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「角醒ハンター オメガホーン」田鶴翔吾&小西詠斗が作り上げる“薄いガラス1枚を隔てた関係性”2026/08/17 18:00

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「角醒ハンター オメガホーン」田鶴翔吾&小西詠斗が作り上げる“薄いガラス1枚を隔てた関係性”

 “赤いヒーロー”が活躍し、作品ごとのキャラクターがクロスオーバーする特撮映像シリーズ「PROJECT R.E.D」。その第2弾となり、テレビ朝日系で放送中の「角醒ハンター オメガホーン」(日曜午前9:30)は、“人間×角獣(=巨大な獣)”の異色バディーがハンターバトルを繰り広げる、アクション活劇譚だ。

 今回は、「イバル連合・絶」のリーダー・絶暴のイバル役の田鶴翔吾さん、イバルの相棒であり、角獣・絶炎角役の小西詠斗さんにインタビュー。本作ならではの魅力や、それぞれのキャラクター像に加え、イバルと絶炎角の関係性を作り上げるうえでの裏話などを聞いた。さらに、今後の注目ポイントや“ほかの誰にも負けない”特技も明らかに。

――本作は「角醒ハンター オメガホーン」と斬新かつキャッチーなタイトルですが、初めて聞いた時はどのような印象を抱きましたか?

田鶴 「第一印象としては、まず“タイトルうまいな”と思いました。覚醒と拡声器、メガホンとオメガなど、いろいろな意味がかかっていて。台本をいただくまで、“これは一体どういう物語なのだろう?”と想像がつかず、ワクワクの連続でした」

小西 「僕も言葉遊びがすごく面白いな、これは新しいなと思ったのを覚えています。しかも、角獣同士が戦うのみならず、人間に憑依して戦ったり、エゴの大きさでパワーが変わったり。その設定だけでも僕の子ども心をくすぐられましたし、台本をいただくのが楽しみで仕方がなかったです」

――これまでドラマや舞台など多数の作品に出演し、活躍されているお二人ですが、本作への出演が決まった時の心境はいかがでしたか?

田鶴 「特撮への出演は役者になった時からの夢でした。子どもの頃、ヒーローショーに行っては“かっこいい!”と憧れていた僕が、次は子どもたちに夢を与える側になれることはもちろん、祖母の『翔吾をテレビで見たい』という願いをかなえられたこともうれしくて。役者として、一つ覚悟を新たにした瞬間でもありました」

小西 「僕も子どもの頃からずっと特撮を見て憧れていたので、出演が決まった時は素直にすごくうれしかったです。それに、父親も喜んでくれるだろうなと思って。今度は僕が子どもたちに夢を与える側になれたのだとかみ締めつつ、まだどこか信じられない自分もいます」

「角醒ハンター オメガホーン」田鶴翔吾&小西詠斗が作り上げる“薄いガラス1枚を隔てた関係性”

――今回、メインキャストの皆さんはオーディションを経て出演を勝ち取ったのですよね。当時、手応えはあったのでしょうか。

田鶴 「“エゴ”が物語のテーマというのを聞いて臨んだので、オーディションではこれまでで一番我を出しました。(オーディション用の)台本を読んで受けたイバルの印象そのまま、変に着飾らず、真っすぐにやってみようと。“僕以外の選択肢あるの?”くらいの勢いでやったので、マネジャーさんから合格の連絡があった時も『でしょうね』と(笑)。今思い返すと少し恥ずかしいですが、そういう心持ちで挑みました」

小西 「僕も、最初に台本を読んだ時から(絶炎角と)“雰囲気が合っているかも”と感じて。オーディションでは“こうしよう、ああしよう”と固めず、空気感を大切に演じたのですが、すごく楽しめた感覚がありました。正直、手応えというか『これはいけたかもしれない』という直感があったので、合格の連絡をいただいた時は、驚きよりもうれしさと安心感が込み上げてきたのを覚えています」

――お二人は過去に舞台で共演されています。今回、相棒という関係性を演じることになった時のお気持ちはいかがでしたか?

