小西詠斗×元之介、“席替え”が始まりの恋愛ドラマ描く。撮影を経て築いた関係性は「愛棒」2026/08/14 12:00

小西詠斗さんと元之介さんがダブル主演を務めるドラマ「席替えしたら、どうやら後ろの男が俺のこと好きらしい」(金曜深夜1:00)が、BSフジで放送中。ごく平凡な高校生・間山晴(小西)とクラスの中心的存在のイケメン・朝宮光星(元之介)が、何げない“席替え”をきっかけに始める、男子高校生同士の青春ラブストーリーを描く。
“席替え”という斬新な題材の恋愛ドラマ、そして正反対のキャラクターを演じる2人は本作にどのように向き合ったのか。撮影裏話や注目してほしいシーン、本人同士の印象や関係性についてもたっぷり聞いた。間山と朝宮にとっての“席替え”同様、自身の“ターニングポイント”についても明らかに!
――まず、ましろいとさんの原作小説や脚本に目を通した時、どのような印象を抱きましたか?
小西 「席替えって、学生にとっては一番大きなイベントで、いわば運命が変わるまであるじゃないですか。そんな席替えが題材というのがすごく面白いなと。学生ならではの甘酸っぱい物語で、気持ちをうまく伝えられなかったり、誤解が生まれて関係がこじれてしまったり……。“そういうことってあるよな”と共感しながら楽しめて、あっという間に読み終えてしまいました」
元之介 「僕も、最初はこのインパクトのあるタイトルが印象的だなと。いちずな一軍男子とウブでピュアな男子が男子校で繰り広げる秘密の恋愛、青春ラブストーリーが面白くて、もっと読んでいたいなと思いました」
――小西さんは間山、元之介さんは朝宮を演じています。それぞれどのようなキャラクターだと捉え、どう演じたいと考えていたのでしょうか。
小西 「間山は優しくて、人のために動けて、自分を犠牲にすることをいとわない。劇中でも『俺が嫌われる分にはいいよ』や『朝宮が好きな方にして』というセリフが出てくるように、他人ファーストなところが魅力的で。そういう彼の優しさや温かさを、セリフだけではなく、表情やまとう空気でも表現できたらいいなと考えていました。そして、この作品はトラウマを抱える間山が朝宮たちと出会い、どんどん変わっていく成長物語でもあります。そのグラデーションは、細かく意識しながら演じました」
元之介 「朝宮は周囲から“一軍”や“イケメン”と言われているのですが、自分ではそう思っていなくて……。ぜいたくな悩みですよね(笑)。なので、クールで大人っぽいところもあるけれど、あくまで年相応の振る舞いを意識しました。あと、朝宮は誰に対しても物事をストレートに伝えるのですが、それが素なのでいやらしくないんです。特に間山に対しては、『お前のこと好きなんだけど』など、すごいことをサラッと真顔で言える。それをどう演じたら自然に見えるか、試行錯誤しながら臨みました」

――演じる中で、苦戦することもあったのでしょうか。もしくは演じやすいタイプのキャラクターだと感じましたか?
小西 「間山は朝宮たちに対して“一軍だから”と勝手に線を引いていたけれど、いざ接してみるとイメージとは違っていて、“仲良くなれるかも”と気付いていく。そういうターニングポイントがいくつかあって。順撮りではなかったので、その少しずつ変化していく心情を表現するのが難しかったです。監督と“このシーンの間山はこんな具合ですよね”と認識を一致させて、しっかりコミュニケーションを取って毎シーン挑みました」
元之介 「僕は朝宮に共感できる部分が多かったです。特に、思ったことをあまり考えず口にしてしまうところは、僕も友人から指摘されたことがあって。なので、その感覚は理解できましたし、少し彼に近づけた感覚でいます。ただ、朝宮のピュアさや真っすぐさゆえに言えることもあるなと思って、学生時代の自分を思い出す感覚で取り組んだりもしました」
――撮影する中で、お互いに演じるキャラクターと「似ているな」と感じる瞬間についてもお聞かせください。
小西 「元之介くんはいつも柔らかくて、ニコニコしていて、ボケたりして現場を和ませてくれる人。朝宮は基本的にクールなので、そういう部分は真逆だと思います。もちろん、演じている時は雰囲気やトーンなど、すべてが朝宮だったので、すごくやりやすかったです」
元之介 「詠斗くんの謙虚さや優しさは間山と一致しているなと。特に、詠斗くんの現場での立ち居振る舞いや気配りには、学ぶ部分がたくさんありました。そして、僕は朝宮としてフィルターがかかっているのもあると思うのですが、いつも愛くるしくてかわいくて……。そういう部分も間山と通じているんじゃないかな」

