荒木飛羽が写真集「20」をリリース! 誌面で共演した弟が「かわい過ぎる!」と溺愛!2025/09/08 17:00

ドラマ「あなたの番です」や映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」などに出演し、今年公開の「劇場版スメルズ ライク グリーン スピリット」での好演も記憶に新しい俳優の荒木飛羽が、20歳を迎える9月に写真集「20」(ワニブックス刊)をリリースする。
物語を感じさせる七つのシチュエーションからなる本作は、10代最後の表情を切り取ったメモリアルな一冊になっている。1st写真集「15」から5年の時を経て、どんな成長や変化を見せているのか――。発売に先駆け本作の見どころを聞いていくと、写真集にも登場した弟への愛が随所で露呈。‟弟溺愛”のインタビューをお届けする。
――20歳の誕生日の翌日に、ご自身にとって2冊目の写真集がリリースとなります。制作が決まった時はどんなお気持ちでしたか?
「お話をいただいて、改めて20歳になるんだなっていうことを実感しました。そんな写真集を皆さんに見ていただけるという、うれしい気持ちでいっぱいです」

――撮影で特に思い出に残ってることは何ですか?
「思い出に残っているのは、弟が写っているシーンです。僕、弟のことが本当に大好きなんですよ。弟がとってもかわいいので…。この場面は“弟がかわいいシーン”になっています」
――20歳のお祝いをしているようなかわいらしい写真ですよね。弟さんはお顔こそ写っていませんが、後頭部からでもかわいさが伝わってきます。
「そうなんです、とにかくかわいいんですよ! 弟と一緒に撮影できると聞いた時は、“よっしゃー!”って感じでした。『かわいい弟を見られる!』っていううれしさで。こういった撮影で共演するのは初めてで、弟はすごく緊張していてガチガチでした。でも、最後は『楽しかった』って言ってくれて。この写真集は、いったん先に弟を見ていただいて、弟を見た後に僕を見直してもらってもいいくらいです(笑)」
――弟さんが見どころなんですね(笑)。他にもこだわったシーンや、制作にあたって荒木さんからリクエストされたこともあるのでしょうか?
「ギターと一緒に撮影したカットがあるんですけど、ここは自分の好きなものを詰め込んで、やりたいことを全部やらせていただきました。僕は『NANA』が大好きなんですけど、その世界観を出せたらと思って。写っているギターも自分で選ばせてもらったんです。『NANA』の作中で(登場人物の)レンが使っていたGibsonのLes Paul Standardというギターで、色は黒。ただ、このギターはすごく高価なものだし、なかなか借りられないだろうと思って、他にも何個か別のものも候補に挙げていたんです。でも、編集部の方が希望した通りのものを用意してくださって。駄目元で言っていたのに借りてきてくださって、すごくありがたかったです。他にも、アンプやエフェクターは自分の私物を持って行ったりしました。アンプはMarshallのもので、エフェクターは大学の友達とおそろいで買ったものです。服もVivienne Westwoodにして、アクセサリーは自前のものを合わせました」

――「NANA」といえば、作中でたくさん登場するVivienne Westwoodですよね。全体的にレン意識で撮影されたんですか?
「いや、意識したのはシンくんです! 僕はシンくんがすごく好きなんですよ。シンくんはベースを弾くんですけど僕はベースが弾けないので…。使ったギターはレンをリスペクトしつつ、撮影自体はシンくんをイメージしました。アクセサリーも、レンだったら南京錠だけど、僕はシンくんが作中で着けているものにしたんです。僕、スマホも『NANA』だらけで…。ケースにグッズを入れていて、壁紙もシンくんとレイラ。あ、撮影で着けたこのアーマーリングは(大崎)ナナと同じものです! …それくらい“好き”を詰め込んだので、お気に入りのカットです。いろいろとわがままを言ったけど、全部通していただけて。すごくうれしかったです」
――“「NANA」愛”が伝わります。他にも、リクエストされたことはあったんですか?
「河口湖での撮影で、ボートをこがせてもらいました! ボートには元々乗る予定ではあったんですが、『なるべく、こがなくていいからね』と言われていて。でも、僕はやりたくてやりたくて仕方がなかったので、こがせてもらいました。実際にやってみたら、意外といけましたね! 初めてでしたけどちゃんと旋回できましたし、ボート乗り場の方にも上手だって褒められました。ただ…撮影中にカメラマンさんがボートの上で普通に立ち上がったりするんですよ! 撮影のためなんですけど、それがもう怖くて。『待ってください! 転覆します!』って僕が言っても『大丈夫、大丈夫~!』という感じで、立ったらボートがグラグラってして! あれはびっくりしました(笑)」