小西 「翔吾くんとは一度がっつり共演していますし、当時から仲良くさせていただいていたので安心感がありました。そして、翔吾くんになら身を委ねられるなと。実際、絶炎角は自由に動くキャラクターなので、作り過ぎずに思うまま演じているのですが、いつもそんな僕を受け止めてくださって。お芝居していて本当に楽しいです」

田鶴 「僕も顔合わせの段階から安心感がすごかったです。詠斗となら、炎のシャウト(楢原聖)たちに負けないエネルギーを発揮できるなと、作品をレベルアップさせる意味でもぶつかり合っていきたいなと。そして、お互いにあえて多くは語らないけれど、イバルと絶炎角の薄いガラス1枚を隔てたような関係性、その駆け引きは詠斗とだからできると思っています。片方がパーンとそれを割ったら、関係性が変わってしまうので」

小西 「繊細で危なっかしい関係なんです。相棒感はありつつも、何かあるとすぐに崩れてしまいそうな……」

田鶴 「強者同士ゆえの緊張感があるんだよね」

小西 「そんな駆け引きのお芝居もワクワクします」

田鶴 「詠斗は柔軟性があり、現場で感じたことをすぐにアウトプットしてくるので、“そう来るか!”と刺激を受けることが多くて。それに対して、僕もうそをつかずに返しているつもりです。ただ、監督から『そこの間、長すぎるかな』と言われてしまうこともありますが(笑)」

小西 「『30分番組だから! 尺が足りなくなる』と(笑)」

田鶴 「それくらい楽しみながら日々撮影をしています。それも、この関係値が元々あったのが大きいです」

小西 「はい。イバルと絶炎角は肩を組むような相棒ではなく、利害関係が一致しているから共に行動しているだけで、張り詰めた空気感がある。翔吾くんとはその方向性を共有できているので、語り合い過ぎずともいいものを生み出せていると思っています」

「角醒ハンター オメガホーン」田鶴翔吾&小西詠斗が作り上げる“薄いガラス1枚を隔てた関係性”

――撮影していて、特撮ならではの難しさ、大変さを感じる瞬間はありますか?

小西 「いわゆる“決め”の瞬間が多いんです。決めつつ、自然さもうまく出すのが難しくて……」

田鶴 「確かに。例えば、キリッとした表情をカットがかかるまでずっと決め続ける、みたいな感じです」

小西 「セリフごとに細かくカットが割られている場面も多く、どうしたら自然に見せられるかを日々考えています」

田鶴 「アイテムの柄の見せ方などもめちゃくちゃ難しいんです。エゴルギア(角獣の力が封印されたアイテム)の角度一つとってもシビアに撮っているので。でも、それを見た子どもたちに“カッコいい。これ欲しい!”と思ってもらえたら」

小西 「それに、難しさとは違うのですが、絶炎角は角獣に姿が変わるんです。まだどう変身するのか分かっていないので(※取材時点)、そこも楽しみですね」

田鶴 「4足歩行の練習してる?」

小西 「やっておいた方がいいですかね?(笑)」

田鶴 「亜人態に戻る時とか、4足歩行から徐々に2足歩行になる、みたいな感じかも。人類の進化みたいな」

小西 「なるほど。……ないと思いますが(笑)」

田鶴 「いや、分からないよ。このチーム、『これやりたい』って伝えたら採用してくれることも多いし」

小西 「4足歩行はオフショットのみでお願いします!(笑)。でも、撮影しながらも“これ、どうなるのだろう?”と編集後の想像がつかないシーンも多いので、自分なりにいろいろ考えながら頑張っています」

田鶴 「加えて、映像初心者の発言にはなるのですが、順撮りではなくバラバラに撮っていくので、“こういう場面が来るならもう少し抑えておけば良かった”と反省することもあります。しかも特撮ということで、子どもたちが理解できる分かりやすさもありながら、大人の方も楽しめる深みも出していく。その中で、固め過ぎるのも違うなと思いますし、瞬発力が試されるなと……」

小西 「そういう悩みは尽きないですよね。“もうちょっとこうしたら良かったかも”みたいな」

田鶴 「でも、きっとそうやって成長していくんだよね」

小西 「毎カット、毎カットが学びです」

「角醒ハンター オメガホーン」田鶴翔吾&小西詠斗が作り上げる“薄いガラス1枚を隔てた関係性”

――田鶴さんが演じるイバル、小西さんが演じる絶炎角について、今後それぞれどのような部分に注目してほしいですか?

