二宮和也主演「戦後80年特別放送 映画ラーゲリより愛を込めて」地上波放送決定!2025/07/11 07:00

TBS系では、8月11日に「戦後80年特別放送 映画ラーゲリより愛を込めて」(午後9:00)を放送する。
二宮和也が主演を務めた本作は、2022年12月に公開され、約4か月にわたりロングラン上映。興行収入26億円、観客動員200万人を突破する大ヒットを記録した。二宮は本作で、「第46回日本アカデミー賞」の優秀主演男優賞、「第65回ブルーリボン賞」で主演男優賞を受賞している。
実話をベースにしている本作で二宮は、零下40度を超える激寒のシベリアで死と隣り合わせの日々を過ごしながらも、家族と仲間を思い、希望を胸に懸命に生きた・山本幡男を熱演。二宮演じる山本の生きざまに、戦争の過酷さを知らない若者を中心に多くの支持を集め、Mrs. GREEN APPLEが書き下ろした主題歌「Soranji」も、観客にさらなる感動を与えた。
そんな話題続きの本作のメガホンをとったのは「8年越しの花嫁 奇跡の実話」(17年)などで日本をはじめ世界各国の映画賞を受賞した瀬々敬久氏。また、企画プロデュースは映画「余命1ヶ月の花嫁」(09年)を手がけた平野隆氏が担当し、脚本は「糸」(20年)や「永遠の0」(23年)などを執筆した林民夫が担当した。
キャストは、二宮のほか、時代に翻弄(ほんろう)されながらも愛する夫・幡男を信じて待ち続ける山本モジミ役として北川景子が出演。また、二宮扮(ふん)する山本がシベリアの強制収容所こと「ラーゲリ」で出会う仲間役としては松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕ら演技派俳優が勢ぞろい、作品に深みを足した。
生活様式や価値観が大きく変わり、混沌とする現代にこそ、世代を問わず、多くの人々に触れてほしい本作にぜひ注目してほしい。
あらすじ
第二次大戦後の1945年、物語の舞台は零下40度の厳冬の世界・シベリア。わずかな食料での過酷な労働が続き、死にゆく者が続出する地獄の強制収容所・ラーゲリに、山本幡男(二宮)はいた。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます」と、絶望する抑留者たちに、彼は訴え続けていた。
身に覚えのないスパイ容疑でラーゲリに収容されていた山本は、日本にいる妻・モジミ(北川)や4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じ、耐えていた。しかしここは、誰もが心を閉ざしている劣悪な環境下。戦争で心に傷を負い、傍観者を決め込む松田研三(松坂)。旧日本軍の階級を振りかざす軍曹の相沢光男(桐谷)。クロという子犬をかわいがる純朴な青年・新谷健雄(中島)。過酷な状況で変わり果ててしまった同郷の先輩・原幸彦(安田)。そんな彼らを山本は分け隔てなく励まし続け、彼の仲間思いの行動と信念は、凍っていた抑留者たちの心を次第に溶かしていく。
そして、終戦から8年、山本に妻からの葉書が届く。厳しい検閲をくぐり抜けたその葉書には「あなたの帰りを待っています」とつづられていた。たった一人で子どもたちを育てている妻を思い、山本は涙を流さずにはいられなかった。
誰もがダモイ(帰国)の日が近づいていると感じていたが、その頃、山本の体は病魔に侵されていた。体はみるみる衰えていくが、愛する妻との再会を山本は決してあきらめない。そんな彼を慕うラーゲリの仲間たちは、厳しい監視下にありながらも、山本の思いをかなえようと思いもよらぬ行動に出る。そしてモジミに訪れる奇跡とは。
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