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初の高校教師役、磯村勇斗&堀田真由「僕達はまだその星の校則を知らない」生徒たちから大絶賛!2025/07/09

初の高校教師役、磯村勇斗&堀田真由「僕達はまだその星の校則を知らない」生徒たちから大絶賛!

 フジテレビ系で7月14日スタートする、連続ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(月曜午後10:00=カンテレ制作)の制作発表が行われ、主演の磯村勇斗と、共演の堀田真由、日高由起刀、南琴奈、日向亘、中野有紗、月島琉衣、近藤華、越山敬達、菊地姫奈、のせりん、北里琉、栄莉弥が出席した。また、舞台となる学校の理事長役で出演する稲垣吾郎は、パネルとVTRで参加した。

 「僕達はまだその星の校則を知らない」は、独特の感性を持つがゆえに人生にも仕事にも臆病だった弁護士・白鳥健治(磯村)が、少子化による共学化で揺れる私立高校に「スクールロイヤー」として派遣されることになり、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に、不器用ながらも必死に向き合っていく学園ヒューマンドラマ。

 まず、大人キャストの磯村と堀田がMCに紹介されて登壇。ところがすぐに袖にはけた磯村が、「今、魔法使いで忙しいので…」と言いながら“理事長”稲垣のパネルと一緒に再登場。すると会場から笑いに包まれる。

初の高校教師役、磯村勇斗&堀田真由「僕達はまだその星の校則を知らない」生徒たちから大絶賛!

 しきり直して磯村からあいさつしていく。「撮影現場も良い状態で進んでいます。このような形で主演をやらせていただくのも、役者人生の中でも初めてのことなので、気合も入っていますし、どういうふうに皆さんに受け取っていただけるのかすごくドキドキしています。先に第1話を拝見しまして、間違いなく新しい学園ドラマが誕生したのではないかと思っています。映画チックな部分もありながらも、ドラマとして非常にかわいくて面白いものに仕上がっていますので、ぜひ楽しみに見ていただきたいなと思います」と手応えを語る。

初の高校教師役、磯村勇斗&堀田真由「僕達はまだその星の校則を知らない」生徒たちから大絶賛!

 加えて、「役者を始めて10年がたつんですけど、この節目で主演をやらせていただくのはうれしい気持ちがありながらも、最初は自分に務まるのかという不安もあったんですが、プロデューサーさんや制作スタッフの皆さんを含め、自分に託してくださったということをしっかりと受け止めて、ドラマの中で返していきたいなという思いで今撮影しています」とコメントした。

 続けて、健治のサポート役で国語教師の幸田珠々を演じる堀田が「来週から第1話が始まるということで、皆さんにこの世界観をお届けできることをすごくうれしく思っております。私はどちらかというと、この前まで生徒役の方が長かったのですが、私もデビューから10年という節目に、先生役として今この場に立たせていただいていることをすごく感慨深く思っております。自分が学生の頃、先生は羅針盤のようにこれからの歩む場所を照らしてくださったような存在だったので、私自身も珠々を通して生徒たちに寄り添って優しい先生であればいいなというふうに思っております」と説明した。

初の高校教師役、磯村勇斗&堀田真由「僕達はまだその星の校則を知らない」生徒たちから大絶賛!

 初めての高校教師役については、「生徒の皆さんから逆に刺激をいただくばかりで、毎シーン毎シーン全力で皆さんがぶつかってきてくださるので、私もちゃんと受け止めたり返したりしなきゃと思いながら、皆さんがまぶしくてまぶしくて…」と笑顔を見せた。

 次に、稲垣からのビデオメッセージが紹介される。「主人公が勤務する高校を運営する学校法人の理事長で、元教師という役どころを演じます。そして僕が演じる尾崎という役はですね、一見すごく厳しそうに見えるんですが、言っていることは至極まっとうな責任感のある人物です。胸の奥に底知れない何かを抱えている彼なりの葛藤というものがあって、それが何なのかは徐々に明らかになっていきますのでお楽しみください。主演の磯村さんとはですね、映画『正欲』(2023年)でご一緒させていただいて、今回2度目の共演なんですけれども、本当にお芝居がすてきな俳優さんなので、またご一緒できたらとずっと思っていたのでうれしく思っております。ぜひご覧いただけたらうれしいです」と演じる役柄と磯村への思いを届けた。

初の高校教師役、磯村勇斗&堀田真由「僕達はまだその星の校則を知らない」生徒たちから大絶賛!

