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「ドライな同期の溺愛癖」藤林泰也、無表情でクールな宮嶋役に挑んで「ギャップに心奪われる」2026/07/15 12:00

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「ドライな同期の溺愛癖」藤林泰也、無表情でクールな宮嶋役に挑んで「ギャップに心奪われる」

 ゆいかれんと藤林泰也がダブル主演を務めるドラマ「ドライな同期の溺愛癖」(水曜深夜0:00ほか)が、BSテレ東ほかで放送中。相手の匂いで心が読めてしまうことから、恋愛に対してどこか奥手な女子・花澤彩芽(ゆい)と、潔癖症かつ無表情でクールな男子・宮嶋翠(藤林)は、会社の同期同士。愛への不器用さを抱えた2人が一歩踏み出す姿を、彼らを取り巻く人間模様と共に描く、胸キュンオフィスラブストーリーだ。
 
 記者会見時、「僕と宮嶋は真逆」と語っていた藤林だが、演じる中で、どのように宮嶋と向き合ってきたのか。今回は藤林にインタビューを敢行し、宮嶋との共通点やキャラクターの魅力、ゆいら共演者との撮影の裏側や“匂い”にまつわるエピソードなどを聞いた。
 
――本作について、「男女共にキュンとしてもらえる作品にしたい」と語っておられました。宮嶋というキャラクターを表現するにあたり、意識したことはあったのでしょうか。
 
「まずは、スーツを格好良く着こなすことです。普段『姿勢が悪い』と言われることがあるので、そこはすごく意識して、ピシッとしたスーツ姿になるように心がけています。視聴者の方に“似合っていないな。着られちゃっているな”と思われないよう、衣装合わせの段階から監督とお話しして、僕に似合う色で、宮嶋らしいスーツを選んでいただきました」
 
――宮嶋のスーツ姿は、藤林さんのスタイルの良さも生きていて、とてもすてきです。
 
「男性には“カッコいいな”と、女性には“キュン”としていただけたらうれしいです。あと、お芝居としては『ドライな同期の溺愛癖』というタイトル通り、普段はクールな宮嶋の感情が垣間見える瞬間にどれぐらいどう出すのか、このさじ加減も丁寧に考えながら演じていました」
 
――これまで放送された物語ではミステリアスな印象なので、今後の変化が楽しみです。
 
「“何を考えているのだろう?”と思っていただけたら、うまくお届けできた証拠かなと。ただ、宮嶋は心の中で“そんなこと考えてたんかい!”と、ツッコミどころ満載の妄想をしているので(笑)、そのギャップも楽しんでいただきたいです。また、スタッフの皆さんのお力もあり、妄想シーンがすごくロマンチックな世界観になっているのも見どころ。編集中、監督がボソッと『映画のワンシーンみたい』とおっしゃっていたのですが、まさにその通りだと思いました」

「ドライな同期の溺愛癖」藤林泰也、無表情でクールな宮嶋役に挑んで「ギャップに心奪われる」

――宮嶋のようにクールな役を演じるのはいかがですか? やはり、難しいのでしょうか。
 
「『仮面ライダーガッチャード』(テレビ朝日系)でもクールな役を演じていたのですが、宮嶋はまた一味違うクールで。人間味があるといいますか、柔らかく、温かみがある感じを意識して演じています。それは宮嶋の“心の声”も同様で、監督とこだわりを詰め込み、何テイクも重ねながら録音していきました」
 
――そんな宮嶋に対して、演じていて「分かるな」と共感した瞬間はありましたか?
 
「もし好きな人ができたとして、僕自身も『興味があるよ』みたいなことは伝えられないタイプです。胸キュンシーンもそうですが、すぐに恥ずかしくなってしまって……。でも、そうは言いつつもドキドキが体に出てしまうので、鼻の下が伸びていたり、耳が赤くなっていたり、周りには“あの子が好きなんだろうな”と気付かれているかも(笑)。弱さを隠して、クールを装ってしまう部分があったり、心の奥底で思っていることと行動が違うというのは僕の中にもある部分かなと思います」
 
――伝えたい思いがあっても、心の中でおさめてしまうことが多いですか?

 
「物事によりけりですが、親しければ親しいほど、口には出せないかもしれないです。例えば、両親への感謝も、母の日や父の日、誕生日ぐらいにしか伝えられないのですが、普段から言えたらもっといいのになって。この作品では“思いを言葉にする大切さ”が描かれていて……僕自身もそうですが、皆さんにとっても何か一歩を踏み出す勇気になったらいいなと思います」

――あらためて、宮嶋の魅力をどのような部分に感じていますか?
 
「彩芽に対してすごい妄想をしているのに、きちんと一線を引いていて、真摯(しんし)に対応できるところ。しかも、さらっとかっこいいことができて、“してやったぜ感”がないんです。ちなみに、今回共演させてもらった(京典)和玖もそういう男で、本当にかっこいいなと。僕は何かいいことをすると、押し付けがましく、“やってやったぜ”とドヤ顔をしてしまうので(笑)、宮嶋のそういう部分はまねをしたいです」

「ドライな同期の溺愛癖」藤林泰也、無表情でクールな宮嶋役に挑んで「ギャップに心奪われる」

――本作において、藤林さんのお気に入りシーンを一つ挙げていただくなら、どのシーンが思い浮かびますか?
 
