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復讐ドラマ制作発表で齊藤京子が語る撮影秘話 白岩瑠姫は初ドラマで“怖い”水野美紀に緊張!?2025/10/04 21:45

復讐ドラマ制作発表で齊藤京子が語る撮影秘話 白岩瑠姫は初ドラマで“怖い”水野美紀に緊張!?

 フジテレビ系で10月7日にスタートする、火ドラ★イレブン「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(火曜午後11:00、初回のみ午後11:15=カンテレ制作)の制作発表が行われ、ダブル主演を務める、齊藤京子水野美紀、共演の白岩瑠姫JO1)、竹財輝之助新川優愛が出席した。

 本作は、あしだかおる氏・アオイセイ氏による同名人気漫画(ぶんか社刊)が原作。幼稚園のママ友いじめが原因で娘を亡くした55歳の母・篠原玲子(水野)が、全身整形で25歳の篠原レイコ(齊藤)に生まれ変わり、娘を死に追いやったママ友グループに“新米ママ”として潜入する、衝撃の復讐(ふくしゅう)エンターテインメント。

 復讐劇ながら、撮影現場は「仲良し」と話す齊藤。今年、テレビドラマの主演3作目となるが、初めての復讐劇に関して「今回初めての復讐劇ですし、母親役も初めてなので、試行錯誤しながらいろいろ勉強させていただいております」と話し、中身は55歳だが、見た目は25歳を演じることが難しいと語り、「その中でも、55歳らしい動作や仕草は、監督やその年代の方に教えていただいてますす」と打ち明けた。

復讐ドラマ制作発表で齊藤京子が語る撮影秘話 白岩瑠姫は初ドラマで“怖い”水野美紀に緊張!?

 齊藤と同一人物、かつ復讐に燃える母親役の水野も、この役の難しさや、やりがいについて「私はいじめられて精神的にダメージを受け続けてからの復讐を、レイコにバトンタッチしてからなので、こっち側で整形前のつらい心情を受け負って、視聴者の方にどれだけお届けできるかで、その後の見方・楽しみ方も変わってくるのかなと思うので、その辺りを心がけて演じさせていただきました」と話した。

 続けて、最近愛を感じたなというエピソードについてトークしていく。家族が大好きと話す齊藤は「この作品で初めてお母さん役をさせていただき、改めて母のありがたみを感じる日々です。今日も『制作発表、頑張ってね』と連絡をくれたので、優しさや温かさを感じています」と打ち明け、プライベートで一児の母である水野は「子どもが、おやつのシャインマスカットあげると、必ず一粒、二粒、私に分けてくれます」とほのぼのエピソードを披露した。

復讐ドラマ制作発表で齊藤京子が語る撮影秘話 白岩瑠姫は初ドラマで“怖い”水野美紀に緊張!?

 テレビドラマ初出演で水野との共演を恐れていたとスタッフから暴露された白岩は、「言い方が悪いですよ」とバツが悪そうにしながらも、「初めてのドラマでしたし、帯を締め直すという意味でも、スタッフの方が脅してきて…」と言うと、すかさず水野から「誰ですか? スタッフの誰が私のこと『怖い』って言っていたのか後で教えてください」とけん制され、小声で「多分、僕のために言ってくださったので…」と告げる白岩。

 加えて「実際、現場で水野さんとお会いしたら、撮影しやすいようにリードしてくださったり、撮影の間に話しかけてくださったり、やりやすい雰囲気を作ってくださって。僕は初めてで緊張していたんですけど、引っ張ってもらったなという印象です。でも、確かに最初はちょっと怖かったんですけど、シーン撮影していく中で全然そういう人じゃないなと分かりました」と言い訳した。

復讐ドラマ制作発表で齊藤京子が語る撮影秘話 白岩瑠姫は初ドラマで“怖い”水野美紀に緊張!?

 そう言われた水野は白岩の印象について「謎の天才外科医って言って現れて全身整形しちゃうんですよ。言ってみれば、かなり飛ばしたキャラですよね(笑)。スッと立って『俺が最高の手術をしてやる』という一言で、できそうな説得力を持たせるって、結構むちゃぶりだと思うんですよ。でも、素晴らしい存在感とオーラで成立させるんです」と称賛した。一番感銘を受けたのは、「手術」というセリフを一回もかまないことだと驚いていた。

復讐ドラマ制作発表で齊藤京子が語る撮影秘話 白岩瑠姫は初ドラマで“怖い”水野美紀に緊張!?

 そのことについて白岩は、「その前に水野さんからビンタされるシーンがあったんですけど、それが怖すぎてかんだらダメだと思って…」と打ち明けると、「なんでそんな怖いのよー」と水野からツッコまれながらも、「確かに“手術”という言葉を水野さんと面と向かって言い合うテイクを何回か撮らせていただいた時、水野さんに『よくかまずに言えるね』と言っていただいたのですが、次のテイクでかみました」と打ち明け、笑いを誘った。

 その後、白岩は感じた家族の愛について、「僕は母親からの愛が強いなと思う瞬間がいっぱいあります」と報告。国内外に関わらず、すべてのライブに母親が来たいタイプと打ち明け、「そういうところに愛を感じます」と話した。

復讐ドラマ制作発表で齊藤京子が語る撮影秘話 白岩瑠姫は初ドラマで“怖い”水野美紀に緊張!?

