“ナース版・大門未知子”が主人公に 松下奈緒主演「アナログナース」10.22スタート2026/09/04 05:30

テレビ朝日系では、10月22日より松下奈緒主演の「アナログナース~デジタルってなんなんだよ!?~」(木曜午後9:00、初回6分拡大スペシャル)を木曜ドラマ枠で放送することを発表した。
本作は、テレビ朝日系木曜ドラマ枠で放送された「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」「ザ・トラベルナース」の世界線が交差。3部作の集大成として描かれる医療ドラマで、脚本は前2作を執筆した中園ミホ氏が書き下ろし、前2作で中園とタッグを組んだテレビ朝日エグゼクティブプロデューサー・内山聖子氏と再び手を組む。

実は、今作で主演の松下が演じる那須田灯は、「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シーズン7(2021年)の第5話に登場したフリーランスのナースで、“ナース版・大門未知子”と称された人物。この時は1話限りの登場で、多くの謎を残したまま風のごとく去っていったが、ついに主人公としてその全貌が明かされる時が来た。
そんな灯の信条は、「便利さは人を退化させる」。AIの進化など、デジタルの進化が目覚ましい現代において、医療の現場でもその波は大きくなっている。国の強力な後押しのもとDX化(デジタルトランスフォーメーション)が急速に進み、電子カルテやAIによる診断支援が導入され、自動化と効率化が当たり前になっているのだ。そんな時代の流れに逆らう人物こそ、灯だ。五感を駆使し、アナログの力でデジタル時代の盲点を暴いていく灯は、新時代の“医療革命ドラマ”の主人公にふさわしい“アナログナース”。最新機器や電子カルテの情報だけに頼らず、患者の小さな変化や自ら気付いたことをノートに書き記し、「触れる・見る・聴く・嗅ぐ」などの五感と、自ら考える力、直感を頼りに患者一人一人に向き合っている。
そんな灯が派遣されたのは、大変革の時を迎える大病院・百井メディカルセンター。ここでも灯は、「給料は現金払いで」と申し出るほど、アナログぶりを発揮。DX化が推し進められる病院内で自分の信じる道を突き進み、AIやデータだけでは捉えきれない“命のサイン”を見つけ出す。そして、効率の波に取り残された人たちを、アナログの力で救うべく挑んでいくこととなる。

「5年前に『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』にゲストで呼んでいただいた時に生まれたキャラクターを今回、深く掘り下げていただけるということで、私もまだ知らない灯に出会えることが楽しみです」と撮影への意欲を見せる松下。演じる灯を「マイルールのもと“アナログ”で突き進みますが、そこに揺るがないものが必ずあるので、そういう生き方ってかっこいいなと思いながら読み進めています」と感じていると語り、「シンプルに那須田灯が私は好きです!」と断言する。
松下自身もアナログ派で、「結局手書きに戻ったり、脚本も本で読みたいので……。自分で苦労して何か答えを見つけ出すということが、何かにつながっていくのかなと思っています」と灯への共感を持つ。そして、「アナログVSデジタル……これはもう、この時代、そしてこの先の未来もずっと対立していくものなのかもしれません。それぞれの良さがある中で、医療という人の命を預かる現場で、何が正しくて何が真実なのか? 灯を通して考えるきっかけになればいいなと思います」と、本作ならではのメッセージを送った。
脚本家の中園氏は、“アナログ”をテーマにした理由を「ある80代の女性が店員や他のお客さんに迷惑をかけまいと一念発起し、紙の入門書をめくりながら必死にタッチ決済の使い方を勉強されたそうです。そして緊張しながらコンビニのレジでスマホを差し出したものの、運悪く充電が切れていて買い物ができず、家へトボトボ引き返す途中に涙があふれた……。そのお話を聞いて、『アナログナース』」の企画を思い付きました」と説明。続けて、「患者の顔をしっかり見つめ、不安な時にはそっと手を握ってくれる。心細い患者の気持ちに寄り添える那須田灯のような看護師さんが、どこかにいてほしいと願わずにいられません」との思いも明かしており、そんな願いがブレることのないナース・那須田灯というキャラクターの誕生につながったようだ。
さらに、プロデューサーの秋山貴人氏も「進化についていくのが正しいのか、古いままではダメなのか? AIが進化すればするほど、逆に際立っていく“人間にしかできないこと”とは何か? 時代のモヤモヤを、松下奈緒さん演じる看護師・那須田灯が、痛快に晴らします」と松下演じる灯の活躍に期待を寄せる。
今、若い世代の間では、インスタントカメラやシール帳がはやるなどのアナログ回帰もトレンドとされている。人の心のどこかにある“アナログだからこその温かみ”がこの作品から伝わってくることを期待したい。
主演・脚本・プロデューサー コメント全文