「やはり、彩芽が初めて宮嶋の匂いから心を読み取るシーンでしょうか。ある種、この物語が生まれたきっかけであり、彩芽が宮嶋のことを意識するタイミングでもあるので。彼のクールな優しさと心の中の妄想……そのギャップに心を奪われると思います!」
 
――そんな魅力的なシーンを作り上げるうえで、撮影中に苦戦した点などはあったのでしょうか。

 
「今後、劇中で『お茶、うまい』というセリフが出てくるのですが、このセリフのテイク数が全話を通して一番多くて。この一言のために、おそらく5テイクぐらいやりました。監督のこだわりもすごくて、テストの時からいろんなパターンを試し続けて、“どういう『お茶、うまい』を求められているのだろう……”と、セリフを言いながら、どんどん楽しくなっていったのを覚えています(笑)」
 
――「お茶、うまい」は大切なシーンに登場するセリフですよね。

 
「はい。大切なシーンながら、いい意味で気が抜けるようなシーンでもあるので、ぜひご注目いただきたいです。最高の『お茶、うまい』が、使われていると思います!」
 
――記者会見では、皆さん仲が良さそうな雰囲気が伝わってきましたが、現場での藤林さんはどのような立ち回りをされていたのでしょうか。

 
「皆さんから“ムードメーカー”と言っていただくのですが、僕は純粋に楽しみながら現場に立っていただけで。現場の空気感は僕一人だけで作れるものではないですし、皆さんのお力があって、すごくいい雰囲気の中で、最後まで撮影を進められたと思っています。僕が一人で盛り上がっていたのではなく、皆さんが同様に高い熱量を持って楽しんで作品作りに取り組もうとする姿勢が、素晴らしい空気感につながったと思っています」
 
――撮影中、ゆいさんと後輩・姫宮加奈子役の小栗有以さん(AKB48)に香水をプレゼントされたそうですが、どのような匂いを選ばれたのですか?
 
「お二人は、僕を立てるためにおそらく“プレゼント”と言ってくださったのですが、ただ家にあったものをシェアしただけなんです。僕は香水をミニボトルのセットで買うことが多いのですが、甘い匂いは使わないので、ゆいさんと小栗さんに試してもらえたらいいなと思って。それぞれのイメージに合わせて、ゆいさんはさっぱりしたシトラス系の香り、小栗さんはかわいらしいお花系の香りを選んでみました」
 
――彩芽の元カレ・橋本拓也役の京典さんは「タイミングが合わず香水をもらっていない」と嘆いていましたが、渡す機会があったら、どんな匂いを選びますか?

 
「和玖はウッド系が好きなんです。僕も同じで、以前プライベートで和玖からもらった香水を愛用しているのですが、それもウッド系の匂い。お互いに香水が好きで、使わなくなったものをプレゼントし合ったり、違う匂いがすると『新しい香水買った?』なんて会話をしたりもします」

「ドライな同期の溺愛癖」藤林泰也、無表情でクールな宮嶋役に挑んで「ギャップに心奪われる」

――宮嶋には“潔癖症”な一面もありますが、藤林さんご自身はいかがでしょうか。
 
「そんなに潔癖というわけではないのですが、変なところでこだわりがあって、電車のつり革は絶対に触らないようにしています。僕、過去にウイルス性角膜炎になって、目が腫れてしまったことがあるのですが、お医者さんに『おそらく電車のつり革などを触って、その手で目をかいちゃったのが原因』と言われて……。それ以来、人が多く触るものはあまり触らないように意識しています」
 
――それでは、部屋はきれいなタイプですか?

 
「いえ、部屋は汚いです(笑)。何が原因って、服が多い。私服にローテーションがあって、洗濯が終わると、タンスにしまわず部屋に置きっぱなしにしてしまって……。この年齢でもいまだに両親に怒られますし(笑)、片づけは苦手かもしれないです」
 
――最後に、もし彩芽のように人の匂いで心を読み取れる能力があったら、誰のどんなことを知りたいか教えてください。
 
「本当のところ、現場で僕のうるささが迷惑ではなかったか、ゆいさんの心を読み取りたいです(笑)。楽しんでもらえていたらいいのですが……。あと、和玖とはもうあらためて話すことがないほどに仲がいいのですが、この機会に、普段何か思っていることがないか知りたいです。そのうえで、一歩深い関係になれたらいいなと思います」

「ドライな同期の溺愛癖」藤林泰也、無表情でクールな宮嶋役に挑んで「ギャップに心奪われる」

【取材裏話】
楽しくお話をお聞きしている中で、あと1問を残し、あっという間にインタビュー終了の時間が。また次の機会に聞かせていただこう、と思っていたところ、「(読者プレゼント用の)チェキにメッセージ書きながらお答えします!」と藤林さん。メッセージのみならず、ハートのイラストをいくつも描きながら質問に答え切ってくださり、そのさりげない優しさに“宮嶋のようだな”と心が温かくなりました。
 
【プロフィール】

藤林泰也(ふじばやし やすなり)
1999年2月20日生まれ。京都府出身。B型。近年の出演作はドラマ「ジョフウ ~女性に××××って必要ですか?~」(テレ東ほか/2025年)、「PUNKS△TRIANGLE<パンクス・トライアングル>」(フジテレビ/26年)、舞台「忠臣蔵」(25年)など。
 
【番組情報】
ドラマ「ドライな同期の溺愛癖」

BSテレ東
水曜 深夜0:00~0:30
テレビ東京
火曜 深夜3:35~4:05
テレビ大阪
水曜 深夜1:00~1:30
※ネットもテレ東、TVer、Leminoで見逃し配信。U-NEXTで第1話から最新話まで見放題配信中。

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【締め切り】2026年8月19日(水)正午

取材・文/片岡聡恵

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