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東京オリンピックの競技を解説【陸上/トラック短距離】オリンピックの花形! 男子400mリレー、磨き抜いたバトンパスで日本はメダルを目指す2021/07/14

「陸上/トラック短距離」写真:青木紘二/アフロスポーツ

 聖火が輝くメイン競技場で行われる陸上競技はオリンピックの花形であり、大会を代表する名選手、名場面を生み出してきた。1936年ベルリン大会の4冠王(男子100m、200m、400mリレー、走り幅跳び)のジェシー・オーエンス(アメリカ)、1952年ヘルシンキ大会で男子5000m、10000m、マラソンを制する偉業を達成したエミール・ザトペック(チェコスロバキア)、1984年ロサンゼルス大会でオーエンスと同種目で4冠に輝いたカール・ルイス(アメリカ)、2008年北京大会男子100m、200mで世界新記録(当時)をたたき出し、世界に衝撃を与えたウサイン・ボルト(ジャマイカ)。彼らの伝説は今後も語り継がれていく。

 陸上は、近代オリンピック第1回大会である1896年アテネ大会からの正式競技であり、アテネでは男子のみ12種目が行われた。その後、大会を重ねるごとに種目が追加され、1928年アムステルダム大会で初めて女子の5種目が採用。800mで人見絹江が銀メダルを獲得し、五輪女子陸上の初代メダリストに名を連ねた。それから93年を経た今大会では、男子24、女子23種目に、新種目男女混合リレーを加えた48種目が実施される。

 大きく分けてトラック、フィールド、ロードの各種目があり、トラックは競技場内・1周400mの走路を使って実施される。トラック種目の中で常に大きな話題を集めるのは男子100m。“人類最速”を決めるレースへの注目度は別格だ。北京大会から前回2016年リオデジャネイロ大会まで3連覇したボルトが引退し、今大会では4大会ぶりに新たな王者が誕生する。6月に世界歴代7位の9秒77をマークしたトレイボン・ブロメルらアメリカ勢がメダル争いをリードしそう。今季日本記録を更新し、日本人4人目の9秒台スプリンターになった山縣亮太、今季日本選手権で優勝した多田修平の健闘も期待される。男子200mはノア・ライルズらアメリカ勢が軸。400mは同じくアメリカ勢と、リオ大会金メダリストで世界記録保持者、ウェイド・バンニーキルク(南アフリカ)に注目だ。女子100m、200mはシェリー=アン・フレーザー=プライスエレイン・トンプソン=ヘラーらジャマイカ勢、400mは連覇が懸かるショーナ・ミラー=ウイボ(バハマ)がメダル候補。

 各国のスプリンター4人がバトンをつなぐリレーは、男女400m(4×100m)、1600m(4×400m)に、男女混合1600m(男女各2×400m)を加えた5種目でメダルが争われる。注目はやはり、男子400mリレー。日本はリオ大会で磨き抜いたバトンパスの技術で選手個々のタイム差を埋め、見事銀メダルに輝いた。東京オリンピックでもメダルをつかみ取れるか。男女混合は誰がどの区間を走ってもOKになっていて、各チームの戦略、オーダーが見どころになる。

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