田鶴 「僕でいうと、なぜ『イバル連合・絶』と名付けたのか、連合を組んだのかというところ。その中でのリーダーとしてのいでたちもそうですが、シャウトとはまた違う純粋さを持っていて、そんな一面もぜひ見ていただきたいです」

小西 「確かに。イバルは主人公のような性格をしていて、まるで“第2の主人公だな”と思う時があります。対して、序盤の絶炎角は謎に包まれていて、何を考えて何をしようとしているのか、なぜイバルと組んでいるのか……。今後、それが明かされていきます。一見子どもっぽくかわいらしい印象ですが、実はすごく強い角獣で、そこのギャップも魅力の一つです」

――見た目も正反対なイバルと絶炎角ですが、ビジュアルや衣装のお気に入りポイントを挙げていただくと?

田鶴 「たくさんあるのですが、まずはこのシルバーヘアです! 絶炎角と金と銀で対比になるのがいいなと。衣装も、和をベースにロックテイストが入っていて、すごくかっこいいんです。ピアスを着けるか着けないかというところから、制作チームの皆さんがぎりぎりまで悩んでらっしゃって。そういう細かい部分まで、こだわり抜いて作り上げられた衣装になっています」

小西 「衣装合わせ、何回もありましたもんね。髪も何回か染めに行って」

田鶴 「そうそう。地毛でやるシルバーヘアの大変さたるや。ここに関しても、最後まで“頑張っているな”と見守っていただけたら(笑)」

小西 「僕は今回初めて金髪にしたのですが、“いつかお仕事で金髪にできたらいいな”と思っていたのでうれしいです! 手元もリングがキラキラしていて、爪も白できれいに塗ってあって。このベレー帽をかぶると決まった時も、かわいくて“やった!”とテンションが上がりました」

「角醒ハンター オメガホーン」田鶴翔吾&小西詠斗が作り上げる“薄いガラス1枚を隔てた関係性”

――劇中ではハンター同士のバトルが展開していきますが、お二人が他のキャスト陣に“これなら負けない”と思う特技を教えてください。

田鶴 「マラソンです。もともと陸上部だったので、持久力は負けないんじゃないかなと。あと、(炎角役の)国上将大がライバルになると思いますが、大食い対決。これなら詠斗には余裕で勝てるはず!」

小西 「僕、本当に小食で、周りの方が驚くくらい食べないんです」

田鶴 「うん。たまにたくさん食べていると逆に心配になるよ」

小西 「僕は真剣なものでいうと書道です。昔からやっていて、特技の一つでもあるので、誰にも負けたくないなと。あとは……何時間食べなくて済むかバトル(笑)。意識的に日々食べるようにはしているのですが、量があまり食べられなくて。役作りなどで体重を増やす時は、小分けにして頑張っています」

「角醒ハンター オメガホーン」田鶴翔吾&小西詠斗が作り上げる“薄いガラス1枚を隔てた関係性”

【プロフィール】
田鶴翔吾(たづる しょうご)

1992年6月2日生まれ。兵庫県出身。近年の出演作に、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン(2017~19年)、『HUNTER×HUNTER』THE STAGEシリーズ(23~25年)、舞台『刀剣乱舞』十口伝 あまねく刻の遥へ(25年)などがある。

小西詠斗(こにし えいと)
2000年1月21日生まれ。広島県出身。近年の出演作に、ドラマ「UNREAL-不条理雑貨店-」(テレビ大阪)、「セラピーゲーム」(日本テレビ/いずれも25年)などがある。現在、ダブル主演を務めるドラマ「席替えしたら、どうやら後ろの男が俺のこと好きらしい」(BSフジ)も放送中。出演映画「ウォーターガーディアンズ」が8月21日に全国公開。

【番組情報】
「角醒ハンター オメガホーン」

テレビ朝日系
日曜 午前9:30~10:00

【プレゼント】

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【締め切り】2026年9月14日(月)正午

取材・文/片岡聡恵 撮影/蓮尾美智子

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