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「ジョフウ」松本大輝が演じる“全人類のヒモ”マルニの今後は「ギャップに注目して」2025/05/20

「ジョフウ」松本大輝が演じる“全人類のヒモ”マルニの今後は「ギャップに注目して」

 テレ東ほかで現在放送中のドラマ「ジョフウ ~女性に××××って必要ですか?~」は、ヤチナツさんの著書「真・女性に風俗って必要ですか?~女性用風俗店の裏方やったら人生いろいろ変わった件~」(新潮社)の実写ドラマ化。今、注目を集める女性用風俗店、通称「女風(ジョフウ)」のリアルを、裏方で働く主人公・藤崎アカリ(山崎紘菜)を軸に、明るく健やかに描くお仕事ヒューマンドラマだ。

 アカリが内勤として働く「パラディーソ」には個性豊かなセラピストたちが在籍。中でも、松本大輝さん演じるマルニには“全人類のヒモ”という強烈なキャッチフレーズが…。そんなマルニに感じる魅力や演じる上で意識していること、今後の見どころなどを松本さんに聞いた。

――まず、初めて本作の脚本を読んだ時にどのような印象を受けましたか?

「女性用風俗店の裏側がコミカルに分かりやすく描かれていて、どなたでも楽しめる作品だなと思いました。それまでジョフウについて何も知らなかった僕にとっては、“こういう世界もあるんだ!”と初めて知ることも多く、すごく面白かったです。次の話が気になるストーリー展開で、夢中で最後まで読み進めてしまいました」

――ご自身が演じるマルニの魅力をどういう部分に感じていますか?

「誰からも愛され、誰の懐にでも入っていけるところでしょうか。きっと、そこが“全人類のヒモ”というところにつながっているんですよね。お客さんだけでなく、アカリさんや店長(山崎樹範)、セラピスト陣に対しても距離感が近く、すぐに関係性を作れるところが一番の魅力かなと思います」

「ジョフウ」松本大輝が演じる“全人類のヒモ”マルニの今後は「ギャップに注目して」

――マルニは“全人類のヒモ”ということですが、そのキャラクターを表現するため意識的にやっていることがあれば教えてください。

「マルニは何かアクシデントが起きても“なんとかなるだろう”と楽観的に捉えられる人で、そのキャラクターを表現すべく、落ち着いたトーンでゆっくり話すことを意識しています。“ヒモ感”をどう見せるかは、監督と何度もご相談しながら作り上げていきました。ただ、マルニと僕自身の普段のテンションが比較的近いのと、クセが強くなくフラットな性格なので、自然と演じることができたかなと思っています」

――これまでもマルニの活躍が描かれてきましたが、松本さんお気に入りのシーンは?

「第5話でのタロ(藤林泰也)とのダブルセラピストもそうですが、施術シーンはどれも体を張って挑んだのでぜひ見ていただきたいです。中でも、第8話のマルニの施術シーンはすごくきれいに撮っていただいて、これまでとは違う雰囲気を感じてもらえるのかなと。普段のほんわかしているマルニとのギャップ、カッコ良さを楽しんでいただきたいです」

「ジョフウ」松本大輝が演じる“全人類のヒモ”マルニの今後は「ギャップに注目して」

――本作には個性豊かなセラピストの方々が登場しますが、松本さんの“推しキャラクター”を挙げていただくと…?

「僕はコスモさん(渋江譲二)です! 第7話でかのん(秋谷百音)と向き合うシーンは、特にコスモさんの人間味を感じられてグッときました…。実は娘をもつお父さんとは思えないくらい、いい意味ではじけていて面白くて、大好きなキャラクターです」

――本作の記者会見時など、和気あいあいとしたやりとりを繰り広げていた皆さん。現場の雰囲気はいかがでしたか?

「皆さん本当に優しく、気さくに話しかけてくださって感謝しています。撮影中、紘菜さんとヤマシゲさん(山崎樹範)がいつもコントのようにボケツッコミを繰り広げていて(笑)、もう見ているだけで楽しかったですね。セラピストでは、(別府)由来が同じ事務所で昔から知っている仲なのですが、ドラマでは今回が初共演で。出演決定時には『やっと同じ作品に出演できるね、頑張ろう』と話していました。僕の芸能界入りのきっかけになった、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの同期であるヤス(藤林)と共演できたのもうれしかったです」

「ジョフウ」松本大輝が演じる“全人類のヒモ”マルニの今後は「ギャップに注目して」

――現在もドラマ「六月のタイムマシン」(BS12 トゥエルビ)に並行して出演するなど、話題作に引っ張りだこの松本さんですが、演じる中で大切にしていることは?

「これはどの作品においてもそうなのですが、演じる中で相手の俳優さんに感情を伝えることができる、いいパスになるようなお芝居をすることです。当たり前のことですが、一方通行なお芝居ではなく、しっかりと現場でキャッチボールすることを大切にしています」

――最後に、店名「パラディーソ」は「楽園」を意味する単語ですが、松本さんにとっての「パラディーソ」は?

「お風呂につかっている時とサウナに入っている時です。体もそうですが、頭の中もリセットできる感覚があって。いろいろな銭湯に行ってみたり、日々のいいリフレッシュになっています。僕にとっての楽園です!」

「ジョフウ」松本大輝が演じる“全人類のヒモ”マルニの今後は「ギャップに注目して」

【プロフィール】
松本大輝(まつもと ひろき)

1999年3月29日生まれ。北海道出身。O型。近作はドラマ「ふったらどしゃぶり」(25年/MBSほか)、映画「遺書、公開。」(25年)など。現在、ドラマ「六月のタイムマシン」(BS12 トゥエルビ)にも出演中。

【番組情報】
ドラマチューズ!「ジョフウ ~女性に××××って必要ですか?~」

テレ東ほか
毎週火曜 深夜0:30~1:00
※5月20日は「世界卓球2025」により放送時間が変更になる可能性あり

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【締め切り】2025年6月17日(火)正午

取材・文/片岡聡恵 撮影/徳永徹



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