 これを受けて「非常にうれしい言葉をいただきましたね」と喜ぶ磯村。そして「健治と理事長の間柄には何かありそうだなと匂わせて毎回終わるのですが、おそらく物語が後半に進むにつれていろいろと明かされていくのではないでしょうか。吾郎さんのミステリアスな部分と目の鋭さが、理事長として存在感がすごくて、ご一緒するのが楽しみです」と打ち明けた。

 一方の堀田は、「わが校の理事長でありながらなかなかお会いできなくてですね、稲垣さんとお会いするシーンが少ないのでこれから増えてくるのかな、どうなんだろうという感じです。第1話を見させていただいて、稲垣さんが演じていらっしゃる理事長が出てくると、この世界がグッと引き締まるといいますか存在感も圧倒的で、また何かご一緒できるタイミングがあればいいなというふうに思っています」と思いを伝えた。

 ここで、磯村と堀田の拍手と温かいまなざしに迎えられて、生徒役の11人が登場。このドラマのためにデザインされたオリジナルの制服に身を包み、初々しい表情で一礼する11人が着席。

 クランクインから1か月半経過した本作。撮影現場の雰囲気を聞かれた磯村は「非常にいいですね」と笑顔を見せて、「昨今はいろいろなハラスメント講習などがあったりして、現場の環境は良くなってきてはいますけど、特に“ぼくほし”の現場はそれ以上にいいのではないかなと思うぐらいスタッフさんともそうだし、キャスト陣ともコミュニケーションを取りながら日々暑い中でも楽しく撮影ができているのかなとは思っています。こうやって学生さんたちがみんなそろうとあまりにもフレッシュすぎて、その圧に負けそうになる時がありますね(笑)。歳を重ねたなと思う瞬間が何回もあります」と苦笑する。さらに「みんなが持っているピュアなね、キラキラしているこれ。俺、今あるかなって、自問自答する時がすごくあります」と崩れ落ちるが、後ろの生徒たちから「ある!」「あります!」と言われて「君たちの方がある!」と声を大にする。

初の高校教師役、磯村勇斗&堀田真由「僕達はまだその星の校則を知らない」生徒たちから大絶賛!

 加えて「芝居にも素直さが出ているので、皆さんと一緒に芝居をしていても毎日新しい発見があったり、こういうふうに解釈してお芝居したりするんだなという楽しさがあります」と絶賛すると、生徒会長・鷹野良則役を担う日高が、「僕自身、これだけ長くドラマの現場に入らせていただくのも初めてなので、何も分からない状況から始まったんですけど、引っ張ってくださったり、休み時間の過ごし方や役としての距離の詰め方だったり、すごく関わりやすいと言いますか…」と、上から目線の発言に他の生徒から笑いが起こり、慌てて「すみません、こういう場が慣れていなくて」と、頭を下げる。すると磯村が、「日高くんはムードメーカーなんです!」とフォローを入れる。

 そのやりとりをニコニコして見ていた南から、「堀田さんもいつも現場にいらっしゃるだけで、すごく明るくなったり、穏やかに接してくださってありがたいです」と告白された堀田は、「私も、皆さんのキラキラした輝きとフレッシュさに、ちょっと若干まだ人見知りしていて…。借りてきた猫みたいな感じで、まだちっちゃくなっている気がするので、もっともっと皆さんとコミュニケーションを取っていけたらなと思っています」と心のうちを吐露した。

初の高校教師役、磯村勇斗&堀田真由「僕達はまだその星の校則を知らない」生徒たちから大絶賛!

 その流れで、磯村との共演について聞かれた堀田は、「一度ご一緒させていただいたことはあったんですけれども、その時は本当に短いシーンだったので、またご一緒できればいいなと思っていました。今回スクールロイヤーという白鳥さんを磯村さんが演じられると聞いた時、間違いなく説得力があって絶対いい作品になるだろうなという確信があったので、私もオファーを受けさせていただいたのですが、実際にご一緒させていただいたら、健治さんがすごく純粋で真っすぐで、どこか放っておけない危なっかしさみたいなものがある人物で、自分の抱えている感性に苦しさを感じていたりとか…。そういうのは、一筋縄のいかない表現だと思いますが、実際に隣にいてお芝居を見させていただきながら、目の動きや歩き方とか、手先などの細かなディティールにまでこだわられていて、魅了されています」と回想した。

 磯村も「健治の良き理解者として、ふと横を見れば幸田先生がいるみたいな。それぐらいいつも見守ってくださっているんですよね。その優しさや見守り方というのは、堀田さんにもそういう一面があるのではないかなと思います。現場が和むというか、明るくなるという堀田さんのパーソナルな部分がそのまま幸田先生にプラスして乗っかっている気がするので、いつもすごい迷惑をかけているなって感じで申し訳ないと思います」と感謝した。さらに、珠々がいつも「白鳥さん」と言って心配して探してくれることについて、「そんな人いないよなと思う時があるんですよね」と話し、珠々みたいな温かみのある堀田について、「そんなところが魅力的だし、お芝居していても楽しいです」と告白した。

