中島颯太、悩める就活生役で吉田鋼太郎と初共演「きんつくろい -金繕い-」2026/09/17 05:30

フジテレビ系では、10月8日に、吉田鋼太郎主演のスペシャルドラマ「きんつくろい -金繕い-」(午後10:00)を放送する。このたび、中島颯太(FANTASTICS)が、物語の鍵を握る大学生・守谷夏樹役で出演することが決定した。
本作は、サントリー×フジテレビ「ヤンシナ脚本家応援プロジェクト」第3弾として制作。過去にとらわれる家具職人と、未来に迷う青年が、割れた器を修復する「金継ぎ」とウイスキーを通して、少しずつ互いの心を動かしていく。挫折や迷いを抱えながらも、それらを力に変えて前へ進もうとする、世代を超えた“再生”の物語だ。
中島が演じる夏樹は、就職活動を前に自分の進む道を決めきれずにいる大学生。カメラを趣味にしているものの、まだ何者でもない自分に焦りを感じている。そんなある日、祖母・薫が大切にしていたウイスキーグラスを割ってしまい、「どうしても直してほしい」と、山奥のアトリエで家具の修理を請け負う柊恒一(吉田)のもとを訪れる。
夏樹の申し出をぶっきらぼうに断る柊だったが、夏樹がかつて大切に思っていた女性・薫の孫であり、割れたグラスが薫のものだと知る。夢をかなえたはずが、過去にとらわれて創作への情熱を失いかけている柊と、未来を前に立ち止まり、自分の進みたい道を探している夏樹。世代も境遇も異なる2人は、一つのグラスを金継ぎで修復する時間を通して、それぞれが抱えていた思いと向き合っていく。

本作で吉田と初共演を果たす中島は、「吉田鋼太郎さんとご一緒できると聞いて、うれしかったです」と喜び、「鋼太郎さんが演じる柊を想像しながら台本を読むと、“こういうシーンはきっとすてきになるだろうな”と思ったり、“ここは想像を超えてくるんだろうな”と感じたり、とてもワクワクします」と期待を寄せている。
また、夏樹と自身の共通点については「夏樹と同じように自分もカメラが大好きで、趣味でもある」と明かす。カメラを仕事にしていくのか、好きなままで終わらせるのかという夏樹の葛藤にも「すごく共感できました」といい、自身と重なる部分を感じながら役に向き合っているようだ。
さらに、過去の挫折や失敗を新たな力に変えた経験を聞かれると「この業界に入ったことが、まさにそうです」と回答。かつてプロサッカー選手を目指していたものの、中学生の時にドクターストップがかかり、サッカーができなくなったという。
夢を失いかけた時に音楽とLDHに救われた経験から、「同じように挫折や大変な思いをしている人へ歌を届けられる存在になりたいと思い、アーティストを目指しました。あの出来事がなければ、ここまで夢へ進む力はなかったと思います」と振り返る。新たな夢をかなえたことがサッカーの仕事や芝居にもつながったことで、「すべての夢につながっていると感じます」と自身の歩みを語っている。
最後に、「長い年月の中で抱えてきた思いや、悔しかったこと、楽しかったことのすべてが今につながり、より力強いパワーとなって前へ進んでいく、メッセージ性のある作品」と本作を紹介。「“もう一度頑張ってみよう”“これまでのことは間違いではなかった”と思っていただける作品だと思います」とメッセージを送っている。
中島は、祖母との思い出を守る優しさと同時に、迷いを持つ夏樹をどのように演じるのか。吉田と中島が世代を超えて紡ぐ関係性にも注目だ。
守谷夏樹役・中島颯太 コメント全文
──今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
「めちゃくちゃうれしかったです。昨年の『ドビュッシーが弾けるまで』にINIの尾崎匠海くんが出演していたことも知っていたので、この企画(ヤンシナ脚本家応援プロジェクトby SUNTORY)に参加させていただけることがすごくうれしくて、楽しみでした。元々、人間模様を描くヒューマンドラマが好きなので、台本を読む前からどのような作品になるのかワクワクしていました」
──台本を読んで、作品に持った印象をお聞かせください。
「僕自身、とにかく人が好きで、人の細かな愛や葛藤、不安、夢を描いた作品がすごく好きです。『きんつくろい -金繕い-』にも、それぞれが長い間抱えてきた思いや記憶を含め、人のすてきなところがたくさん描かれていると感じました。また、僕が演じる夏樹は、性格や趣味、夢など、自分と似ている部分も多く、台本を読んでいて面白かったです。大きな変化だけではなく、心情が少しずつ動いていくシーンがたくさんあるので、登場人物たちの細かな感情の動きを追うことも楽しかったです」
──ご自身が演じる守谷夏樹と似ている部分や、共感できる部分はありますか?
