「キスは捜査のあとで」齋藤璃佑、憧れの”オーズ”渡部秀とのラブストーリーに感無量2026/07/21 19:30

渡部秀と齋藤璃佑がダブル主演するドラマ「キスは捜査のあとで」(日曜深夜0:10、関西ローカル、初回のみ深夜0:35)が、ABCテレビで7月26日にスタートする。放送に先駆け、制作発表記者会見が行われ、両名が登壇した。
本作は、発行部数15万部を突破した、すう氏による同名人気BLコミックの実写ドラマ化。昭和生まれの人情派刑事・多古井平助(渡部)と、毒舌なエリート後輩・塩野秀(齋藤)が、密室の取調室で起きた“大事件”をきっかけに走り出すノンストップ・ラブコメディーだ。

作品の見どころについて、渡部は物語の重要な起点となる第1巻表紙のキスシーンを挙げ、「撮影当日も印象的に描けるように監督含め、みんなで考えて作りました」と自信をのぞかせる。一方の齋藤は、「ラブストーリーでありつつコメディー要素も満載です。作中では“壁ドン”や“足ドン”にも挑戦しました」と語り、足ドンでは「気合が入りすぎて、1発目に建物が揺れてしまいました」とハプニングを明かした。受ける側の渡部も「足ドンはなかなか経験がないので新鮮で、すごくドキッとしました」と笑顔で語った。

初共演となる2人だが、実は齋藤は幼少期に渡部が主演した「仮面ライダーオーズ/OOO」(テレビ朝日系/2010年)の大ファン。出演発表後、友人たちから「俺たちの青春だぞ!」と大きな反響があったことを振り返り、「ずっと見ていた憧れの方と、まさかラブストーリーで共演できるとは思いませんでした」と感無量の様子を見せた。
13歳差の2人だが、渡部は「初対面から1か月ほどたち、お芝居のリズムや人となりへの理解が深まりました」とし、「璃佑くんが呼び方を“秀さん”から“秀くん”に変えてくれたのも、距離が縮まったと感じられてうれしかったです」と目を細める。
会見中盤の「内部告発」企画では、現場スタッフから寄せられた密告に対し、2人が謝罪会見さながらに“密告”の真相を語る展開となった。
まず「キスシーンで勢いのあまり……」という告発には齋藤が挙手し、「頭をガッとつかむ際に、背中のところがバリッと鳴ってスーツが破けてしまいました」と事件の真相を告白した。そのまま破けた衣装で撮影を続行したものの、「今もまだ破けているかもしれません」と渡部に衣装をチェックされる場面もあった。
続いて「カメに嫌われる」という告発には渡部が、「劇中に登場するカメの“かめきち”ですが、僕にだけ爪を立てて暴れ、全く懐いてくれませんでした。実際に爬虫(はちゅう)類を飼っているんですけど、なぜかカメにはめちゃくちゃ嫌われていました」と悔しさを吐露した。「ゴム手袋を着用するかどうか、会議があったほどです」と現場での苦労を語る一方で、「本番ではピタッとおとなしくなってくれて、さすがプロのカメでした」と苦笑交じりにたたえた。


さらに、「警察官なのに手錠がかけられない」という告発には齋藤が平謝り。「屋外の暑い現場で、手錠がスムーズにかからず何度もNGを連発してしまいました」と打ち明けた。警察官役が3作連続となる齋藤だが、「渡部さんは一発できれいに決めるのに……。ちゃんと練習します」とへこむ場面も。名誉挽回のため、会見場で渡部に手錠をかける実演を行うと、見事に一発で成功。齋藤は「無事に1回で成功して良かったです」と安堵(あんど)の表情を見せた。

また、お互いの胸キュンポイントとして、渡部は齋藤の「二刀流」な部分を挙げ、「セリフ量がただでさえ多いのに、現場の空き時間にパソコンを開いて大学の課題やテスト勉強に励んでいるんです。知的な側面と、学業と仕事を両立して頑張っている璃佑くんを見ると、かっこよくてキュンとします」と絶賛。
一方の齋藤は「撮影のあとで」とフリップに掲げ、「1日中撮影をしたあと、先に帰られた渡部さんが暑い現場へわざわざ戻ってきて、僕たちやスタッフの分までアイスを買って届けてくださったんです。そのスマートな優しさに胸がキュンとしました」と裏話を披露。グレープやマスカットなど、夏にぴったりのさっぱり系アイスを選んだ渡部のセンスの良さにも感動していた。

共に秋田県出身である2人は、地元の方言を交えたやりとりも披露した。「大仕事が終わったら二人で秋田の日本酒を飲みたいです」と語る渡部に、齋藤も「撮影が終わったら、食べたいものを食べて、飲みたいものを飲んでゆっくりしたいです」と同調。その後は、「むくみ」などの方言特有のニュアンスについて話に花を咲かせるなど、息の合った掛け合いで会場を沸かせた。

記者からの質疑応答では、お互いのリスペクトや意外な素顔にスポットが当てられた。初共演で互いに「すごい」と感じたところを問われると、渡部は「干支が一周以上違うのに、とにかく落ち着いているし、台本に対して真摯(しんし)。自分が22歳の頃にはここまでできなかったので尊敬します」と齋藤の姿勢に敬意を示す。対する齋藤も「長年、第一線で活躍されているので、お芝居が常に安定していて頼もしいです。主演として現場の素晴らしい空気感を作ってくださるので、毎日楽しく撮影できています」と厚い信頼を口にした。
また、役にちなみ、渡部に“昭和気質”を感じるかという質問には、齋藤が「はやりの曲なども意外と知っているのですが、人物名をあえて挙げてみたら全然覚えられなくて。そこは少し昭和っぽいなと思いました。言葉を選ばずに言うと、おじさんだなって(笑)」と暴露し、会場を笑わせた。これに対し渡部は「一応、平成生まれなんですけどね」と笑いながら応じると、狭い室内で並んで撮影する際に齋藤が足を向けてリラックスして寝ているエピソードを明かし、「それくらい遠慮せず、仲良く接してくれるのがうれしいです」と相思相愛の仲の良さをうかがわせた。

最後に、齋藤は「SNSを通じて楽しみにしてくださっている皆さんの熱気を感じています。原作ファンの方はもちろん、初めて見る方や全世界に向けて僕たちのラブコメを届けていきたいです」と意気込みを語った。渡部も「この夏一番のラブストーリーをお見せしたいという思いは変わっていません。皆さまにすてきな作品をお届けできるよう、最後まで気を抜かず頑張っていきますので、オンエアや配信を楽しみにしていてください」と力強く語りかけ、会見を締めくくった。
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