 また、演じる健治という人物をどう捉えているかと問われると、「最初はつかみどころのない人だなと正直思いました。人とは違う感覚を持っているし、自分の世界がしっかりある人なので、そういうのをどう表現するか悩みました。弁護士ではあるけれど、いろいろなトラウマを抱えていて、学校が大嫌いというところとかさまざまな要素が多くて、彼をどの視点から包んであげればいいのかと今も悩んでいるんですけど、そんな部分が、ドラマを見ていくといつの間にか癖になっていくというか、一緒に見守っていきたいなと思ってもらえたらうれしいなと思いながら演じています」と説明した。その感覚について「止まらないお菓子のように、ついつい手が伸びて口に入れているような感覚。そんな最終話になっているのかなと思います」と、独特な表現をした。

 そして、それぞれが考える「このドラマの◯◯に注目」を発表していくコーナーへ。磯村は、健治が不安や怖いと感じたり、嫌なことがあると発する、本作オリジナルの造語「ムムス」を挙げ、堀田は珠々が大ファンである「宮沢賢治」が推しで、珠々のデスクが宮沢賢治一色ですごくかわいいとアピールした。

 次いで、「共学化」と答えた日高が、「とにかく表情に注目してください」と呼びかけると、他の生徒たちも「“ぼくほし”カラーの制服」(南)、「生徒一人一人の行動」(中野)、「生徒たちが見せるギャップ」(近藤)、「教室では見せない一面が見られる保健室」(北里)と、それぞれの注目ポイントを発表。さらに、「元々星が大好き」という月島が「天文ドーム」と答え、本作で偶然星が好きな女生徒役を演じることに「運命的な巡り合わせでした」と感激した。

初の高校教師役、磯村勇斗&堀田真由「僕達はまだその星の校則を知らない」生徒たちから大絶賛!

 その後、「キラリと輝く、あの人のスターな裏話」についてトークしていく。磯村が、クランクイン初日の模擬裁判の撮影で、稲垣が長ゼリフを完璧に演じてみせたことに触れ、「やっぱり稲垣さんってすごいなと。元々スターですが、より大スターという感じで、現場の士気も上がりました」と感嘆し、堀田は磯村を「“ムムス”Tシャツを作ってくださったり、現場にカフェを作ってくださったり、お芝居もさることながら座長としての現場の立ち振る舞いや男気がすごいです」と絶賛。

 日向は、自身の山場となる撮影前に落ち着かずに一人でいた際に、堀田が近くにいたことに「意図してか分かりませんが、すごく救われて安心感がありました」と感謝すると、堀田は「これまで学園ドラマで先生役の方々からそういう姿を見せていただいていたので、私も取り入れていきたいと思って」と、意図的にそばにいたことを明かした。越山は、泣かなければならいシーンで泣けなかった際、磯村から「悔しい感情とか泣くために必要な物だけを思い浮かべていればいいんだよ」と声を掛けられ、「その言葉をいただいた瞬間、ポロポロ涙が出始めた」と告白。これには磯村が「いやー覚えてないですね」と照れ隠しでとぼける。さらに、のせりんが、何度かNGを出した際に磯村が背中をポンポンしてくれたそうで、「生徒一人一人のケアまでしてくださって、スターですよね、カッコイイ」と言うと、磯村が再び「僕は覚えていないですね」とはぐらかす。

 菊地は彼氏役を演じる日向に「私が人見知りなんですが、明るく話しかけてくださったのでいい演技ができました」と感謝し、栄莉弥は胸に秘めた熱い思いを吐露しながら、バックの星を指差して「空にたくさんある星みたいな感じで皆さんがスターです!」と言うと、磯村は「そういうキャラだったんだね」とビックリ。生徒たちが「彼は熱いんです!」と笑顔でフォローした。

初の高校教師役、磯村勇斗&堀田真由「僕達はまだその星の校則を知らない」生徒たちから大絶賛!

 「星に願いをかけるなら、どんなお願いをしますか?」と聞かれると、「“ぼくほし”が成功しますように」と口をそろえた先生と生徒たち。最後に磯村から「僕は生徒のドラマでもあると思っていて、生徒一人一人の個性や真っすぐな目を見てほしいですし、生徒たちにはこのドラマをきっかけに羽ばたいてほしいなという思いが強くあります」とコメント。「校則や学校の問題、青春の叫びなどを白黒やイエスノーで分けてしまう世の中ですが、その間にはたくさんの色があるんだよというメッセージを受け取っていただけたらうれしいです」と呼びかけて、制作発表は終了した。

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