――劇中では、第1話からドキドキなシーンが続々展開しましたが、お二人が演じる中でキュンしたシーンを一つ挙げていただくと?
小西 「朝宮が真っすぐ気持ちを伝えてくれるシーンです。こういうことができる人って、なかなかいないと思いますし、素直にキュンとしました。今後も朝宮がキザなことを真顔で突然言ってくるシーンが多々あるのですが、どれもキュンとしましたね。朝宮だけではなく、榊(平本健)や常川田(飯島颯)の優しさにもときめいたり……。皆さんにも、いろんな方面でキュンとしていただけるはず!」
元之介 「その通り。僕は第1話、プリントに『好き』と書いて間山に思いを伝えるシーンです。この作品の象徴となるシーンだと思いますし、見どころの一つかなと。当たり前のような顔で『間山のことが好き』と真っすぐ伝えられる、そういう朝宮らしい部分は、もう前半戦から爆発しています(笑)」
――それでは、“青春を感じた”シーンでいうと、どこが思い浮かびますか?
小西 「たくさんあるのですが……プール掃除をするシーンは、“こういうのやったな~”と思い出しましたし、シンプルに楽しかったです」
元之介 「確かに。あとエンディングで、榊や常川田も一緒にプールでダンスをするシーンがあるのですが、2人で空き時間に全力で頑張って覚えて……(笑)。夜中のプールに忍び込んで、わちゃわちゃ楽しむというシチュエーションに、すごく青春を感じました」
小西 「めちゃくちゃ踊ったよね。その分、いいシーンが撮れました」
元之介 「みんなアイドルのようにも見えて、本当におすすめです(笑)」
小西 「あと、お祭りのシーンもそうですし、文化祭のシーンも。クラス一丸となって、一つのゴールに向かって準備している感じが懐かしいなって。当時の感覚がよみがえってきて、なんだかうれしかったです」
――今回、お二人は初共演とのことですが、お互い俳優として「すごいな」と刺激を受けた部分があれば教えてください。
小西 「先ほどもお話ししたのですが、元之介くんの周囲を和ませられる力が本当にうらやましいです。お芝居に対してもすごくストイックで、いつも試行錯誤しながら挑んでいるのを目の当たりにして……。その姿勢を尊敬しつつも、僕も撮影後などに心の中で反省会を開くタイプなので(笑)、少し似ているのかなと。あらためて、考え続けることの大切さに気付かされましたし、今後も継続していきたいです」
元之介 「ありがとう。不安になった時、詠斗くんに『大丈夫だったかな?』と聞くと、いつも優しく『大丈夫だったよ』と答えてくれて……。詠斗くんの言葉で、次のシーンに行くためのメンタルを保っていました」
小西 「だって、大丈夫だったから(笑)。完璧なんです」
元之介 「本当に間山が詠斗くんで良かった。外でのロケの時も、街の方に『すみません、お邪魔しています』と声を掛けていたり、主演としての在り方を背中で見せてもらって……。しかも、お芝居となると、直前まで笑っていても、急に目がキランと変わって間山になるんです。その切り替えのスイッチ、魅せる技術もすごいなと思いました」