――大変な場面でしたね(笑)。表紙にもなっているスタジオでのポートレートも、ぐっと大人っぽい表情で素敵でした。
「このカットは本当に勝手にですが…家族の中で『ちょっと佐藤健さんに見えるかな…?』って話していたんです。すごく恐れ多くはあるんですけど! 健さんって、元々のスタイルももちろんいいんですけど、それをさらに良く見せるような立ち方とかポージングをしていらっしゃるじゃないですか。この写真の僕も、ちょっとスタイルが良く見えているんじゃないかなって」
――撮影の際に、何か事件は起きましたか?
「プリクラを撮るシーンがあったんですけど…それがめっちゃ難しかったことです。韓国っぽいプリクラ機で、全く見たことないタイプのものだったんですよ。普段からプリクラを撮ることがないから、そもそもあまりよく分かっていないですし…。でもゲームセンターにあるようなプリクラって、撮る時にポーズの見本が出てくるじゃないですか。あれがあるから何とかやれるのに、撮影した機械にはそれがないから、「何したらいいの!?」みたいな。他の人が撮ったプリクラが機械の近くに貼られていたので見てみたんですけど、みんな上手だし、画角にどう収まっているの!? みたいなポーズをしていて。すご過ぎて全然お手本にならなかったです(笑)」
――写真集の撮影では、被写体として「どういう表現をするか」など、撮られながら考えていたことはありますか?
「ただただ、ずっと話しながら楽しく撮影させていただけたので、『こういうふうに考える』とかはなくて。お芝居をしている時だったら、その役について『この人はこういう人だから』とかを考えるんですけど、雑誌や写真集の時は、“自分自身でいる”っていうことが一番なのかなと勝手に思っています。なので、撮影には何も持って行かず、難しいことは考えず。楽しくわいわいしながら、言われたことを上手にできたらいいなと思って臨んでいました」
――俳優さんの中には、「役がない状態だと逆に気恥ずかしい」みたいな方もいらっしゃいますが…。
「そういう気持ちはないですね。プリクラはちょっと訳が分からな過ぎて恥ずかしかったですけど(笑)、写真を撮られること自体にそういう意識はなくて。ただ、自撮りは得意じゃないので、そういう意味での撮影は苦手です。最近、友達がTikTokを始めたので、それに影響されて自分も始めてみようかなって思ったんですけど…“自撮りした自分の顔が残るのが嫌”という理由で始められていないんです。雑誌や写真集みたいな撮影の時は、プロの方にちゃんとしたものを撮っていただけるから楽しいし、うれしいんですけど」
――もしTikTokが開設されたら、ファンの方もきっとうれしいと思います。
「今、開設しようかなぁと勝手に考えてはいます。ただ、何を載せるのがいいんだろう。ギターは趣味でしかないし、ダンスも嫌いだし…。あ、でも、弟や他の人のダンスを見るのは好きです!」
――では、弟さんがTikTokに登場するのは?
「もし弟がTikTokに出たら絶対にバズッちゃうのでダメです! 弟のかわいさは、家の中だけにとどめておかないと(笑)!」
――(笑)。では、この写真集を通じて“新たに知った自分の一面”はありましたか?
「改めて今日、1st写真集『15』を見返してみてなんですけど、その時と同じような表情をしている写真が、この写真集『20』に何枚かあったりして。顔は少し大人っぽくなっているのかもしれないですけど…自分で見ると、結構変わらないなって。精神年齢は、なんなら幼くなっていっているんじゃないかって感じがします(笑)」
――精神年齢は逆行しつつ…1st写真集からの5年で成長を感じる部分もありますか?
「この5年の間に一人暮らしをするようになったので、料理、洗濯、食器洗い、掃除と…家事を全部自分でするようになったのは、ちょっと成長したところかなって思います。でも、5年の変化は弟から感じ取ることの方が多いですね。僕とちょうど10歳離れているので弟は今10歳なんですけど、ついこの間まで保育園だった気がするんです。いまだに弟に『今日も保育園楽しかった?』って聞いちゃうんですけど、『もう小4だよ!』って言われちゃったり(笑)。『弟はもう10歳なんだ』って思うのと同時に、『ということは僕もハタチか…』って」
