原菜乃華「もうパパ!」でGP帯連ドラ初主演 朝ドラ後初ドラマ脚本の吉田恵里香氏が描く2026/07/10 05:00

原菜乃華が、テレビ朝日系で今秋スタートする新ドラマ「もうパパ!」(日曜午後10:15=ABCテレビ制作)で、主演を務めることが決定した。
本作は、「恋せぬふたり」(NHK総合ほか)で第40回向田邦子賞を受賞し、連続テレビ小説「虎に翼」(同系)など数々のヒット作を手掛けた吉田恵里香氏が、朝ドラ後初めて執筆する完全オリジナルのヒューマンファミリードラマ。動画配信でバズったことをきっかけに、“家族の幸せな日常”を切り売りして再生数を稼ぐ父親と、そんな父親に無自覚にコントロールされながらも本音が言えない娘のリアルな衝突と再生を、令和のSNS社会の光と影を通して描き出す。
GP(ゴールデン・プライム)帯連続ドラマ初主演となる原が演じるのは、主人公の大学生・多良山紀子。彼女は小学生の頃、不登校になった自身を笑顔にしようとパパが動画サイト「ユーチューン」で配信を始めたところ、「もうパパ!」と怒る姿が大バズり。ネットミームとなり、「タラちゃんねる」の“怒りんぼ紀子ちゃん”として広く知られる存在に。以降10年間にわたり、パパと掲げた“チャンネル登録者数100万人”という家族の夢を目標に、活動を続けてきた。
しかし、「親の承認欲求」や「キャラを演じる息苦しさ」など、SNSに潜む問題が大学生になった紀子の人生を直撃する。パパが紀子のある出来事を動画のネタにしようとしたことで、「タラちゃんねるを続けたら、本当にパパが嫌いになっちゃう」という内に秘めた本音がはじけ、多良山家崩壊のカウントダウンが始まる。かつて自分を救ってくれたパパの愛情が足かせとなる中、「私の人生を歩みたい」と葛藤する娘の切実な思いを、原が豊かな表現力で鮮やかに体現する。

オファーを受けた際、原は「6歳でデビューしてたくさんオーディションを受けて結果が出ないことが続いたので、いまだにテレビに自分が映っているだけで“うそだ〜”ってなります(笑)」と素直な心境を明かしつつ、「脚本が面白くて絶対にやりたいと思いました。主演に見合った表現をしないといけないと意気込んで、日々撮影しています」と気合十分。役柄については「明るくて協調性がありますが、自分の見られ方に敏感な子。自分がどうしたいのかよりも、パパの思うことや理想像に縛られているのかなと考え、演じています」と語る。
一方、4〜5年前からこの企画を温めていたという脚本の吉田氏は「動画配信者が作品に出てくるとネガティブに描かれることが多い印象でしたが、本作では一面的には書きたくない。悪いものでもなく良いものでもなく、人の営み・生活の一部として描きたい」と作品への深い思いを明かす。原の起用についても「作品に合わせて、どんな役も的確に演じられている素晴らしい役者さんだなと。性格のグラデーションを丁寧に表現できる方だったらいいなと思っていたので、とてもうれしい」と絶大な信頼を寄せている。
さらに、未発表の父親役について原は「約13年前の子役時代に共演させていただいていたんです。変わらず、すてきで本当にパパのように接してくださり、リラックスして現場に臨めています」と話し、吉田氏も「絶対すてきに演じてくださるという確信があったので、脚本を書き直した部分もある」と明かすなど、配役への期待も高まる。
また、TVerでは番組ページが開設され、原と吉田氏が作品を語る「スペシャルインタビュー映像」も公開中だ。
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