■那須田灯役・松下奈緒
──オファーを受けた際の率直なお気持ちをお聞かせください。
「とてもうれしかったです! 5年前に『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』にゲストで呼んでいただいた時に生まれたキャラクターを今回、深く掘り下げていただけるということで、私もまだ知らない灯に出会えることが楽しみですし、スタッフの皆さんとも再会できることもとても楽しみです」
──脚本を読んだ感想を教えてください。また、那須田灯をどう演じていきたいですか? 役の魅力と併せて教えてください。
「中園さんの脚本は、“女性ヒーロー”が世の中の問題にうまく切り込んでいく姿が巧みに描かれていて、誰も声を大にして言えなかった思いも、灯というキャラクターを通して強く感じられました。灯は自分のマイルールのもと“アナログ”で突き進みますが、そこに揺るがないものが必ずあるので、そういう生き方ってかっこいいなと思いながら読み進めています。シンプルに那須田灯が私は好きです!」
──「ドクターX」シーズン7にゲストとして登場して以来5年ぶりに、主人公として灯を演じられますが、楽しみにしていることはありますか?
「手術シーンは楽しみでもあり、ちょっと不安でもあります。『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』の際もかなり医療練習しましたし、大門先生とコンビを組んでいたので、機械出しの練習も一緒にさせていただきました。とても緊張しましたが、オペ看を演じる責任の大きさやフリーランス看護師の置かれた状況など意識が芽生えましたし、その時の気持ちを今もすごく覚えています。そんな手術シーンにまた挑めるのは、不安もありつつとても楽しみです。また、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』の1話分だけでは語り尽くせなかった灯という人物について、今作では脚本が進むごとにどんどん膨らんで立体的になっていきます。最初に抱いた灯の印象を大事にしながら、これから那須田灯という人生を一生懸命に生きていこうと思っています」
──デジタル化が進む便利な世の中で、考えることや五感を使う大切さも描かれる本作。その中で灯が訴える「人間はアナログです」というメッセージを松下さんはどう受け止めていますか?
「『なるほどな』と思いました。完璧な人間じゃないからこそチャーミングに見えたり、人間味があるからこそいいなと感じたりすると思いますし、同時にAIに頼ることは便利であっても使い方を間違えると怖さもあります。この便利な時代に、アナログで生き、昔の古き良きものを愛する灯を通して、血が通った体温を感じられることの良さを、見てくださる方にもちょっと感じていただけるといいなと思います。実は私自身もアナログ派で、結局手書きに戻ったり、脚本も本で読みたいので……。自分で苦労して何か答えを見つけ出すということが、何かに繋がっていくのかなと思っています」
──視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。
「アナログVSデジタル……これはもう、この時代、そしてこの先の未来もずっと対立していくものなのかもしれません。それぞれの良さがある中で、医療という人の命を預かる現場で、何が正しくて何が真実なのか? 灯を通して考えるきっかけになればいいなと思います。とても緩急のある見応えたっぷりのストーリーになっていますので、ぜひ木曜の夜を楽しみにしていてください」
■脚本・中園ミホ
那須田灯は「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」のゲストとして登場した時から反響が大きく、再び、松下奈緒さんに演じていただけることに、胸を高鳴らせています。
ある80代の女性が店員やほかのお客さんに迷惑をかけまいと一念発起し、紙の入門書をめくりながら必死にタッチ決済の使い方を勉強されたそうです。そして緊張しながらコンビニのレジでスマホを差し出したものの、運悪く充電が切れていて買い物ができず、家へトボトボ引き返す途中に涙があふれた……。そのお話を聞いて、「アナログナース」の企画を思い付きました。
世の中はおそろしいぼどのスピードでデジタル化が進み、便利になっていきます。しかし、取り残されていく人たちの不安や切なさは、AIには分からないでしょう。医療の現場もデジタル化が急速に浸透していますが、もし自分の命までデジタルに一括管理されるような病院があるとしたら、私ならかかりたくありません。患者の顔をしっかり見つめ、不安な時にはそっと手を握ってくれる。心細い患者の気持ちに寄り添える那須田灯のような看護師さんが、どこかにいてほしいと願わずにいられません。なぜなら、人間はアナログだからです。
■プロデューサー・秋山貴人
いま、「AI」の二文字を聞かない日はありません。そんな大AI時代のど真ん中に、スマホの代わりに公衆電話を使い、電気がない状況でも、必ず命を救うナースが誕生します!
紡ぐのは、数々の人気医療ドラマを世に送り出してきた中園ミホさんによる、まったく新しい物語。進化についていくのが正しいのか、古いままではダメなのか? AIが進化すればするほど、逆に際立っていく“人間にしかできないこと”とは何か? 時代のモヤモヤを、松下奈緒さん演じる看護師・那須田灯が、痛快に晴らします。アナログナース、ご期待ください!
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