「どうする家康」眞栄田郷敦が武田勝頼、古田新太が足利義昭に決定2023/01/06
眞栄田郷敦と古田新太が、NHK総合ほかで1月8日にスタートする大河ドラマ「どうする家康」（日曜午後8：00、初回は15分拡大）に出演することが分かった。
松本潤が主演を務め、徳川家康を演じる「どうする家康」は、誰もが知る歴史上の有名人である家康の生涯を、新たな視点で描いた波瀾（はらん）万丈のエンターテインメント時代劇。脚本は、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、「相棒」シリーズ（テレビ朝日系）、「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズ（ともにフジテレビ系）などで知られる古沢良太氏が担当する。
眞栄田が演じるのは、武田信玄（阿部寛）の遺伝子を継ぐ若き猛将・武田勝頼。幼い頃から信玄に厳しく育てられた強靭（きょうじん）な体力と精神の持ち主だ。父の知略・軍略の才も受け継ぎ、武田家史上最大まで領地を広げる。三方ヶ原の戦いで壊滅的な打撃を負わせた徳川を、さらに追い詰めていく人物。
近年研究が進み、父に劣らぬ名将であったと評価が高まる勝頼を演じる眞栄田は「自分と重なる点も多いような気がします。新しい武田勝頼を表現していければ。夢のような共演者の方々ばかりで、吸収できることはすべて吸収して自分の血肉にしていければと思います」と意気込む。
物語については「時代劇なのに見やすく、入り込みやすい印象」と語り、大河ドラマ初出演となるが「時代物の撮影自体が初めての経験なので不安要素はたくさんありますが、また新たな経験をたくさんさせていただけると思うと、すごく楽しみです。一日一日、一分一秒を大事にしていきたいです」と語る。
また、「どの作品もすごく好き」という古沢作品の魅力に関しては、「話の緻密さや面白さはもちろん、個性的かつ魅力的なキャラクター、名ゼリフやセリフの応酬などがすごく印象的です。今回の脚本でもすてきなセリフをたくさんいただいてるので、どう表現していこうか自分でも楽しみです」と期待を寄せる。
そして、古田が扮（ふん）するのは、家康が初めて京に上った時に、謁見（えっけん）した室町幕府15代将軍・足利義昭。自分が将軍になるとは微塵も思っていない三河の田舎大名・家康にとって、はるか雲の上の人で、異次元の人物だ。明智光秀（酒向芳）を介して織田信長（岡田准一）と通じるが、後に2人は袂（たもと）を分かつことになる。
古田は「（足利義昭は）だめな人だったんだろうなと思います。嫌な感じの人が演じられたらなと思っています。何よりMJ（松本）さんとの共演が楽しみです」と話している。
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