 司会を務めた藤本景子アナウンサーから「最近いろいろな作品でクズを演じてらっしゃいますが…」と水を向けられた竹財は、「そんな、ストレートに言わなくても…」と苦笑する。本作でも、いわゆる“クズ役”ということで、「クズだと思ってくださってるのは本望ですけど、コンビニに行くとジロって見られてちょっと距離を空けられます」とエピソードを明かすが、藤本アナから「今回も予想通りのクズな感じなんですかね?」と問われ、「そう思っていただいて結構です!」と断言した。

 また、陰湿なママ友を率いるボスママ・新堂沙織を演じている新川は、ボスママ役について、「意地悪をする役も10年以上ぶりですし、どうしてやって演じていったらいいのかなと最初は思っていたんですけど、今はもう楽しいですね。私が言うのもなんなんですけど、頭がおかしいんですよ。出てくる言葉や態度が自分でも理解できないようなことを発していて、最初はすごく戸惑ったんですけど、理由付けをするとか、つじつまを合わせて落としどころを見つけて演じるという、いつもやっている作業をやらない方がいいと思って、そのままぶつけていくだけの作業にした方が演じやすいなと思って、最近はそう演じています」と説明した。

復讐ドラマ制作発表で齊藤京子が語る撮影秘話 白岩瑠姫は初ドラマで“怖い”水野美紀に緊張!?

 すると、藤本アナが「なるほど、ちょっとおかしい感じなんですね。その、おかしい(新川)とクズ(竹財)は夫婦ってことですよね?」と聞かれ、爆笑しながら「そうなんですよ」と答えた。

 そんな、新川が演じる沙織の意地悪と対峙(たいじ)している齊藤は、「台本を読んだ時から沙織がちゃんと悪役で、誰もがレイコの感情に共感してもらえるんだろうなと思うくらい。実際、撮影中もちゃんと怖いので、作品に入り込めやすいですし、ありがたいです」と受け答えた。

 さらに、藤本アナは、沙織が韓国ドラマ好きというキャラであることについて触れ、その流れで、韓国語を披露してもらおうとするが、「嫌です!」ときっぱり否定する新川。しかし、藤本アナの巧みな話術に乗せられて、現場で子どもたちがどハマりしたという「パリパリ」を披露した。

 ここで、かわいスペシャルゲストとして、レイコがママ友グループに潜入する際、自分の息子と偽る隣人の5歳の男の子・空役を担っている佐藤大空くんが登場する。走って登壇した大空くんは、白岩の膝の上によじ登り、ちょこんと座る。その姿に会場から「かわいい~」とため息が漏れるほど。

復讐ドラマ制作発表で齊藤京子が語る撮影秘話 白岩瑠姫は初ドラマで“怖い”水野美紀に緊張!?

 それほど懐かれている白岩は、「いつからか、僕に懐いてくれて、現場に僕が入るとすぐに駆け付けてくれたり、手をつないでくれたり、こうやって乗ってきてくれたりします」とうれしそう。

 白岩が演じる謎の外科医・成瀬が、レイコが復讐に行っている間に空の面倒を見ているシーンがあるため、最初のシーンから空くんと一緒だったそうで、そこでいろいろな遊びをして打ち解けたと振り返った。普段は仲良しの2人だが、劇中の成瀬はクール。「空がかわいく接してきてくれても、無表情で反応しちゃいけないんです。そのギャップが結構難しいなと。反応してあげたくなっちゃいます」と正直に答えた。

復讐ドラマ制作発表で齊藤京子が語る撮影秘話 白岩瑠姫は初ドラマで“怖い”水野美紀に緊張!?

 大空くんと共演時間が多い齋藤は、「大空くんと私が一番一緒にいるはずなんですけど、あんまり懐いてくれなくて、気付いたらいつしか白岩さんのところにいたから、私も何でだろうと思っています」と、白岩と大空くんの仲の良い様子に嫉妬している様子。

 すると、藤本アナが、大空くんに「こっちのお姉ちゃんもいっぱい遊んでくれたでしょ。お姉ちゃん優しい?」と聞くと、「優しい」と返答した大空くんを見て、「ちょっと泣きそうです」と、齋藤がウルウルした。

復讐ドラマ制作発表で齊藤京子が語る撮影秘話 白岩瑠姫は初ドラマで“怖い”水野美紀に緊張!?

 大空くんが退場した後は、記者からの質問コーナーへ。

 「もし、自分が成瀬の手術を受けて何歳にでも若返ることができたとしたら、何歳に戻って何をしたいですか?」との質問に齋藤は「高校時代に戻ってキラキラした青春を過ごしたいです。女の子の友達とプリクラ撮って、ファミレス行って、カラオケ行って、という王道の青春時代を過ごしたので、もう1回やりたいですね」と答え、水野も青春時代を回顧し「私は高校時代から仕事をしていたので、高校生ぐらいに戻してもらって転校生として学校に入って、仕事ではキラキラの青春ドラマのヒロインをやりたいですね」と願望を述べた。

 一方、「あまり戻りたくない」と話す白岩。だが、「学生時代に青春ができなかったので、生まれ変わったら、普通の皆さんがやっているような青春を味わってみたいなと思います」と告白。竹財も「僕も戻りたいと思ったことないです」と打ち明けつつ、「内臓とか体力が元気になるなら、20歳くらいになってまた飲み倒したいですね」と話し、逆に新川は「私は少し先の見た目になりたいです。50歳、60歳になった時にどういうふうになるのかなと、その先を見ておきたいです」と発言し、盛り上がった。

 最後に再び、大空くんが登場し、フォトセッションして制作発表は終了した。

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