――そこも弟さん基準なんですね。
「友達の車で一緒に弟のお迎えに行ったりもするんですけど、この前間違えて保育園に行きそうになって、『小学校だった! ミスった!』ってなりました(笑)。弟のお迎えに行くっていうのも5年前はなかったし、授業参観を見に行った時も『自分も大人になったな』って思いましたね。弟がもっと小さかった頃は2人でお風呂に入ったり、僕がご飯を食べさせて一緒に寝たりしていたので、ほぼお父さんだったんです。だから本当に弟がかわいいですね。今回の写真集を見ても、弟の背中が大きくなっていて」
――今後また5年後に写真集を作ることになったら…弟さんはそのころ思春期かもしれないですね。
「今何が怖いかって、それなんですよ! 思春期になって『お兄ちゃん来ないで!』とか言われたら、本当に嫌だなって…」
――では、荒木さんご自身は間もなく20歳ということで、10代のうちに卒業しておきたいことは何かありますか?
「自分から先輩に話し掛けるのが得意じゃないので、そこは卒業したいところですね。弟がいるからか、年下に対しては話し掛けられるし、慕われることも多くてありがたいんですけど…。年上の人には“コミュ障”になってしまうので『先輩苦手』を卒業したいです。もっとたくさん、いろんな先輩とお話ししてみたいので」
――最後に、これからどんな大人になっていきたいですか?
「できるだけ大人にはなりたくないし、できるだけ大人から遠ざかっていきたいんですけど…(笑)。憧れている先輩の皆さんは、周りを見て行動ができたり、周囲に気遣いのできる方たちばかりなので、自分もそういう方々に近づけられたらいいなと思っています。なので、自分のことだけでなく、周りをしっかり見られるような大人になりたいです」
【プロフィール】
荒木飛羽(あらき とわ)
2005年9月28日生まれ。茨城県出身。天秤座。A型。主な出演作は、大河ドラマ「西郷どん」(NHK総合ほか/18年)、ドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系/19年)、「おとなりコンプレックス」(フジテレビ系/25年)、映画「るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning」(21年)、「あのコはだぁれ?」(24年)など。
【インフォメーション】

荒木飛羽写真集「20」
9月29日発売 ¥3,850
ワニブックス刊/撮影:MARCO
20歳を機にリリースするメモリアルな一冊。10代最後の姿を詰め込んだ本作は、物語を想像させる七つのシチュエーションで撮影された。湖畔でボートをこぐ様子、窓辺で静かに内省する姿、濡れ髪での強い表情――役者として繊細な感情表現を積み重ねてきた荒木だからこそ魅せられるポートレートの数々が収められている。Amazonでの購入特典は限定絵柄のポストカード、ワニブックス通販での購入特典はサイン本+複製プリクラ(※全4種ランダム)となっている。誕生日当日の9月28日には、発売に先行してお渡し会イベントを開催。各特典、イベント内容など詳細はhttps://www.wani.co.jp/event.php?id=8673
【プレゼント】

荒木飛羽さんのサイン入り生写真を2名にプレゼント!
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【締め切り】2025年9月30日(火)正午
【注意事項】
※ご当選者様の住所、転居先不明・長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
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取材・文/TVガイドdan編集部
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