NAOYA＆冨田侑暉「セラピーゲーム」第3話は遊園地デート！ 名シーンの裏側も明らかに2025/11/18 18:00
NAOYA（MAZZEL）と冨田侑暉（龍宮城）がダブル主演を務めるドラマ「セラピーゲーム」（水曜深夜0：59、関東ローカル）が日本テレビで放送中。11月12日に第3話が放送された。
シリーズ累計130万部を突破した、日ノ原巡氏のBLアワード・シリーズ部門4年受賞の人気作品「セラピーゲーム」を実写ドラマ化した本作。恋に臆病なツンデレフォトグラファー・三兎湊役をNAOYAが、獣医を志す失恋したてのスパダリ候補生・生嶋静真役を冨田が務め、“賭け”から始まる2人の恋（ゲーム）の行方を描く。2人の恋愛模様だけでなく、トラウマの克服や家族との関係が描かれるのも見どころだ。
第3話で描かれたのは、静真と湊の初めての遊園地デート。場の雰囲気に反して暗い表情を浮かべる湊に対し、「無理に誘ってしまった」と謝る静真だったが、「こういうところ来るの初めてだから慣れていないだけ」と聞いて全力でエスコートする。ゴーカートやジェットコースターなどのアトラクションを楽しんだり、動物を見たり、名物の“ホワイトタイガー焼き”を食べさせ合ったり…。次第に無邪気な笑顔を見せるようになる湊に、静真はひかれていく。これまでと違い、まるで子どものようにはしゃぐ2人の姿が新鮮でほほ笑ましく、あっという間に時間が過ぎてしまった。
特に、ジェットコースターに乗った後、震える湊の手を静真が両手で包み込むシーンでは、その優しさに多くの視聴者がときめいただろう。第1話のキスシーンや第3話の終盤で湊の頭に手を添えるシーンでも感じたが、湊を包み込むその大きな手がとても魅力的だ。そして、コーヒーカップに乗りながら、ふと元カノ・ユカ（濱岸ひより）のことを思い出し、ボーっとしている静真の気を向けようと湊が頬にキスをするシーンも注目ポイントの一つ。その強引ながらも思わずキュンとしてしまうかわいらしさに、SNSでは喜びの悲鳴が上がっていた。
その後、静真は湊から写真の撮り方を教えてもらう中でその美しさに見ほれ、「男だし、会って日も浅い。お互いのことなんてほとんど知らないのに」と葛藤しつつ、湊への思いを少しずつ自覚。湊は静真に「今日のことなんてきれいさっぱり忘れちゃうかも」と初めて出会った夜のことをネタにしてからかうが、静真は「そんな顔でそんなこと言われると、余計に忘れられなくなる」と真剣な目で告げて…。2人の間にロマンチックな雰囲気が流れるが、くしくも閉園のアナウンスが。そこから2人は静真が予約していたホテルへ向かう。
静真自身も語っているよう、湊にひかれる早さは一般的に見ると少し早急かもしれない。ただ、湊を見ていると「こんなに目が離せない相手と出会ったのは初めて」という静真の言葉に大きくうなずけるのだ。そして、それは演じているのがNAOYAだからこその説得力なのだろう。
ホテルではこれまでの思い出を振り返ったり、静真が元々ユカのために用意していたバースデーケーキを一緒に食べたり、穏やかに過ごす2人。なぜ湊が遊園地で暗い表情をしていたのか、そして彼の“恋人はいらない”という考えにもつながる悲しい過去も明らかになった。そして、湊に対する静真の感情とはうらはらに、湊から「好きだとか付き合えだとか面倒くさいこと絶対に言わないし。ちょうどいいでしょ」とベッドに誘われて…。静真は「分かった」とそれに乗ったかと思いきや、真っすぐに湊を見つめ、「好きだ」と告白してキスをする。この時、静真が浮かべていた表情は怒りや悲しみなのか、切なさなのか。視聴者の想像を膨らませる、その繊細な表情の変化が素晴らしい。
なお、先日ドラマ公式Xにて行われた、八十島美也子監督とプロデューサー陣によるスペース（配信）でも第3話の裏話が。監督はデートのロケ地である東武動物公園での撮影にあたり、なんと5回ものロケハンを行ったという。取材時にNAOYAと冨田からも「楽しかった」と話題に上がっていたが、監督いわくゴーカートのシーンは「楽しく2人で盛り上がっている感じが欲しいですということと、ノリノリでお願いしますということだけはリクエストしまして」とのこと。撮影にあたってなんと5周、ジェットコースターも3回ほど乗っていたというのも驚いた。
コーヒーカップに乗っているシーンでは“2人が乗っているカップだけ早い”という疑惑もSNSで上がっていたが、その真相について「湊さんに『あんまり回すと目回るよ』って言ったんですけど、楽しくなっちゃったようでぶん回されまして（笑）。おちゃめといいますか、そういういたずら心がすごくキャラクターに合っているなと思って、そのまま使いました」というマル秘エピソードも。ロケ地が東武動物公園であることから、プロカメラマンである湊と、獣医学生の静真の「長所がそれぞれすごく生かされている」という言葉にも大きく共感できた。
ホテルでケーキを食べるシーンは2人の小競り合いがなんともかわいらしいが、「1個だけリクエストして、あとはお任せという形でやりまして。もちろん台本のセリフも大事なんですけど、楽しい雰囲気、こういうところは2人の関係性みたいなものも出るので、15秒ぐらい放置して。でも、役を忘れずにきちんと湊と静真としてやっていたので、そこはすごいなと思いました」とのこと。キャラクターを演じつつ、2人の元々の関係性も相まってこのシーンが出来上がったと思うと、より味わい深い。
最後は第4話の見どころにも触れ、「予告にもあるんですが、湊が朝起きて静真を見つけた時に見せる笑顔と、湊のドキッとした表情はすごく印象に残っていますね。あとは、湊が本当のことを、“賭け”のことを静真に謝ろうとするんですけど、タイミングを逃して言い出せないシーンがあって、別れ際に2人が同時に振り向くところの後のくだりとか、予告にはないラストシーンも丁寧に撮ったので、皆さんに見てもらいたいです」とコメント。新展開の予感にさらに期待が高まる中、丹羽理沙子プロデューサーから、1月16日に開幕する舞台版でもこの遊園地デートのシーンが含まれることが発表に。舞台では一体どのように描かれるのか、こちらも合わせて楽しみたい。
第4話あらすじ（11月19日放送）
静真をほれさせる賭けをしている湊だが、静真の「大切にしたい」という純粋な優しさに触れ、本気でひかれ始めていた。湊は、静真を傷つけたくないと葛藤し、賭けのことを謝ろうとするが、タイミングを逃し言い出せないまま別れてしまう。そんな矢先、湊の忘れ物を届けにバー「Gambit」を訪れた静真は、湊が仲間と「俺なら絶対落とせる」と賭けの話をしているのを偶然聞いてしまう。
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