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東京オリンピックの競技を解説【アーチェリー】韓国勢が強い中、日本は古川高晴はじめ2大会ぶりのメダルに期待2021/07/13

「アーチェリー/古川高晴」写真:長田洋平/アフロスポーツ

 離れた場所に置かれた的を狙って弓で矢を放ち、得点を競うアーチェリー。1900年パリ大会で正式競技になり、1920年アントワープ大会から正式競技から外されたが、1972年ミュンヘン大会で再び採用され、現在まで実施されている。標的までの距離は70m、標的の直径は122cm。中心近くに当たるほど得点が高く、最高の10点から、外側に向かって9点、8点…と低くなり、1点の外側は0点になる。

 種目数は男女個人、同団体に加え、今大会から新たに採用され混合団体の計五つ。男女の団体はチーム3人構成、混合団体は男女各1人が組んで争う。個人戦は男女64人ずつが出場し、1カ国(・地域)からは男女それぞれ最大3人まで出場可能。予選となるランキングラウンドと決勝トーナメントからなり、1人が72射を放ち、合計得点で順位が決定し、1位対64位、2位対63位…という具合にトーナメントの組み合わせも決まる。以降は1対1の勝ち抜き戦に。トーナメントは交互に射ち、1セット3射・30点満点で得点の高い選手に2ポイント、引き分けの場合はそれぞれに1ポイントが与えられる方式。6ポイント先取した選手が勝ち、5セット行って5ポイントで並んだ場合は、シュートオフ(タイブレーク)を行う。シュートオフは1人1射ずつ行い、より中央に近い矢を放った方が勝利する。1対1の対戦は、ランク下位の選手が予想外に得点を伸ばし、上位選手の焦りを誘う展開も起こる。そういう場面でも平常心を保ち、同じフォームで矢を放ち続けるメンタルの強さを備えていないと、勝ち進むことはできない。

 男女団体戦は、ランキングラウンドの結果でトーナメントを戦う12カ国及び対戦カードが決まる。トーナメントは1セットに3選手が各2射を行う。60点満点で得点の高いチームは2ポイント、同点の場合は両チームとも1ポイントを獲得し、5ポイント先取したチームが勝利。3セット行い、両チーム4ポイントで並んだ場合は、シュートオフで勝敗を決する。

 混合団体は16カ国が出場。ランキングラウンドの結果でトーナメントの組み合わせが決まるのは男女団体と同じで、対戦のレギュレーションも男女団体とほぼ同じだ。

 男女とも韓国勢が強く、前回リオデジャネイロ大会では4種目の金メダルを独占。東京オリンピックも各種目でメダル争いをリードするだろう。それを、男子はアメリカ、オーストラリア、フランスなど、女子は中国、ロシア、ドイツ、メキシコなどが追う図式だ。日本は、2012年のロンドン大会で古川高晴が男子個人銀メダル、女子団体で銅メダルを獲得。古川は5大会連続の五輪出場を決め、ロンドン団体銅メダルメンバーの早川漣も代表入り。男女とも2大会ぶりのメダルが期待される。

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