からは塩対応されるという関係性も見どころとなる。
秋谷は、「ビジュアルからも感じていただけるほど、パンクな閻魔王!」と役柄を紹介。「一つの見方にとらわれず、軽やかでチャーミングな閻魔王ですが、中村さん演じる孟婆と、渋谷さん演じる白無常を見守らせていただいております」と語り、「とにもかくにも、楽しく演じながら、作品を盛り上げる1人になれたらうれしいです!」と意気込んだ。

原作は、毛無氏が中国の医学部在学中、ICUで数多くの命の最期に立ち会った経験をもとに執筆。連載版は累計閲覧数1億回、読者数600万人を突破し、2017年に中国、2019年に韓国で出版された。韓国ではBTSのVが紹介したことでも注目を集め、日本では11月に上巻が発売される予定だ。
毛無氏は、作品誕生のきっかけについて「人生の終わりに人が一番食べたいと願うものは、フォアグラでもフカヒレでもありませんでした。ワンタンや、甘酸っぱいりんごなど、そのほとんどが、人生の大切な思い出と結び付いた食事だったのです」と振り返る。さらに、中国にある「十五的月亮十六圆(満月は十五夜ではなく、十六夜にこそ本当に円くなる)」という言葉を挙げ、「悔いの残る人生こそ、円満な人生。その思いを込めて、この作品を『十六夜膳房』と名付けました」とタイトルに込めた意味を説明した。
その後来日し、日本テレビで「月曜から夜ふかし」などの制作に携わってきた毛無氏は、今回のドラマ化に「感無量です」と喜びをかみ締める。そして、「『十六夜膳房』は中国の民俗と神鬼をめぐる物語で、日本の皆さまには少し遠い文化かもしれませんが、食と愛は天下大同です」と作品に込めた普遍性にも触れ、「私もいち視聴者として、ドラマ『十六夜膳房』の食と愛に包まれる日を、楽しみにしております。感謝感激、謝謝(シェシェ)です」とメッセージを寄せた。
本作を手がける鈴間広枝プロデューサーも、原作について「欠点も失敗も後悔も、人生ごと包み込み肯定してくれる」と魅力を表現。主人公・孟婆を中村が演じることに「本当に心強くうれしく思います!」と期待を寄せるほか、「渋谷さんが話すキレッキレの関西弁の白無常が、秋谷さん演じる閻魔王にツッコむ場面は、きっとほっこりすること間違いなしです」と、3人の掛け合いにも太鼓判を押す。
さらに、今後発表される食堂の仲間や各話ゲストにも触れ、「本当にすてきな俳優の皆さんが集まってくださっていて、今からワクワクしています」と予告。「秋の夜長、この作品が、皆さまのほんの少しの息抜きに、明日を頑張るちょっとした活力になれたら幸いです」と呼びかけた。
なお、本番組は毎話放送後、TVer、Huluほかでも配信される。
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2026年秋】TVドラマガイド
2026年の10月・11月・12月にスタートする秋ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
朝ドラ「ブラッサム」、大泉洋・山下智久出演「俺たちの箱根駅伝」、榮倉奈々&赤楚衛二「あにいもうと」、岩本照主演「真田十勇士 SHADOWS OF THE TEN NINJA」、坂口健太郎主演「kiDnap GAME」のほか、ドラマ情報を続々追加中☆
また、BS&WOWOWの新ドラマも含め、出演者、主題歌や追加キャスト、あらすじ、記者会見リポートetc.最新情報も随時更新!
【2026年夏】TVドラマガイド
スタートした2026年の7月・8月・9月放送の夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
内田有紀×寺西拓人「ラストノート」、蒼井優「Tシャツが乾くまで」、松村北斗「告白-25年目の秘密-」、山田涼介「一次元の挿し木」、さらに、人気作の続編「VIVANT」「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」「リラの花咲くけものみち2」や、BS&WOWOWで放送される新ドラマの情報も掲載☆
そのほか、出演者、主題歌や追加キャスト、最新のあらすじ、記者会見リポートなどを随時更新中!