「柊さんに物おじせず、真っすぐに思いを伝えるところは似ていると思います。僕も先輩、後輩問わず、いろいろな人に話しかけに行きます。また、夏樹と同じように自分もカメラが大好きで、趣味でもあるので、カメラを仕事にしていきたいのか、好きなままで終わらせるのかという夏樹の葛藤も、すごく共感できました」
──吉田鋼太郎さんとの共演について、楽しみにしていることをお聞かせください。
「吉田鋼太郎さんとご一緒できると聞いて、うれしかったです。鋼太郎さんの人柄や面白さ、俳優としてしっかりと思いを伝える姿を拝見していて、尊敬する部分がたくさんあります。鋼太郎さんが演じる柊を想像しながら台本を読むと、“こういうシーンはきっとすてきになるだろうな”と思ったり、“ここは想像を超えてくるんだろうな”と感じたり、とてもワクワクします」
──今作では、過去の挫折や失敗と向き合う主人公の姿が描かれます。中島さんご自身は挫折や失敗を新たな力へ変えた経験はありますか?
「この業界に入ったことが、まさにそうです。ずっとプロのサッカー選手を目指していましたが、中学生の時にドクターストップがかかり、サッカーができなくなりました。夢をどうすればいいのか悩んだ時に音楽とLDHに救われたので、同じように挫折や大変な思いをしている人へ歌を届けられる存在になりたいと思い、アーティストを目指しました。あの出来事がなければ、ここまで夢へ進む力はなかったと思います。新しい夢をかなえたことで、サッカーのお仕事やお芝居にもつながり、すべての夢につながっていると感じます」
──演じる夏樹との共通点は“カメラ好き”。最近、写真に残しておきたいと思った瞬間はありましたか?
「先日、HIROさんとお食事に行かせていただいた時に、夢の話やたわいのない話までできる、すごくすてきな時間で、“この瞬間を写真に残したいな”と思いました。ただ、『写真を撮っていいですか?』と言い出せず、カメラを構えることもできなかったので、撮りたかったけれど撮れなかった一瞬です。いつか一緒にツーショットを撮れたらうれしいです」
──放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いいたします。
「この作品は、長い年月の中で抱えてきた思いや、悔しかったこと、楽しかったことのすべてが今につながり、より力強いパワーとなって前へ進んでいく、メッセージ性のある作品です。20代の方はもちろん、どの世代の方にも、“もう一度頑張ってみよう”“これまでのことは間違いではなかった”と思っていただける作品だと思います。僕自身もこの作品からパワーをもらいながら、撮影に臨みたいです」
あらすじ
世界的な評価を得ながらも創作への情熱を失い、山奥のアトリエで家具の修理を請け負いながら孤独に暮らす職人・柊恒一(吉田)。ある日、就職活動中の大学生・守谷夏樹(中島)が、「祖母の大切なものを壊してしまった」と、割れたウイスキーグラスを持って訪ねてくる。
一度は追い返そうとする柊だったが、夏樹の祖母・薫が、かつて本心を伝えられないまま別れた幼なじみだと気付く。そのグラスは、柊が若き日にイタリアへ旅立つ前、「帰国したら一緒に飲もう」と薫と交わした約束の品だったのだ。「元通りにならなくても、傷ごときれいにしてほしい」──夏樹の真っすぐな言葉に動かされ、柊はグラスを金継ぎで修復することを決意する。
割れたグラスの欠片を丁寧につなぎ合わせる時間を通して、過去にとらわれ新作を作れずにいる柊と、カメラを仕事にするか迷う夏樹は、世代を超えて少しずつ心を通わせていく。やがて、柊と薫の間にあった40年前の約束と、ある真実が明らかになる。戻らない時間や壊れてしまった関係を抱えた彼らは、それぞれの人生をどのようにつなぎ直していくのか。
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