「豊臣兄弟!」[Alexandros]磯部寛之が初ドラマで重要キャラに大抜てき! 和田正人らも出演2026/03/08 13:00
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磯部寛之([Alexandros])、和田正人、マギー、味方良介、阿部亮平、伊礼彼方、池内万作が、NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜午後8:00ほか)に出演することが分かった。磯部はドラマ初出演にして大河ドラマの重要な役を担う。味方、伊礼も大河ドラマ初出演となる。
仲野太賀が主演を務める大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代の真っただ中、強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の物語。夢と希望の下剋上サクセスストーリーだ。主人公は天下人の弟・豊臣秀長。歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントとなっている。脚本は連続テレビ小説「おちょやん」(20年)などを手がけた八津弘幸氏が担当している。
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ロックバンド[Alexandros]のベーシストとして活動する磯部が演じるのは、土佐(現在の高知県)の戦国武将・長宗我部元親。元は信長と同盟を結んでいたが、やがて四国の有力な大名となり、織田氏と対立。秀長と秀吉は、のちに元親と大戦を構えることになる。
磯部は、「普段はバンドでベースを弾いておりますが、この度は大変稀有(けう)なご縁をいただき誠に光栄に思っております。長宗我部元親を演じさせていただくことを知った時は正直申し上げて、スカイダイビングでセスナ機から飛び降りた際、その標高が高すぎて(4000mでした)逆に怖さをあまり感じなかったことを思い出しました。現実味が湧かないと申しますか」と独特の表現でオファーを受けた心境を打ち明ける。
さらに「その後改めて長宗我部元親及び彼を取り巻く戦国〜安土桃山時代の勉強をし、日を追うごとにこの歴史の重要な一部を担うことの現実味をかみ締め、日々向き合っております。オファーをいただいた直後に高知県へ赴き、長宗我部元親のお墓参りをし、ごあいさつもさせていただきました。土佐のコンビニエンスストアに長宗我部元親ライターが売られているのを発見した際には、改めて彼の人気を肌で感じ、身が引き締まる思いでした」と役作りへの真摯な姿勢を見せた。
撮影に入ってみての感想を聞くと、「元々昔から撮影の裏側等を映したメーキング映像を見るのが好きなので、セットに入った時はその精巧さや、スタジオ内にも関わらず、真昼間を再現する照明など、裏まで入って隅々見て回りたいくらい興奮しました」と目を輝かせる。一方で「月並みに聞こえてしまうかもしれませんが、想像通りのアウトプットをすることの難しさを改めて感じました。これは音楽をやっていても同じなのですが、こう弾いたつもりなのに後から聴くとそう聴こえない……、といった誤差を、音楽の世界では15年のキャリアの中で日々埋めていっておりますが、お芝居となると当然また一からな訳でして。なかなか悔しい思いです。悔しいですが、幸せです」と新たな挑戦への率直な思いを述べた。
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和田が扮(ふん)するのは、堺の豪商・今井宗久。商人たちによる自治組織・会合衆の一人で、信長をはじめ戦国大名と深い関わりを持つ。茶人としても知られ、千利休、津田宗及とともに茶の湯の三大宗匠と称される人物だ。和田は「おんな城主 直虎」(17年)、「いだてん〜東京オリムピック噺〜」(19年)に続く大河ドラマ出演となる。
和田は、「『豊臣兄弟!』の制作が発表された際『これは期待値の高い大河ドラマがきたぞ』と、視聴者として楽しみにしておりましたが、のちに出演が決まると、そんなのんきな気分は何処へ。『楽しみを返せ』と言わんばかりの、重圧だけがのしかかる日々を過ごしております。戦国の世を先見の明と見事な渡世術で出世していく今井宗久を見習い、偉い人たちに頭を下げつつ、与えられた役割を全うして行きたく思います」とユーモアを交えて意気込みを伝えた。
撮影の感想を尋ねると、「茶道の所作の中でも、帛紗さばきに茶の湯の熟練度が現れると考え、撮影前には何処へ行く時も必ず帛紗を持ち歩き、ひたすら練習を重ねて参りました。いざ撮影に入って所作を披露したものの、そこはカメラで押さえてもらえず。茶の湯の世界と同じく、大河ドラマの世界の奥深さを痛感しました。まだまだ先は長いので、何処かで必ず絵に残せる所作を披露したく思います」と悔しさをにじませた。
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マギーは、堺の豪商で茶人の津田宗及役。上洛した信長は、会合衆に多額の矢銭(軍用金)を要求。会合衆の中心人物であった宗及は対応を迫られる役どころだ。マギーは「元禄繚乱」(99年)以来の大河ドラマ出演となる。