――仲良しなお二人ですが、どのように距離感を縮めていったのでしょうか。
小西 「何か明確なきっかけがあったわけではなく、徐々にですね。元之介くんは1個上なのですが、それを一切感じさせない振る舞いをしてくれたので、すごく話しやすくて、自然と距離が縮まっていって。お芝居をする中でもたくさんコミュニケーションを取って、いい関係を築かせてもらいました」
元之介 「撮影を通して、徐々につかんでいったよね。お互い余計な気を使わず、無理に話すことなく、黙っている時間さえも居心地が良かったです」
――そんなお二人の関係性を言葉で言い表すと……?
元之介 「恋人ですね」
小西 「あはは。僕、相棒って言おうかと思っていたけど」
元之介 「相棒の“あい”は愛?」
小西 「じゃあ、それにしよう!」
元之介 「“愛棒”でお願いします!」
――お二人が学生だったとして、もし“席替え”をするなら、それぞれどの席に座りたいですか?
小西 「僕は絶対に一番後ろがいいです。なので、元之介くんが前で。大きい背中に隠れて、先生にバレないように寝ます(笑)」
元之介 「寝たらダメです。起こします(笑)。僕は隣同士がいいですね。動きが見えやすいので。前後だと、どちらかが振り向かないといけなくて、特に授業中は話しづらいじゃないですか。なので、左右どちらかにいてもらえたら」
――最後に、間山と朝宮にとってのターニングポイントは“席替え”ですが、お二人にとってのターニングポイントを一つ教えてください。
小西 「東京に出てきて、役者を本気で目指したタイミングです。当初は“芸能のお仕事楽しそうだな”くらいの気持ちだったのもあり、お芝居を始めた頃は全然面白くなくて、自分にはセンスがないと決めつけていたんです。でも、小劇場の舞台に出演した時に、皆さんがプランをたくさん考えて稽古場に持ってきて、いろいろ挑戦している姿を見て、“なるほどな”と思って……」
――その姿に刺激を受けたわけですね。
小西 「はい。それをまねして取り組んでいたら、少しずつ評価していただけるようになって。それがすごくうれしくて、“これをお仕事にできたら楽しいだろうな”と、本気で役者を目指し始めました。最初は褒められてうれしかったのがきっかけですが、今は完全にお芝居の魅力に取りつかれています」
――それでは、元之介さんはいかがでしょうか。
元之介 「僕は元々モデルをやっていて、東京に出てきたタイミングで俳優を目指すようになったのですが、なかなかうまくいかなくて……。悩んでいた時期に、地元の親友に相談したら『お前だったらいけると思う。不完全燃焼なら、自分が満足するまでやりなよ。何かあったら俺が絶対助ける』ということを言ってくれたんです。その言葉で、失敗しても大丈夫だなと背中を押されて、もう自分が満足するまでやろうと。彼のおかげもあって、ここまで来られた気がしています」

【プロフィール】
小西詠斗(こにし えいと)
2000年1月21日生まれ。広島県出身。O型。近年の出演作は、ドラマ「セラピーゲーム」(日本テレビ/25年)など。現在、「角醒ハンター オメガホーン」(テレビ朝日系)にも出演中。出演映画「ウォーターガーディアンズ」が8月21日に全国公開。
元之介(げんのすけ)
1998年8月9日生まれ。沖縄県出身。B型。26年の出演作は、配信ドラマ「キケンで甘い檻」「しなければならないシェアハウス in JAPAN」(vigloo)、「センプラ 相方が親友で時どき恋人」(DMM TV)、映画「炎かがよへ」など。
【番組情報】
ドラマ「席替えしたら、どうやら後ろの男が俺のこと好きらしい」
BSフジ
金曜 深夜1:00~1:30
※TVerで見逃し配信、FODで毎週水曜に最新話を独占配信
【プレゼント】

小西詠斗さん&元之介さんのサイン入り生写真を1名にプレゼント!
TVガイドWeb公式X(@TVGweb)をフォローし、下記投稿をリポスト。
https://x.com/TVGweb/status/2088098835570831382?s=20
【締め切り】2026年9月11日(金)正午
【注意事項】
※ご当選者様の住所、転居先不明・長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
※当選で獲得された権利・賞品を第三者へ譲渡、または換金することはできません。
※賞品をオークションに出品する等の転売行為は禁止致します。また転売を目的としたご応募もご遠慮ください。これらの行為(転売を試みる行為を含みます)が発覚した場合、当選を取り消させていただくことがございます。賞品の転売により何らかのトラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いませんので、予めご了承ください。
※抽選、抽選結果に関するお問い合わせにはお答えできませんので予めご了承ください。
取材・文/片岡聡恵
関連リンク
この記事をシェアする














