町田啓太「現場で涙を流すなんて初めて」松本穂香、比嘉愛未、江口洋介ら一斉クランクアップ2026/06/12 12:00

日本テレビ系では、6月13日に町田啓太主演の連続ドラマ「タツキ先生は甘すぎる!」(土曜午後9:00)の最終回を放送。これに先立ち、キャスト32人がクランクアップを迎え、現場は温かい涙と笑顔に包まれた。
本作は、学校に行けない子どもたちの居場所・フリースクール「ユカナイ」を舞台に、時に笑い、泣き、迷いながらも、多様化する生き方に希望を見出していく新たな形のヒューマンドラマ。アートや遊びを通して子どもたちに寄り添うフリースクールのスタッフ・浮田タツキ(町田)が、子どもたちが奥底に閉じ込めた気持ちを見つけていく姿を描く。

最後のシーンの撮影が終了した直後のセレモニーでは、まず「ユカナイ」の子どもたちが一人一人、3か月間の思いをスピーチ。涙しながら感謝を伝える純粋な姿に、見守る大人キャスト陣も思わずもらい泣きして、現場の涙は止まらなかった。
町田は、「現場で涙を流すなんて、初めてです。みんなが本当にすてきだったから頑張れました。本当に、すごくすてきだった。昨日、最後にここ(ユカナイのセット)に残ってタツキだけのシーンを撮影していて、ガランとしたところを見た時に『あ、終わるんだな』と思ったら、すごい寂しくなって。こんなに寂しくなるくらい、みんなと濃い時間を過ごせたんだなと思うし、楽しい時間を過ごせたなと思うから、僕はうれしかったです」と感極まった様子で撮影を振り返る。
続けて、「みんながこれから先、『つらいな』、『大変だな』って思った時に、『こういう時間もあったな』って思い返して『だから大丈夫だ』って思ってもらえる時間になったらなという思いで、僕もみんなに負けないように一生懸命やっていたつもりです。みんなからたくさんのものをもらって、エネルギーをもらって、勉強させてもらいました。これからもお互い頑張っていきましょうね。頑張りすぎずに、楽しんでいきましょう」と子どもたちへの思いを言葉にした。

「ユカナイ」の新人スタッフ・青峰しずく役の松本穂香は、「本当にいろんな思い出がたくさんあるんですけれども、こうやって一人一人の顔を見ていると……。始まる前に私が目標にしていたのが、みんなのこの大事な時期に一緒に(お芝居を)やらせていただくということ。お芝居もそうですけれど、一人一人が忘れられないような瞬間、楽しい時間を過ごせたらいいなと思ってこの作品に参加していました」と、しみじみと振り返る。
さらに、「とにかく私は本当に楽しかったし、もう現場に行くのが楽しみで楽しみで仕方がなかったです。みんなのことがかわいくて仕方ないし、大好きだよ! これから先、みんなの将来が心の底から楽しみです。好きなことをしてね、楽しんでやっていこうね。またね!」と子どもたちへの愛情をあふれさせた。
タツキの元妻で蒼空の母・藤永優役の比嘉愛未は、「もう号泣し続けちゃって疲れちゃいました(笑)。最近は母親役を演じることが多くなってきて。今回は特別な思いを感じております。それは、役者の山岸想くん(息子の蒼空役)と出会えたことが大きくて。彼の『(ドラマ出演の)初めて』を一緒に過ごせたこと、ずっとそばにいて戦っている姿を見守ってこられたこと……。今までは『自分の演じる役をどう演じていこうか』と、そこに全力を注ぐことが多かったんですけれど、今回は自然と『私よりも、想くんがどうやったら笑顔になれるかな』ということだけを考える日々でした。みんなの笑顔とお芝居は本当に素晴らしくて、一緒に過ごせて本当に宝物のような時間でした」と共演した子役への思いを口にする。
「ユカナイ」の代表・三雲英治役の江口洋介は、「本当に皆さんに会えてとても幸せでした。ありがとうございました。みんなが泣いているのを見てね……最近の撮影現場でこんなにみんなが泣くっていうのは、全然経験していなかったことなので。本当に純粋な気持ちで、みんなそれぞれが努力して頑張ってきたんだろうなという気持ちが伝わってきて、こっちまでちょっとグッとくる思いです。3か月間ありがとうございました」と現場の熱を振り返った。
「ユカナイ」のスタッフ・阿式瑠美役で16年ぶりのドラマ出演となった藤本美貴は、「連続ドラマ自体が初めてだったんです。なので『リハーサルって何回やるんだろう?』『本番は何回目なんだろう?』って、家で旦那さんと心配しながら話して現場に向かったんです。でも、いざ現場に着くと、いつの間にか本番が終わっているくらいずっとにぎやかで、本当に楽しい時間でした。みんな本当にかわいくて、たくさんの才能がある子が本当にいっぱいいるんだなと思いました。ドラマももちろん良いですけれど……みんな、いつかバラエティーでもお待ちしておりますので(笑)」とユーモアを交えて語る。
「ユカナイ」の大学生ボランティア・皆藤壮哉役の寺田心は、「久しぶりのドラマで、衣装合わせの時にはだいぶ体重が重くて82kgくらいございまして……今、8kgくらい痩せまして。きょうだいのような、弟や妹のような、さまざまな共演者の方に囲まれて、すごく幸せな現場だったなと本当に思います。これから小中学生だったり、高校生の子たちが大人になっていく上で、いろんな壁にぶつかったり、いろんなことが起きると思うんです。だからこそ、この『ユカナイ』で学んだような、みんなが受け取ったフリースクールの姿やその気持ちを大事に持って、これから大人になっていってほしいなと思います。僕も高3なので、これから大人になっていきたいと思います」と未来を見つめる。

「ユカナイ」のボランティアスタッフ・永楽義明役の三遊亭好楽は、「(子どもたちからいっぱい声を掛けられて)こんなに人気があると思わなかった(笑)。これを『笑点』にも生かしたいね。短い時間でしたけれど、『ユカナイ』がなくなっちゃうのは寂しくて……皆さん、これからも永遠のお友達でいてくださいね。番組をずーっと見ていましてね、もう必ず泣いていました。本当に素晴らしいドラマでございました。これからも仲間やきょうだい、親子のような関係でずっとつながっていくと思います。皆さん、いつまでもお元気で」と温かいエールを送った。
最終回あらすじ(6月13日放送)
浮田タツキ(町田)を押し倒した蒼空(山岸)が握った拳を一度は振り上げるも、やがてその拳を下ろす。三雲英治(江口)は、なぜタツキにいら立つのかと蒼空に聞くが答えは得られず。さらに三雲は、タツキがこれまでに描いた海岸の絵の中で、浜辺を走る蒼空の姿が変化していることに気付く。タツキは、その絵に無意識に込めていた蒼空への思いを実感する。翌朝、音楽フェスに向けて準備をする「ユカナイ」の子どもたちは蒼空にも声を掛けるが、蒼空はそっけない態度をとる。
そんな中、フェスの横断幕作りの担当になったタツキは、体に絵の具を付けて自由に描く“ボディーペインティング”を思いつく。三雲に促されて参加した蒼空は、他の子どもたちから絵の具まみれにされたのをきっかけに次第に打ち解けていく。生き生きとした笑顔の蒼空を久しぶりに見たタツキは、そっと蒼空の顔に触れる。
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