マギーは、「マネジャーから『「豊臣兄弟!」で茶人の〜』と聞いた時は、2人が立ち寄るお茶屋の主人の役かなぁと思ったら、なんと堺の豪商、時代を暗躍する大物茶人、津田宗及役とは! 撮影では持ち前の小物感が出ないよう、衣装スタッフの力も借りて、あらん限りの貫禄を絞り出しました。歴史をひもとけば、終盤まで出る可能性もある? 私自身はその機会を待ち望んでおります」と期待を込めた。
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味方が務めるのは、室町幕府の将軍に仕えた奉公衆・三淵藤英。側近として、義昭の将軍職就任のために奔走し、義昭と信長の関係が悪化していく中、義昭に献身的に仕える役どころだ。大河ドラマ初出演となる味方は、「幼い頃から見てきた大河ドラマの世界に出演することは、映像作品に携わるようになってから抱いてきた目標の一つでもあり、大変ありがたく感じました。三淵藤英には『主君第一』という印象があり、将軍という存在を信じてまい進する人物だと受け止めています。その姿勢を、『豊臣兄弟!』の世界観の中で丁寧に表現できればという思いで臨みました」と役柄への理解を示す。
撮影を振り返り、「史料が多く残されている人物ではないため、台本を軸にしながら、時代背景や当時の状況、立場を踏まえて人物像を組み立てていきました。撮影期間は限られていましたが、学生時代からの友人が主演を務める作品の現場に立ち、その姿を近くで見られたことは印象に残っています。貴重な経験をさせていただいたと感じています」と主演・仲野との縁に触れた。
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阿部が扮(ふん)するのは、近畿で一大勢力を誇った三好氏の重臣・三好三人衆の一人である石成友通。松永久秀とは深い因縁があり、信長が上洛すると激しく抵抗する役どころだ。阿部は「八重の桜」(13年)、「花燃ゆ」(15年)、「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(25年)に続く大河ドラマ出演となる。
阿部は、「2年連続で大河ドラマに出演させていただくことになり、とても驚いたと共に、今回は初めて挑む戦国時代作品ということで、どんな役を演じられるのかとても期待が膨らみました!」と喜びを表現する。
撮影での印象を聞くと、「今作では私自身初めて馬に乗るシーンがあるということになり、まずは馬に乗る練習からとなりました。見ているのと違い、実際に馬に乗ってみるとこんなにも難しいのかと。練習初日の後には、お尻の痛さと、足の筋肉痛にひどく襲われたのを今でも覚えています。けれどそれと同時に、馬に乗るのが慣れてくるとこんなにも楽しいんだと感じました」と初めての乗馬体験を振り返った。
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伊礼が担当するのは、浅井長政の重臣・遠藤直経。長政が市をめとって信長と同盟を結んだことを快く思っておらず、長政の父・久政とともに織田を排除すべく動く役どころだ。
大河ドラマ初出演となる伊礼は、「朝ドラ『らんまん』を経験して以来すっかり映像芝居の面白さに魅了され、映像へのシフトチェンジを試みている時に、まさか飛び込んできた念願の大河ドラマ出演。一気に夢がかないました。これほどうれしいものはありません」と喜びをあらわにした。
撮影現場では、「舞台での時代劇経験はあるのでさほど苦労しないと思っていましたが、甲冑(かっちゅう)と鎧兜(よろいかぶと)の息苦しさにはびっくりしました。武士はこれで戦っていたのかと想像するだけで頭が下がります。乗馬の稽古もさせていただき、初体験のことも多々ありましたが、細かいところは所作の先生のご指導、共演シーンでは榎木孝明さんが歴史に基づいたアドバイス等をくださり意味を深めることができました。演技以外にもたくさんのことを学ばせていただけた撮影現場です。感謝の気持ちでいっぱいです」と充実した日々を振り返った。
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池内が演じるのは、越前の戦国大名・朝倉氏の一門である朝倉景鏡。義景の従弟で、織田信長を警戒し、越前を守るべく浅井長政に働きかける役どころだ。池内は「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」(02年)、「龍馬伝」(10年)、「青天を衝け」(21年)、「どうする家康」(23年)に続く大河ドラマ出演となる。
池内は、「朝倉景鏡は世間では『卑劣な裏切り者』のような印象を持たれているようですが、そこがなんとも『面白そう』だと思いました」と役柄への興味を示す。
撮影での感想を尋ねると、「戦国時代の武士はどのような倫理観や死生観を持っていたのだろうか、それは今の自分たちとはまるで異なるものなのか、やはり人間っていつの時代も変わらないと思うのか。そんなことを考えていたような気がします。あと久しぶりに着た甲冑が重かった(笑)」とユーモアを交えて話した。
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